2013年6月24日

クロード・レジ演出×SPAC出演 『室内』 舞台写真&トーク映像公開!

Filed under: 『室内』2013

ふじのくに⇄せかい演劇祭2013の『室内』公演が昨日をもって無事に幕を閉じました。
ご来場くださいましたお客様にはあらためて御礼申し上げます。
予約開始とともにあっという間に完売となってしまった本公演。
客席数の関係上、ご覧いただけないお客様が多数出てしまったこと、お詫び申し上げます。

ここで、舞台写真と公演最終日のみ開催いたしました、
クロード・レジさんのトーク映像を公開いたします。
ぜひご覧ください。








写真撮影:三浦興一


2013年6月23日

【映像】『黄金の馬車』アーティスト・トーク ゲスト:北川フラム氏 2013年6月22日

6月22日(土)の『黄金の馬車』アーティスト・トークは、
アートディレクターの北川フラムさんをゲストとしてお迎えしました。

今回はじめて宮城聰演出作品をご覧いただいたという北川フラムさん。
きびしいツッコミ(?)とともにいろいろな質問をに投げかけていただきました。

聞き逃した方はぜひどうぞ!


2013年6月19日

【映像】『黄金の馬車』アーティスト・トーク ゲスト:武富健治氏 2013年6月15日

6月15日(土)の『黄金の馬車』アーティスト・トークは、
漫画家の武富健治さんをゲストとしてお迎えしました。

原作であるプロスペル・メリメの「サン・サクルマンの四輪馬車」を読み、
ジャン・ルノワールの映画「黄金の馬車」もご覧になってきたという
予習バッチリの武富健治さん。

かつて演劇活動に関わっていらしたという武富さんが
「漫画って映画より演劇に近いと思う」と言われるその意味とは――。

宮城が演劇をはじめたときの話から、
今回なぜ「古事記」を取り上げたのか?などなど、
笑いに包まれたトークをぜひお聴きください!


2013年6月13日

【映像】『黄金の馬車』アーティスト・トーク ゲスト:柳家花緑氏 2013年6月8日

6月8日(土)の『黄金の馬車』アーティスト・トークは、
落語家の柳家花緑さんをゲストとしてお迎えしました。
以前から宮城聰の演出作をご覧いただいているという柳家花緑さん。
「幸せな時間を過ごせた」とのお言葉をいただきました。

トークは、演技スタイル(“言動分離”と“言動一致”)から、
落語界にも通じる「観客との関係」などなど、盛りだくさんの内容となりました。

ぜひお聴きください!


2013年6月11日

『黄金の馬車』ブログ(8 )

『黄金の馬車』、1週目と2週目の公演が終了いたしました。
たくさんのお客様にご来場いただきました!ありがとうございます。

残すはあと2公演!
お席が少なくなっておりますので、ぜひお早めにご予約ください。
野外劇場でお待ちしております!

舞台写真が届きました!






2013年6月5日

ふじのくに⇄せかい演劇祭2013、ドイツ・東欧特集!?

横山義志(文芸部)

今年のふじのくに⇄せかい演劇祭はちょっとしたドイツ・東欧特集である。今週末6月8日(土)・9日(日)にベルリン・フォルクスビューネの『脱線!スパニッシュ・フライ』があり、6月22日(土)・23日(日)にはポーランドの『母よ、父なる国に生きる母よ』がある。実は、SPACでドイツ・東欧の大規模な作品をやるのは、ほとんどこれがはじめて。

フランスに住んでいたときにはよくドイツ・東欧の作品を見ていて、フランスの作品と比べても、俳優の演技もスタッフワークも質が高く、内容も深いものが多いので、なんで日本ではあまり見られないのだろうかと思っていた。だが、実際に招聘に関わることになって、その理由がよく分かった。招聘する側の都合からしてみれば、しっかりしすぎているのだ。

ヨーロッパでも、西と東では、公共劇場の形態がかなり異なっている。ドイツと旧「東側諸国」では、劇場の仕組みが似ていて、大きな都市にはほとんど必ず、専属の劇団がついた立派なレパートリーシアターがある。この場合のレパートリーシアターというのは、SPACとはちょっと違って、たとえば昨日『ハムレット』をやっていて、明日は『オイディプス王』、明後日は『ファウスト』、その次は『トレインスポッティング』をやっている、といった具合で、一週間単位で見れば、毎晩別の作品をやっている。このようにして、一度作った作品を、何年も上演しつづけるわけである。だから舞台装置も、何年も使いつづけられるように作られている。

