2017年8月24日

SPAC県民月間2017ブログ(3)

Filed under: SPAC県民月間

今週22日(火)に小屋入りした県民月間公演K’s pro.『Black Bird』。週末の本番に向け、猛暑の中、舞台芸術公園 野外劇場「有度」では、連日仕込み&リハーサルが行われています。
K’s pro.の制作を担当する小溝朱里さんが、再びレポートを寄せてくれましたのでご紹介いたします!

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こんにちは!
K’s pro.制作の小溝です。

いよいよ野外劇場「有度」に、ダンサー・スタッフが揃いました!
来たる公演に向け、最終調整が続いています!

天候にも恵まれ、劇場でのリハーサルを行うことができていますが…
とにかく暑い!特に日中は暑さとの闘いです。熱中症対策、日焼け対策をしながらリハーサルをしています。

県民月間_1 (2)

日が暮れてくると、照明も含めたリハーサルを行っています。
暗くならないと照明が舞台上に反映されないことが、野外の難点でもあります。
ダンサーの動きと照明の動きを揃えながら、細かく調整を重ねています!

県民月間_2 (4)

さて、同じ舞台芸術でも、演劇とダンスは明らかに異なる点があります。
それは、セリフがないこと。
ダンス公演では演者が言葉を発さないため、今どのようなシーンなのか、お客様は自然とイメージしながらご覧になるはずです。
その「イメージ」が、今回のK’s pro.公演でのポイント。
主人公のチルチルとミチルは、あることをきっかけに幸せの青い鳥を探す旅に出かけます。その時、二人が迷い込んでいく世界は、現実とは少し離れたファンタジーな世界。つまり「イメージ」の世界なのです。
お客様の「イメージ」を膨らませるための、万能(?)な舞台装置も使います(それが何かは観てのお楽しみ♪)。モノは変わっていないけれど、前のシーンと違うモノに見える…?ということも。
「イメージ」の正解はひとつではありません。お客様お一人おひとりが「イメージ」したものが、すべて正解なのです。
お客様自身が、“感じたまま”を是非楽しんでいただければ、と思います!

まもなく公演を迎えます。
本年のK’s pro.も、是非ご期待ください!!

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SPAC県民月間2017 
K’s pro.コンテンポラリーダンス公演vol.20

ブラック・バード Black Bird
2017年8月26日(土)、27日(日) 各日19:00開演 ※雨天予備日28日(月)
舞台芸術公園 野外劇場「有度」

◆チケット(全席自由)
前売3,000円/当日3,500円

<チケットお取り扱い>
Tel. 054-282-3221(森本バレエ研究所)

★舞台芸術公園の駐車場には限りがございます。お車でご来場予定の方は、グランシップの駐車場に停めていただき、東静岡駅南口から無料シャトルバスに乗車されることをおすすめしております。詳しくはこちらをご覧ください。
http://spac.or.jp/news/?p=13206


2017年8月18日

SPAC県民月間2017ブログ(2)

Filed under: SPAC県民月間

公演本番までいよいよ1週間となった今年の県民月間公演K’s pro.『Black Bird』
K’s pro.の制作を担当する小溝朱里さんが、再びレポートを寄せてくれましたのでご紹介いたします!

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こんにちは!
SPAC県民月間で公演を行う、K’s pro.の制作、小溝と申します。
第2回目では、連日のリハーサルの様子をご紹介します!

先日、本番の会場となる舞台芸術公園 野外劇場「有度」を想定して、
同じくらいの舞台面の広さが取れるグランシップのリハーサル室で稽古を行いました。

野外劇場「有度」は、名前の通り野外のため、天井がありません。
さらには舞台奥には茶畑があったり、木々が生い茂ったりと…一般的な屋内の劇場とは異なり「空間に限りがない劇場」とも言っても過言ではありません。
そのため、舞台上での動きが、思った以上に小さく見えてしまうことも…。

ですので、この広大な空間で自分がどのように見えるのかをイメージし、舞台を目一杯使うことを意識して踊ります。これは“空間負けしない”ために、大事なことなのです。
限られたリハーサル時間の中で、ダンサーたちはその感覚を掴もうとしていました。

県民月間_1 (1)

県民月間_2 (2)

ゲストダンサーの西川卓さん。今回も非常にダイナミックかつ丁寧に、作品の世界観を広げてくださっています!

