2011年1月22日

【ドン・ファン⑥】終演後は仮面制作体験(裏と逢いましょう!?)

本日より一般公演開幕した『ドン・ファン』、終演後は毎公演恒例となった出演俳優との交流の場「カフェ・シンデレラで会いましょう」を開催しております。
さらに、今回は初の試みとして、出演俳優だけでなく、SPAC創作・技術部スタッフによる「仮面制作体験講座」を行っております!

その名もカフェ・シンデレラならぬ、「テク・シンデレラ」で「裏と逢いましょう」!

「カフェ・シンデレラで逢いましょう」をもじった感全開のこの企画ですが、初の試みとはいえ、観劇後のたくさんのお客様におたちよりいただきました。
写真 (1)
『ドン・ファン』一般公演終演後に、毎回開催する予定です!
どうぞみなさまお楽しみに!!


2011年1月19日

【ドン・ファン⑤】間もなく一般公演!『ドン・ファン』舞台写真

生まれ変わったSPACの仮面劇『ドン・ファン』!

連日、中学生鑑賞事業で劇場は盛り上がっています。
終演後は、1階ロビーで終演直後の出演者達が皆をお見送り!

そして、いよいよ今週末にせまった『ドン・ファン』の一般公演!

ホームページをご覧の皆様に、少しだけ舞台をご覧いただきましょう。

IMG_0259

IMG_0341

IMG_0190

IMG_0859小

IMG_0839小

IMG_0806小

IMG_0762小


2010年12月29日

【ドン・ファン③】仮面製作クローズアップ

目下、年明けの再演に向けて稽古真っ只中の仮面劇『ドン・ファン』。

本作のオリジナル(フランス語版)は、演出家オマール・ポラス率いるテアトロ・マランドロによって2005年にパリ市立劇場にて製作されたもので、そのテアトロ・マランドロ版をもとにオマール・ポラスとテアトロ・マランドロがSPACとともに、SPAC版『ドン・ファン』として共同制作されたものです。

本作の大きな特徴は何といっても劇中に出演者がかぶる仮面です。昨年(SPAC秋のシーズン2009)の初演の際に、SPACの創作・技術部スタッフがテアトロ・マランドロのスタッフと共同して製作したものです。
donjuan_stage_02 (1)
本作で仮面メンテナンスを担当しているスタッフは、仮面という新しい美術を製作したことで、舞台作品で使用する装置や美術を考えるとき、改めて、それら単独ではなく、舞台における効果や役割、そして役者との関係を考えながら自身の創作活動に取り組むようになるきっかけになったと言います。

『ドン・ファン』で使用している仮面の素材は特殊なものが多く、素材の特性を理解するところから始まったそうです。実は、それぞれの仮面には様々な国の要素が含まれていて、仮面装飾の一つとして畳(いぐさ)も使用されているんです。こういった小さなコラボレーションも国際共同制作の面白さにつながっていきます。他にも、仮面につけられた髪はすべて本物の鳥の羽でつくられいて、そのデリケートな仮面をていねいに修復したり、一年経った出演者の顔にフィットするよう調整するメンテナンス作業が日々行われています。
donjuan_stage_03

仮面をかぶることで顔の大半が覆われ、俳優達は自分の顔の表情で感情を表現することは限られることになります。しかし、仮面担当スタッフによれば、一方で、仮面で顔を覆うことは俳優を外見だけでなく内面からもその物語の登場人物に変身させ、自分の新しい可能性に気づかせてくれるかもしれない、だから舞台に登場するものをデザインし、創作するときは、それが舞台作品を創造する過程、そして舞台全体の中で他の要素とどのような関係を成立させ、どのように存在するのか、を改めて考えるようになったと言います。

ドン・ファンに登場する様々な仮面、皆さんにとってはどのような存在になるでしょうか。是非ご注目ください。
http://spac.or.jp/11_spring/donjuan


<萌目線。vol.59>かえってきたマスクたち

とても寒い日が続いておりますが、
劇場では毎日、『ドン・ファン』再演にむけてアツい稽古が繰り広げられております!!

演出のオマールとアシスタントのファビアナ、
そして物語のキャラクターたちがかえってきました!!

