2013年12月25日

『忠臣蔵』宮崎公演へ!

先日23日に『忠臣蔵』静岡公演は無事幕を閉じました。
多くのお客様に拍手をいただきました。ご来場してくださった方、
応援してくださった方、本当にありがとうございました。

本日、「忠臣蔵」の俳優・スタッフ一同は静岡を離れ、宮崎へと向かいます。
この『忠臣蔵』を宮崎県立芸術劇場で上演するためです。
宮崎のお客様たちがどんな反応をするのか、今からとても楽しみです。

『忠臣蔵』宮崎公演へ!

【宮崎公演】
12月26日(木) 19:30開演
メディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場) 演劇ホール
※公演詳細についてはこちら
主催・お問い合わせ:公益財団法人宮崎県立芸術劇場 TEL:0985-28-3208


2013年12月22日

【映像】『忠臣蔵』アーティスト・トーク ゲスト:宮沢章夫氏 2013年12月21日

SPAC秋のシーズン2013『忠臣蔵』のアーティスト・トーク映像をアップ。
12月21日(土)は、ゲストに宮沢章夫さん(劇作家・演出家)を迎え、
宮城聰、司会:横山義志の3名で行いました。

どうぞご覧ください!


2013年12月18日

【映像】『忠臣蔵』アーティスト・トーク ゲスト:山崎ナオコーラ氏 2013年12月14日

SPAC秋のシーズン2013『忠臣蔵』のアーティスト・トーク映像をアップ。
12月14日(土)は、ゲストに山崎ナオコーラさん(小説家)を迎え、
宮城聰、司会:大岡淳の3名で行いました。

どうぞご覧ください!


2013年12月16日

『忠臣蔵』一般公演も大盛況!

Filed under: 『忠臣蔵』2013

12月14日、赤穂浪士がまさに吉良邸へ討ち入りした日・・・
SPAC『忠臣蔵』一般公演が初日を迎えました。

一般公演でもたくさんのお客様にご来場いただき、
ほぼ満席の場内では上演中、クスクス笑いや大笑いなど、笑い声が絶えず、盛り上がりました。

SPACでは作品の観劇だけではなく、終演後の「お楽しみ♪」も用意しております。

まずは、終演後に出演俳優と交流できる「カフェ・シンデレラで逢いましょう」を毎公演開催中。

俳優と一緒に写真を撮ったり、劇の感想をはなしたりすることができます。

大学生の方がお友達同士で観に来てくださいました!

わざわざ静岡県外から足を運んでくださったお客様。

留学生の方も花魁さんに興味津々。

ご近所の居酒屋「暖家」(毎度お世話になっています!)の皆さまと一緒に。

そして、同時にトークゲストをお招きしてのアーティスト・トークもございます。
12月14日はゲストの山崎ナオコーラさんと、『忠臣蔵』の演出をつとめたSPAC芸術総監督宮城聰によるトークを開催しました。

来週の公演も下記の通り終演後にアーティストトークを行いますのでお楽しみください。
12月21日(土) トークゲスト:宮沢章夫氏(劇作家・演出家) 
12月23日(月・祝) トークゲスト:しりあがり寿氏(漫画家)

そして、バックステージツアーも開催しております。
SPACの舞台監督の山田をはじめSPACのテクニカルスタッフが、『忠臣蔵』の舞台裏をご紹介いたします。

舞台上に上がって、舞台セットを間近で見学。シンプルな舞台ですが、細かい仕掛けや工夫があるのです。

バックステージツアーに参加してくれた高校演劇部の皆さん。
『忠臣蔵』の作者である平田オリザさんともお話しできて嬉しそうでした。

最後に
アンケートでいただいたお客様の声を少しだけご紹介いたします!

・会議がおもしろかった。討ち入りの前までの劇だとは知らなかったし、イメージととても違っていてびっくりしましたが、息の合った演技がすごかったです。

・あっという間の1時間でした。こんなに面白く、かつ、ぞっとする舞台をみることができてとてもしあわせです。

・忠臣蔵というと重たく暗いイメージがありましたが、まったく違った快さ、ギャップがおもしろかったです。

・いつもいつも予想を裏切りますネ!ニヤニヤしてしまいました。楽しい時間でした。

・おもしろかったです。笑えた。肩の力が入っていなくてある意味、新鮮。

・世の中の縮図のようで面白かった。

・俳優さん達の身体能力の高さ、セリフの生き生きしたところがとてもよかった。

・公演後にファンとの交流の時間があるのがとても良いと思います。また機会があれば観に来ます。

『忠臣蔵』は12月23日(月・祝)まで静岡芸術劇場で上演します!
お見逃しなく!
詳細はこちら


2013年12月14日

『忠臣蔵』演出補・中野真希ロングインタビュー

中高生鑑賞事業「SPACeSHIPげきとも!」 パンフレット連動企画◆

中高生鑑賞事業公演では、中高生向けの公演パンフレットをみなさんにお渡ししています。パンフレット裏表紙のインタビューのロングバージョンを連動企画として、ブログに掲載します。