県民月間_3 (1)

ダンサーの奥には和太鼓(!?)を演奏している姿が…

県民月間_4

この方は、今回出演する音楽家の一人、和太鼓奏者のはせみきたさんです。この日は、はせさんとダンサーとの合わせも行われました!
はせさんが繰り出す音には大胆さ、力強さ、そして繊細さがあります。ひとつの音が入るだけで、シーンのイメージが変化していきます。音の力は本当に大きいと、改めて感じる瞬間でもありました。
ダンサーに対しては、構成・振付の森本京子、構成・演出の陰山泰から「音を聞くのではなく、合わせるわけでもなく、“感じて”踊って」との声も飛んでいました。
これが公演当日、どのようなシーンで、どのように表現されるのか…?是非とも、楽しみにしていただきたいと思います。

そしてもうお一方、ヴァイオリニストの柴田菜穂さんも、両日出演いたします(当初出演を予定していた中西俊博さんは、怪我のため出演を見送ることとなりました)。
柴田さんの音色がどのようにダンサーとコラボレーションするのか…こちらもお楽しみに!

公演本番までいよいよ1週間!となり、『Black Bird』のリハーサルは架橋を迎えています。

是非、8/26(土)、27(金)は野外劇場「有度」へお越しください。
チケットのご予約は、まだまだ承っております。
皆様のご来場を、心よりお待ちしております!

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SPAC県民月間2017 
K’s pro.コンテンポラリーダンス公演vol.20

ブラック・バード Black Bird
2017年8月26日(土)、27日(日) 各日19:00開演 ※雨天予備日28日(月)
舞台芸術公園 野外劇場「有度」

◆チケット(全席自由)
前売3,000円/当日3,500円

<チケットお取り扱い>
Tel. 054-282-3221(森本バレエ研究所)

★舞台芸術公園の駐車場には限りがございます。お車でご来場予定の方は、グランシップの駐車場に停めていただき、東静岡駅南口から無料シャトルバスに乗車されることをおすすめしております。詳しくはこちらをご覧ください。

SPAC県民月間2017 『ブラックバード』


2017年8月17日

SPAC県民月間2017ブログ(1)

Filed under: SPAC県民月間

SPACでは、8月26日(土)・27日(日)の2日間、県民月間の事業として、静岡市を中心に活動するコンテンポラリーダンスのプロジェクトチーム「K’s pro.」による公演『Black Bird』を上演いたします。

このたび、K’s pro.の制作を担当する小溝朱里さんが、レポートを寄せてくれました!
小溝さんはかつてダンサーとしてもK’s pro.の公演の舞台に立ったことがあり、大学のダンス部で活動し、現在も創作活動を続けているそう。そして、現役のSPACシアタークルーとしても活躍しています☆

そんなパワフルな小溝さんによる密着レポート、ぜひご覧ください!!

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こんにちは!
今年度のSPAC県民月間に参加する、K’s pro.(ケッズプロ)と申します。
制作の小溝より、数回ではありますが、公演のあれこれを皆様にお伝えしていきます。
よろしくお願いします!

K’s pro.は、コンテンポラリーダンス公演を行うプロジェクトチームです。
静岡という一地方ではまだまだコンテンポラリーダンスの知名度が低い頃から公演を重ね、
本年で記念すべき20周年!を迎えました。
実は…これはSPACさんの活動期間と同じなんです!!
この長年の継続した活動が認められ、昨年度「平成28年度第30回ふじのくに地域文化活動賞」を受賞いたしました。これも皆様の日頃のご協力やご支援の賜物です。出演者・スタッフ一同深く感謝しております。

本年もその感謝の気持ちを持って、皆様の心に残る作品をお届けいたします。
どうぞご期待ください!

本年の演目は『Black Bird』。
メーテルリンクの戯曲『青い鳥』をモチーフに、作品づくりに励んでおります。
チルチルとミチルは、あることをきっかけに、幸せの青い鳥を探す旅に出ます。
すると、次々とファンタジーな世界へ迷い込んでいき……。
果たして、二人は青い鳥を見つけることができるのでしょうか?

連日リハーサルが行われていますが、その様子を写真で少しだけお見せします!

県民月間_1

県民月間_2

県民月間_3

次回の記事では、リハーサルの様子を詳しくお伝えいたします。

是非、野外劇場「有度」という素敵な舞台空間で、K’s pro.が創り出す世界を体感しにいらしてください。
きっと、その世界観の虜になりますよ♪
劇場にて、お待ちしております!