マスクはそれぞれ当時の俳優の顔に合わせて作られているので、
久しぶりにかぶってみると…

101227_2025~01

きつかったり、ブカブカになっていたりします。

101224_1425~01

それでも、ちょっと懐かしいマスクの感覚。
そして自分の役との再会を、みんな楽しんでいます。

ちなみに私は劇中で4役を演じているので、マスクも4つあります。

だいたいのマスクは、顔の下半分が無くて台詞が喋れるのですが…

私がいちばんかぶる回数が多いのは、目しか出てないマスクなのです。

これは鼻にちょっと空けてもらった穴からしか呼吸出来ないので、結構息苦しくって、

口を動かすとマスクが浮いちゃうので喋れません!!

101227_2024~01

袖で誰かに何か伝えたいときは大変です(笑)

このマスクは更に帽子を被るので、表情を見せるために頭の動かし方も要研究で…

いろんな規制やルールの中で、いかに自由に演技するかの難しさを特に感じるマスクであります。

他にも、目は描かれていて口も見えないマスクや、
顔面だけで頭にかぶる部分が無いものなど
いろんなつくりのマスクがあります。

マスクの数だけ俳優の演技も違ったものがありますし、
更に演出は初演のときから大きく変わってきています!!
101226_1508~01

年を跨いでますます見所満載になる新生『ドン・ファン』。

来年の初観劇に、ぜひご来場いただきたいと思います!!

皆様、よいお年を。

<萌目線。>とは・・・
SPAC新人俳優石井萠水の目線で稽古場や舞台裏の様子をお届けしています。


2010年12月25日

【ドン・ファン②】深化していく仮面劇&大学生稽古見学

本格的な仮面劇『ドン・ファン』、1月から開幕するアンコール公演に向けて、寒さ厳しくも目下熱い稽古が劇場では繰り広げられています。

昨年、テアトロ・マランドロと共に共同制作された本作ですが、再演といえど、今回はさらにリクリエイトが施されています。

昨日からダンスのシーンを徹底的に、つくり直しています。

オマール・ポラス氏の演出は、作品にかかるものだけでなく、俳優たちの身体に潜在する新しいムーブメントを引き出していくかのようです。
それは、日本の俳優の優れたところを伸ばしながらも、新しい日本の俳優として改造していくかのようです。

IMG_0627

さて、そんな緊張感が渦巻く稽古中の静岡芸術劇場に、静岡文化芸術大学の学生の皆様が、集中講義の授業で稽古見学にいらっしゃいました。
IMG_0622

まさに、いま作品をクリエーションしているその瞬間を目撃することになった、学生の皆さんはどんなことを思っていたのでしょう。
きっと創造の現場を垣間見て、新しい発見があったことでしょう。
『ドン・ファン』は、新年1月22日(土)から!生まれ変わったSPACの仮面劇をお見逃しなく!
http://spac.or.jp/11_spring/donjuan


2010年12月22日

【ドン・ファン①】劇団SPAC×演出家オマール・ポラス『ドン・ファン』再スタート!

劇団SPACとコロンビア出身「テアトロ・マランドロ」を率いる演出家オマール・ポラス氏のコラボレーション舞台『ドン・ファン』の稽古が始まりました!

2009年にクリエーションした『ドン・ファン』の再演のために、オマール・ポラス氏と演出助手のファビアナ・メディナさんが昨日から静岡入りしました。

劇団SPACのメンバーらと感動の再会を果たし、『ドン・ファン』をさらに進化させるべく、さっそく熱い稽古が始まりました。

自身の劇団「テアトロ・マランドロ」では伝統的な仮面劇コメディア・デラルテの要素を取り組んだ喜劇を得意とするポラス氏は、ラテンの情熱と作品創作への真摯な姿勢が印象的です。

稽古は、劇団SPACの俳優たちの身体訓練から始まります。
SPAC俳優が日々取り組んでいる身体トレーニングにポラス氏自ら参加し、そのメソッドを活かしながら、オマール・ポラス演出『ドン・ファン』のための独自のワークショップをさらに行います。

身体トレーニングからみっちりオマール・ポラス演出仕様へと変容する俳優の演技と、日本初の本格的仮面劇(コメディア・デラルテ)にぜひご期待ください!

『ドン・ファン』は、1月22日(土)から開幕。各地無料ツアーバスも運行!
詳しくはこちらをご覧ください。http://spac.or.jp/11_spring/donjuan

縮小