演出補:中野真希(なかのまさき)
東京都出身。2006年よりSPAC在籍。SPACでは俳優のほか、演出や技術スタッフの仕事もこなす。
中野真希

——「演出補」の仕事とは、どのようなものですか。
中野真希(以下中野):演出家が稽古に来られない時に、俳優の台詞や動きなどをチェックしたり、稽古に参加できない俳優がいる時には、かわりに台詞を言ったりしています。海外ツアーなどで演出家が同行できない公演では、演出家のかわりに俳優をとりまとめ、舞台スタッフとの間の調整をします。

——中野さんはSPACの中で、様々な仕事をしていますが、演出補以外の仕事についても、教えてください。
中野:まずひとつは、俳優。それから、人材育成事業で小学生から高校生に演劇を教えています。また、照明や、舞台裏で装置を動かしたり、小道具を俳優に渡したりするハンズという裏方の仕事をすることもあります。

——そもそも、演劇に関わり出したきっかけはなんですか。
中野:高校生のころ、周りの人にはバンドやスポーツといった打ち込めるものがあって、うらやましく思っていました。自分にもそういうものが何か欲しいと思っていた時に、友達と通っていた喫茶店の渋いマスターから、今度自分が出る芝居を見にこないかと誘われたんです。そのマスターは後から知ったんですが、木場勝己(きばかつみ)さんという、今でも活躍する俳優さんだったんです。それで見にいった『あの大鴉、さえも』(竹内銃一郎作)という舞台がすごく面白くて、これだと思いました。大学に入学して演劇部に入りました。そのころは、竹内銃一郎さん、北村想さん、別役実さんといった劇作家の作品をやっていました。大学には、勉強をしに行くというよりも、芝居をしに行くというような感じでした。だから、卒業したら普通に就職するのもおかしいだろうと思い、そのまま芝居を続けることにしました。

——大学を卒業してからも演劇を続けるのは、大変なことではないですか。
中野:そうですね。当時はアルバイトをしたり、親に経済的に支えてもらったりしながら、芝居を続けていました。大学の演劇部の公演を見にきてくれた小劇場系の劇団の人たちから誘われて、いろんな舞台に出演している内に、だんだんと活動の幅がひろがっていきました。そんな中、今のSPAC芸術総監督・宮城さんに声をかけてもらい、劇団「ク・ナウカ」に第2回公演から参加することになりました。SPACには、2006年から所属しています。
 これまでに、「もう芝居をやめよう」と思うことは何度もありましたが、その都度こうした不思議な出会いがあって、やめずに今に至っています。20代の半ばには、大きな病気をしたんですが、今も演劇を続けていられるのには、その経験もあるのかもしれません。病気になった時、人間いつ死ぬか分かんないんだから、やっぱり好きなことをやろうと開き直れて、それまでの「力み」みたいなものも、すうっと取れたんです。

——俳優以外の仕事はいつごろから始められたんですか。
中野:演出に関しては、ク・ナウカの新人公演や小さい公演でやらせてもらっていました。昔から、よく年下の俳優にもいろいろアドバイスのようなことをしていたので、きっとそういうのを見て任されたんだと思います。スタッフの仕事については、小劇場系の劇団だと俳優が裏方仕事も兼任するのが常なので、照明とかは昔から好きでやっていました。スタッフの仕事をすることで、舞台で俳優をやっているだけでは気づけないことにも、目が向けられるようになりました。

——SPACでいろいろな仕事をしている中で、一番好きな仕事は何ですか。
中野:やはり俳優をやっている時や、演出をしたりと、直接人を相手にしている時間が一番好きですね。今は、人材育成事業で小学生から高校生という若い世代に演劇を教え、演出するのが、一番面白いです。SPACに来るまでは、こんなに若い世代と接することはなかったので、自分には向いていないんじゃないかと思っていたのですが、やってみると意外と楽しかったです。