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SPAC県民月間2017 
K’s pro.コンテンポラリーダンス公演vol.20

ブラック・バード Black Bird
2017年8月26日(土)、27日(日) 各日19:00開演 ※雨天予備日28日(月)
舞台芸術公園 野外劇場「有度」

◆チケット(全席自由)
前売3,000円/当日3,500円

<チケットお取り扱い>
Tel. 054-282-3221(森本バレエ研究所)

★舞台芸術公園の駐車場には限りがございます。お車でご来場予定の方は、グランシップの駐車場に停めていただき、東静岡駅南口から無料シャトルバスに乗車されることをおすすめしております。詳しくはこちらをご覧ください。

SPAC県民月間2017 『ブラックバード』

★8月16日(水)の静岡新聞朝刊に本公演の記事が掲載されました!


2016年8月31日

2016年度「SPAC県民月間」ブログ(2)

Filed under: SPAC県民月間

いよいよ今週末に公演が迫る県民月間K’s pro.の『Le Petit Petit Prince ちっちゃな、ちっちゃな、王子さま』。本日、出演者やスタッフが劇場入りし、仕込みがスタートしました。ダンサーの皆さんも、立ち位置や出捌けの確認に余念がありません。舞台芸術公園の野外劇場「有度」は、その名のとおり日本では珍しい野外にある劇場。日本平の原生林と星空を背景に、幻想的な空間が広がります。あとは雨が降らないことを祈るばかり・・・!

さて、K’s pro.の制作を担当する小溝朱里さんが、再びレポートを寄せてくれましたのでご紹介いたします!

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こんにちは!K’s pro.の制作、小溝です。
今回は、K’s pro.の舞台の特徴をみなさまに紹介いたします。

まずは「コンテンポラリーダンスを用いた舞台である」ということです。
静岡市では、ここ数年コンテンポラリーダンスの事業やワークショップが盛んに行われるようになってきました。ですので、「言葉は耳にしたことがある」という方が少しずつ増えているのではないでしょうか。
今でこそ認識され始めていますが、K’s pro.が静岡の地でコンテンポラリーダンスの創作活動を始めたのは、なんと19年前。その実態を知っている人がほとんどいない状態からのスタートでした。
初めて観る方は「なんだこの踊りは?」と思われるかもしれません。ですが、その感覚こそ正解なのです。これという決まった型がないダンスですので。
「なんだかよく分からないけどおもしろい!」という感覚をお客様に持っていただけたら、私たちの創るコンテンポラリーダンスはみなさまに伝わったと言えるでしょう。
その感覚、味わいに来てみませんか?

次に、言葉です。ダンスの公演ですが、ここ数年は朗読やセリフが作品に織り込まれています。特定の出演者が言葉を発したり、出演者全員で歌いだしたことも。
今年の公演でも、要所で言葉が用いられます。言葉とダンス、発話する者と身体のみで表現する者の間で会話が成立しているのです。このふたつが共存する空間は、不思議でありながらも心地よく感じることでしょう。
また、みなさまの物語に対する理解を深める、ひとつの要素でもあります。是非、肩の力を抜いて、観ていただきたいです。

続いては、この公演を行う場所、野外劇場「有度」です。出演者・スタッフ一同、日本平の自然に囲まれたこの素敵な劇場空間に惚れ込んでおります!
普通の劇場は、当たり前のことですが、壁に囲まれています。舞台奥や天井も例外なく。ですが、野外劇場「有度」では、それが木々や茶畑、星空なんです。野外ならではの、そしてここ日本平の舞台芸術公園だからこそ実現し得た唯一無二のぜいたくな空間・・・。毎年ここでしかできない演出を用意し、お客様に楽しんでいただくこと、またお客様と一緒に過ごすことが、私たちの何よりの幸せです。
今年もみなさまと、野外劇場で時間を共有できることを楽しみにしています。

最後に紹介するのは、音楽です。6年前からゲストとして招いている、ピアニスト・林正樹さんの生演奏にのせて公演いたします。天井がない野外劇場でのピアノの生演奏、想像するだけでわくわくしませんか?
またそれとは対照的に、同じビートを刻み続ける音にのせて踊る場面もあります(これは生演奏ではなく、音響機器から流れる音楽です)。
空に向かって解き放たれたこれら二種類の音に、周囲の雑木林からの虫の音も加わり・・・、きっと他では聞くことのできない音色に巡り合えるでしょう。ぜひ、これらの音の共演にもご注目ください。

さて、ここまで4つの特徴を紹介しました。
K’s pro.の公演のこと、少しでも想像していただけましたでしょうか。

皆さんがイメージしやすいよう、リハーサルの様子をちょっとだけお見せしちゃいます!

