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 不登校の増加、いじめ自殺の頻発から、ゆとり教育の是非、教育基本法改正に至るまで、盛んに議論される教育問題。しかし議論の多くは、「自分の若い頃はなんとか問題を乗り越えていたが今はダメになった」式の経験談に終始しているようにも見えます。実際には、青少年はどのように変化しているのか、あるいは、していないのか?様々な分野の専門家が、リアルな教育論を展開する5つのトークセッション。人と人とが直接出会う場としての劇場は、〈コミュニケーションの学校〉です。
 教育に関心のある全ての皆さん、今こそ劇場へ!
 
聴 講 料   各回500円
   
  5月5日(土)13:30 静岡芸術劇場

メディアによって作られた虚構の教育論を超えて、いまどきの10代のリアルな姿に迫る。

宮台 真司 社会学者
香山 リカ 精神科医
宮城  聰 SPAC芸術総監督
     
  5月20日(日)11:00 舞台芸術公園 屋内ホール「楕円堂」
美術・音楽・演劇といった芸術的な表現の技能を体験する〈表現教育〉の可能性を検証する。

熊谷 保宏 日本大学芸術学部演劇学科助教授
久保田 翠 クリエイティブサポートLet's代表
松尾子水樹 STスポット横浜アート教育事業部
大岡  淳 SPAC文芸部・評論家
     
  6月3日(日)11:00 静岡芸術劇場

活躍するクリエーターは、いかにしてその才能を伸ばし、プロとして自立したかを探る。

塚本 晋也 映画監督
柳下毅一郎 映画評論家
宮城  聰 SPAC芸術総監督
     
  6月10日(日)11:00 舞台芸術公園 稽古場棟「BOXシアター」

フィールドでの集団プレーと高い身体能力を要求されるサッカー。サッカー指導者が語るいまの若者の身体。

膳亀 信行 静岡高校サッカー部監督
綾部美知枝 静岡市生活文化局文化スポーツ部
宮城  聰 SPAC芸術総監督
     
  6月30日(土)13:00 静岡芸術劇場

これからの日本で、芸術・文化が果たしうる社会的役割とは何かを語る。

鈴木 忠志 演出家
別役  実 劇作家
菅  孝行 SPAC文芸部・評論家