一方、もっと西のフランスやベルギーでは、一年か二年に一回新作を作り、一本の作品を一年か二年かけて、あちこちの公共劇場で上演して回る、という形態が多い。たぶんスイス、イタリア、スペインでもこのタイプの劇団が多いのではないか。この場合、劇団が劇場に所属しているとしても、それは作品製作の拠点としてであって、ずっとその劇場にいるわけではなく、ツアーしている時間の方が長くなる。だから舞台装置も、ツアーすることを前提に、持ち運びやすいように作られている。

便宜的に、前者を「東欧型」、後者を「西欧型」としておくと、財政基盤においても、東欧型の公共劇場付属劇団は、基本的にはその劇場で、その地域の観客のために良質の作品を提供するのが最大の使命で、それを維持するために、国や地域から大きな助成金が与えられている。とはいえ、そこで本当に質の高いものが作られていれば、他の地域の観客も見たくなるし、その地域の文化を宣伝するためにも、自分の殻に閉じこもってしまわないためにも、国内や国外の演劇祭に参加することもある。だが、これはあくまでも副次的な仕事になる。

それに対して、西欧型の劇団では、そもそも一つの劇場で一ヶ月間上演したくらいでは経済的に成り立たず、新作を準備する時点で、共同製作に加わってくれる他の劇場を見つけて、ツアー先を確保しておかなければならない。劇場の側から見れば、その劇場の芸術監督が率いる劇団によって上演される作品をやるのは、多くても一年のうちの二ヶ月くらいで、残りの期間は、他の作品を買ったり、共同製作に加わったりして、ツアーで来る作品を受け入れるのが主になる。だから、招聘する作品を選ぶ、というのも、芸術監督の仕事のうちの大きな比重を占めている。SPACの形態は、東欧型と西欧型の、いわば中間的な形態だと言える。

というわけで、「東欧型」公共劇場付属劇団の作品というのは、おおまかに言えば、あんまりツアーするようにはできていないわけである。舞台装置は重厚長大型が多いし、助成金が手厚いこともあって、技術スタッフの数も西欧型の劇場よりずっと多い。結果として、10人前後の出演者に、20人近い技術スタッフがついてきたりする。しかも組合もしっかりしているので、ツアー時でも、簡単に人を減らしたりはできない。陸続きのヨーロッパであれば、舞台装置やスタッフの移動もなんとかなるが、東洋の島国まで持って来ようとなると、なかなか大変なのである。

今回は東京ドイツ文化センターやポーランド文化センターの方々がとても熱心に応援してくださったので、どうにか実現できたが、かなりハードルが高かった。だが、公演が行われる前から言うのもなんだが、これを機会に、今後はもっとドイツ・東欧の作品を取り上げていきたいと思っている。

何よりもまず、作品の質が高い、というのが最大の理由だが、それだけではない。「今、東欧が熱い!」と思っている人はあんまりいないだろうが、実際に旧東ドイツ(フォルクスビューネは旧東ベルリンの劇場である)や東欧の作品を見てみると、そこには、今の世界の仕組みが抱えている矛盾が、非常に先鋭的な形で現れているのを感じる。ベルリンの壁が崩壊したときには世界中が熱狂したが、その後二十年以上経って、「自由化」した旧東側諸国の人たちはどうなったのか。

『脱線!スパニッシュ・フライ』『母よ、父なる国に生きる母よ』も、どちらもとても楽しく見られる作品だが、今の世界の生きづらさについて、いろいろ考えさせられる作品でもある。


2013年5月30日

『黄金の馬車』ブログ(7)

5月25日(土)・26日(日)、シズオカ×カンヌウィークに『黄金の馬車』チームが登場しました!
*詳細はこちら

潮風が心地よい野外のステージで、『黄金の馬車』の劇中劇「古事記」の部分を中心とした作品を披露しました。
多数のご来場まことにありがとうございました!

当日の様子を動画でご覧ください♪

パフォーマンスの前に練り歩きを行う役者たち。
楽器のにぎやかな音が会場内に響き渡ります。SPACの新しいのぼりにも注目!
P1080276

続きは、劇場で!
6月1日(土)、いよいよ初日です!!
『黄金の馬車』詳細はこちら


2013年5月25日

『黄金の馬車』ブログ(6)

【お知らせ】
シズオカ×カンヌウィーク2013にSPACが出演します!!
演劇祭の開幕に先駆けて、海辺の野外ステージで『黄金の馬車』の特別バージョンを上演します。
当日は衣裳を着た役者たちによる練り歩きも予定しています。
お見逃しなく!!