——毎年夏に行なわれる演劇教室「シアタースクール」ですね。いつから関わっているんですか。
中野:宮城さんが芸術総監督になった2007年の立ち上げから関わってきました。その年は、『オズの魔法つかい』を稽古して、最後に発表会をしました。SPACで新たに一から始める企画ということに加え、参加者が60人もいたので大変でした。当時は、毎日稽古が終わった後に、スタッフで集まって反省会をやって、どう進めていったらいいのかを話し合っていました。小学校高学年から高校生という繊細な年頃の大人数で、ひとつの舞台を作っていくので、スタッフは芝居以外のところでも細かな気を配っていく必要があります。こちらが望んでいることが、すぐに成果として出る参加者もいれば、それが出るのに時間がかかる参加者もいます。時には、それまですごく大人しかった参加者が、稽古を通して元気になりすぎてしまうことも。そんな中で発表会に向けて全員をまとめていくのは、決して簡単ではありません。その大変さは今でもかわりませんが、参加者の日々の変化をつぶさに見られるのは面白くて、とても充実したやりがいのある仕事です。

——2007年にスタートというと、今年はもう7回目ということになりますね。
中野:はい。こうやって毎年続けていると、1回だけではなくて、2回、3回と参加してくれる人も出てきます。そうすると、2度目や3度目の参加者が、初めての参加者のお手本になるんです。だから、最近は立ち上げ当時よりも作品が早く仕上がるようになってきていますね。経験や技術が参加者の中に蓄積されていって、前の年よりも全体として少しハードルを挙げていくことができるんです。シアタースクールへの参加を通して、将来俳優になりたいと思い演劇を続ける人も出てきました。初期の参加者が、あと数年で学生を終えます。自分の教え子とSPACで一緒に仕事をする時が来るかもしれないと思うと、今からとても楽しみです。

——演劇に関わっている中で、心がけていることはありますか。
中野:客観的に人をよく観察し、日々なるべく新鮮な気持ちで人と接することです。長い間一緒に仕事をして、お互いを分かった気になると、集団はだめになります。お互いが昨日とは違うんだ、この人はいつまでたっても何を考えているのか分からない他人なんだということを忘れずにいたいです。演劇をする上で、この距離感が大事だと思います。

——最後に、SPAC版『忠臣蔵』の魅力を教えてください。
中野:まず戯曲が面白いですね。劇作家の平田オリザさんは、赤穂事件の当時、主君の切腹を知らされた家臣たちは、城の中でこんなことを話していたんじゃないかという様子を、現代語で面白おかしく描いています。会話がよく計算されていて、実際に読んでみると、うそがないというか、こんなこと普通は言わないよなという台詞はないんです。社会や人をすごくよく観察して書かれていると思います。そこに宮城さんの様式的な演出が入ります。みんな正面を向いて、直接相手をみないでしゃべるとか…。その辺りは、舞台を観てのお楽しみということで、劇場でお待ちしています。
(2013年11月6日静岡芸術劇場にて)

鑑賞事業パンフレットは、一般公演でも物販コーナーにて販売しています。
『忠臣蔵』鑑賞事業パンフレット表紙


2013年12月12日

『忠臣蔵』 SPACeSHIPげきとも!初日

一昨日、『忠臣蔵』が中高生鑑賞事業公演「SPACeSHIPげきとも!」の初日を迎えました。

上演中に高校生のみなさんが笑ったり、驚いたり、など反応をしてくださり、とても嬉しい初日公演を終えることができました。

鑑賞事業公演では、毎回終演後に俳優が登場し中高生にメッセージを伝えます。
そして、『忠臣蔵』では技術スタッフのみなさんも登場し、舞台の裏側を特別にお見せしています。
などなど鑑賞事業公演だけの特典が満載です。
鑑賞事業公演は一般の方もご観劇いただけますので、土日は忙しいという方、ぜひ平日の鑑賞事業公演にお越しください!

さらに中学生・高校生の皆さんには、観劇をさらに楽しんでもらうためにパンフレットをお配りしています。

『忠臣蔵』を楽しむためのヒントや、赤穂事件についての解説など盛りだくさんの内容。
一般公演日は200円で販売していますので、ぜひぜひご覧ください。

初日は迎えても、さらに作品を良くするために、まだまだ探究と稽古は続く『忠臣蔵』。

一般公演初日もまもなくです。
なお今週末14日、15日は残りのお席がわずかとなっています。
ご予約はお早目に!

『忠臣蔵』公演:12月10日(火)~23日(月・祝)
詳細はこちら


2013年12月6日

『忠臣蔵』初日までまもなく!劇場稽古白熱中

先日12月2日、『忠臣蔵』の出演者一同で、静岡新聞本社とテレビ静岡の番組「てっぺん静岡」へ“討ち入り”してきました!