チケット予約ですが、まだまだ承っております。
9/3(土)は残りわずかですが、9/4(日)はお席に余裕がございます。
お気軽にお問い合わせください!

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SPAC県民月間2016 K’s pro.
Le Petit Petit Prince ちっちゃな、ちっちゃな、王子さま

2016年9月3日(土)、4日(日) 各日19:00開演 ※雨天予備日5日(月)
舞台芸術公園 野外劇場「有度」

◆チケット(全席自由)
前売3,000円/当日3,500円

<チケットお取り扱い>
Tel. 054-282-3221(森本バレエ研究所)080-2622-8410(制作担当・小溝)

★公演の詳細、東静岡駅⇔舞台芸術公園間のチャーターバスの発着時刻はこちら

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2016年8月29日

2016年度「SPAC県民月間」ブログ(1)

Filed under: SPAC県民月間

SPACでは、9月3日(土)・4日(日)の2日間、県民月間の事業として、静岡市を中心に活動するコンテンポラリーダンスのプロジェクトチーム「K’s pro.」による公演『Le Petit Petit Prince ちっちゃな、ちっちゃな、王子さま』を上演いたします。

このたび、K’s pro.の制作を担当する小溝朱里さんが、レポートを寄せてくれました!
小溝さんはかつてダンサーとしてもK’s pro.の公演の舞台に立ったことがあり、今でも大学のダンスサークルで踊っているそう。そして、現役のSPACシアタークルーとしても活躍しています☆

そんなパワフルな小溝さんによる密着レポート、ぜひご覧ください!!

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このたび、SPAC県民月間2016にて、K’s pro.(ケッズプロ)が
コンテンポラリーダンス公演「Le Petit Petit Prince ちっちゃな、ちっちゃな、王子さま」
を行うことになりました。

私は制作を担当しております小溝と申します。公演まで、ブログを書かせていただけることになりました。本公演の見所やリハーサルの様子など、お伝えしていければ、と思います。どうぞ、よろしくお願いいたします!

さて、まずは皆様に、基本的なところを知っていただきたいと思います。
県民月間とはなにか――?
簡単に言いますと、県内で活動する舞台芸術団体が、舞台芸術公園 野外劇場「有度」を会場に、SPACの事業として自主的な創造・上演活動を行うことで、県民の皆さまに少しでも舞台を身近に感じてもらおう!という取り組みです。

その言葉どおり、K’s pro.は静岡市を拠点に活動しているコンテンポラリーダンスを上演するために結成されたプロジェクトチームです。

続いて団体名の由来も紹介したいと思います。
まず“K”ですが、これは構成・振付の森本“京”子のKと、構成・演出の“陰”山泰のK、この2人を表しています。そして“pro”とついているのは「精神的にプロでありたい」という私たちの姿勢を指しています。ダンサーにはもちろん正真正銘のプロがいますが、実は学生も多いです。が、SPACの舞台に立たせていただく以上は、全員プロ意識を持って日々の練習に励んでいます。さらに、ダンサーとともに舞台を創るスタッフにいたっては、正真正銘のプロばかりです。つまり、ダンサーもスタッフも、この公演に関わる全ての人が“K’s pro.”なのです。

チラシを見ていただくと分かるのですが、K’s pro.は今年で19年目を迎えました。事業の形は変化してきましたが、実にSPACの舞台で19年も公演をしています。その活動が認められ、平成25年には静岡市芸術文化奨励賞を受賞しました。

受賞から3年経ちましたが、まだまだ進化しようと奮闘しております。
今年の演目のモチーフは「星の王子さま」。あの素敵な野外のステージに「星の王子さま」がどのように表現されるのか・・・?是非皆さまに直接体感していただければと思います☆

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チケット予約、承っております。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

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SPAC県民月間2016 K’s pro.
Le Petit Petit Prince ちっちゃな、ちっちゃな、王子さま

2016年9月3日(土)、4日(日) 各日19:00開演 ※雨天予備日5日(月)
舞台芸術公園 野外劇場「有度」

◆チケット(全席自由)
前売3,000円/当日3,500円

<チケットお取り扱い>
Tel. 054-282-3221(森本バレエ研究所)080-2622-8410(制作担当・小溝)

★公演の詳細、東静岡駅⇔舞台芸術公園間のチャーターバスの発着時刻はこちら

★8月25日付け静岡新聞朝刊に本公演の記事が掲載されました!
http://www.at-s.com/sp/news/article/local/central/274837.html

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