5月25日(土)1)11:30~ 2)13:30~  
5月26日(日)13:30~
会場:清水マリンパークイベント広場 野外ステージ

☆詳細はこちら
☆昨年、『マハーバーラタ~ナラ王の冒険~』で出演した際の様子はこちら

【チケット情報】(5月24日現在)
6月8日(土)の公演は、おかげさまで満席になりました。ありがとうございます!
ほかのお日にちはまだ間に合います!チケットのご予約はお早めにお願いいたします。詳細はこちら

=====

初日も迫ってまいりましたので、ここで改めて作品を紹介します。

原案は、プロスペル・メリメ作の戯曲『サン・サクルマンの四輪馬車』(リーディング・カフェで読まれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?)を下敷きに1952年にジャン・ルノワールが監督した映画『黄金の馬車』です。

映画では南米ペルーに、イタリアのコメディア・デラルテ(仮面劇)の旅一座がやってくるお話。
しかし、宮城聰演出・SPAC版『黄金の馬車』では・・・。



(※写真は、静岡芸術劇場での稽古風景)

着物に烏帽子・・・?
舞台は室町時代の日本なのです!
コメディア・デラルテは、劇中劇の古事記に!
古事記といえば、ふじのくに野外芸術フェスタ『古事記!! エピソード1』(演出:宮城聰)もお忘れなく。『黄金の馬車』と合わせてご覧いただくと、より一層お楽しみいただけるとおもいます!
古事記といっても難しくはなく、視覚的に楽しめる仕掛けがたくさんあります。

このブログを書いている間も、野外劇場「有度」からは、舞台を彩るパーカッションの生演奏が聞こえてきます。
日々の稽古の様子に関しては、出演俳優・石井萠水によるブログ「萌目線。」をご覧ください!

みなさまのご来場、心よりお待ち申し上げます。

まずは、明日・明後日、シズカンの会場でお会いいたしましょう!


2013年5月20日

『室内』パリ稽古・レポート(4)

Filed under: 『室内』2013

4月27日(土)

パリでの稽古、あっと言う間に時間が経ってゆきまして、残った時間も僅かとなりました。
稽古は、日々粛々と順調に進んでおります。

レジさんは、
「イメージを創って下さい」
「映像を見せて下さい」
と毎日数えきれないほどおっしゃいます。
パリでしか得られないイメージの源を探したくて、この3週間私は色々な美術館に通いました。
様々な歴史を持つ先人の作品たちにヒントを貰い、日本に帰ったら読みたい本や観たい映像もどんどん増えています。
好き嫌いを超えて、優れたものはなんとなくですがほんの少しずつ共通項を持っているように思います。ぽろぽろと、連想ゲームのようで愉しんでいます。

アンヴァリッド

写真は先日稽古前に訪れたロダン美術館のお庭から見えたアンヴァリッド。ナポレオンが眠っています。
ルイ14世が建てた廃兵院に皇帝ナポレオンが眠り、この建築を背にロダンの『考える人』が佇んでいました。

パリには新しいイメージの文脈を本当にたくさん貰っています。

ひとつ心残りだったのは、ロダン美術館の彫刻は触れてもいいのだとあとになって知ったことです…

最後にレジさんからの言葉!
「沈黙に恋して下さい。」

稽古場レポート4回目は伊比井香織がお送りしました。


2013年5月6日

『黄金の馬車』ブログ(5)

よく晴れた日。
野外劇場にスタッフが集合しています。
演出、空間構成、照明、舞台監督、美術、音響、舞台、制作・・・

見づらいですが、皆の視線の先にあるのは、今回の舞台の模型です。

模型の中を覗いて見ると、小さな紙人形がいました。

走っている人たち。


座っている人たち。


こちらは模型・・・ではなく、本物の舞台です。野外劇場では、連日技術スタッフが作業中です。
雨や風にさらされても大丈夫なよう、頑丈に作られています。

ただいまチケット好評発売中です♪
詳細は『黄金の馬車』ページをご覧ください。
http://spac.or.jp/f13goldencoach.html


1 / 3123