新聞記事や番組を見てくださった方もいらっしゃいますでしょうか?
皆さん心温かく“討ち入り”を迎えてくださいました。

さて、劇場では毎日『忠臣蔵』の稽古が行われています。
衣裳やメイク、照明、映像、舞台の機構を使った演出もそろい、さらに盛り上がってきました~。

最新の舞台稽古の様子を、少しだけ写真でご紹介いたします!!






12月といえば『忠臣蔵』のシーズン。
今年も歌舞伎、ダンス、映画といろいろな分野で上演・上映されています。
その中でも一味ちがうSPACの『忠臣蔵』。ぜひその違いを楽しんでください。

『忠臣蔵』公演:12月10日(火)~23日(月・祝)
詳細はこちら


2013年11月21日

討ち入りまであと23日! 『忠臣蔵』第二期稽古スタート

『忠臣蔵』の稽古が再び始まりました。

第二期稽古からは花魁役の女優陣も加わり、出演者全員14名での稽古となります。

まず初日は、衣裳合わせ※から。
(※本番で使用する衣裳を実際に着用し、全体のバランスやその他問題ないか確認すること)

なんと艶やかな着物姿なのでしょうか…うっとりとしてしまいます。

忠臣蔵1120

よく見ていただきたいのですが、女優の方々1人1人それぞれ着物の色や柄、帯の結び方が違うのです!
7人並ぶとそれだけでパーっとその場が華やぎます。

舞台ではさらに幻想的なシーンとなることでしょう。お楽しみに!

『忠臣蔵』
一般公演 12月14日、15日、21日、22日、23日
中高生鑑賞事業公演 12月10日~12月19日


2013年9月7日

<『忠臣蔵』第一期稽古、終了>

Filed under: 『忠臣蔵』2013

『忠臣蔵』第一期の稽古が無事終了いたしました。
舞台道具をBOXシアターから、また静岡芸術劇場の倉庫へ移動です。

最近のSPAC作品の中では、舞台道具が意外にコンパクトだと思います。トラック1台に収まりました。この日はお天気に恵まれて、搬出日和です。

トラックを運転しているのは舞台監督の山田さんです。
第一期稽古中、山田さんによって舞台道具は、だんだん息を吹き返しました。
たとえば火鉢と鉄瓶。このセットで、最終日にはお湯が沸くようになりました!
もちろん裸火は使っていません。

どんな仕掛けになっているか、気になる方はぜひ『忠臣蔵』バックステージツアーにも参加してみてください。

『忠臣蔵』
演出:宮城聰 作:平田オリザ 出演:SPAC
12月14日(土)・15日(日)・21日(土)・22日(日)・23日(月・祝)
各週土曜16時開演、日曜・祝日14時開演
※中高生鑑賞事業公演「SPACeSHIPげきとも!」12月10日(火)~19日(木)
静岡芸術劇場

詳しくはこちら


2013年9月6日

<『忠臣蔵』の見所!~華やかな“一力茶屋”シーン>

Filed under: 『忠臣蔵』2013

こんにちは。
突然ですが、ここはどこでしょう。

正解はBOXシアター。
写真に写っているのは、忠臣蔵の座卓セット、火鉢、急須、湯のみ、既決箱、未決箱、墨入れ、すずり、そろばん等々。『忠臣蔵』はただいま芸術劇場リハーサル室からお引越しして、舞台芸術公園で稽古中です。虫の音でにぎやか。

さて出演者の「女性陣がなかなか登場しないな…」と思われているかもしれません。
『忠臣蔵』には、通称”一力茶屋″と呼ばれている舞踊場面があります。女性陣はこの場面に登場し、『忠臣蔵』に花を咲かせます。”一力茶屋”は、人形浄瑠璃や歌舞伎の演目として知られている『仮名手本忠臣蔵』の七段目-祇園一力茶屋の場が名前の由来。大石内蔵助が討ち入り計画をひた隠して、祇園で遊びほうけている、という忠臣蔵お決まりの設定です。
こちらは初演時の”一力茶屋”の写真(↓)。写真右は大石さん役の蔦森皓祐さんです。

けれど残念ながら、第一期稽古は男優のみでの稽古なので、レポートができません。
あ、がっかりするのはまだ早いです。
先日は出演者の鈴木麻里さん、前田知香さんが稽古見学にいらしたので、パシャリパシャリ。


右から鈴木さん、前田さんです。おふたりは「ふじのくに⇄せかい演劇祭2012」『マハーバーラタ~ナラ王の冒険~』にご出演されていました。実は他の女優さんたちも別の日に稽古見学にいらしたのですが、写真を撮りそこねてしまいました。まだまだ「きれいな女性陣がみたい」という方は、ぜひ公演を観に来てください。本番までのお楽しみ、ということで。


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