2009年7月31日

<萌目線。>新人の石井です。

Filed under: 萌目線。

初めまして。

4月からSPAC専属スタッフになりました
石井萌生(いしいもえみ)といいます。
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14才でSPACに出会って、
中学校の進路希望調査には「静岡県舞台芸術センターに就職」と書き、
17才で『忠臣蔵2004』に出演してから、
県民体験創作劇場には絶対参加していて…

今年度、念願かないまして
ずっと憧れていたSPACの俳優になれました。

まだまだ分からないことだらけですが、
憧れの先輩たちや同期の仲間たちと一緒に

「静岡から世界」を目指して頑張ってます!!

このブログ、「萌目線。」では、
そんな新人俳優の修行の日々をお送りしていきたいと思っております。
初投稿は、
ただ今SPAC秋のシーズン『ドン・ファン』の製作が白熱中!!
稽古場棟の楽屋からお送りしました。

応援よろしくお願いしますっ。


2009年7月29日

【青い鳥通信】第1号

シアタースクール2009夏の期間中「青い鳥通信」と題して、稽古の様子などをご紹介します。どうぞご覧ください。

7月21日から23日までの3日間、シアタースクール参加者の岩辺さん(中学校2年生)が、SPACで職場体験を行いました。今回職場体験の一環として、そしてシアタースクール参加者代表として、「青い鳥通信」特別記者となってもらい、シアタースクールで演出・指導を担当している中野先生とアシスタントの先生たち(赤松先生、寺内先生、永井先生)への突撃インタビューに挑戦しました!

Q.稽古を毎日見ていて、全体的にいいところはどこですか?

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中野「今まで経験している人が多く、みんな集中していて引き締まっ た稽古になっているところです かね(笑)」
永井「素直に言われたことを吸収するところです」
寺内「みんな集中力があり、よく人 の話を聞いているところだと思います。」
赤松「とてもエネルギッシュなところですね」

Q.逆に毎日稽古を見ていて、みんなに気をつけてほしいところはありますか?

中野「やはり時間をこまめに気にするようにしてほしいですね。」
赤松「もっと積極的に『やりたい!』という意志を自分から出しま しょう」
寺内「次に何をするのか、サキヨミ をして動けるようにしてほ
しいですね」
永井「周りの人の人数が増えると近くの人とお喋りをしてしまい、誰かが全体に呼びか
けている事を聞いていなかったりするところを直すといいと思います」

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Q.これからの課題・注意点はどこですか?

中野「時間を守って、効率のいい稽古をしてほしいです」
赤松「自分の声や体がどうなっているのか、自分でよく観察できるようになってほしいですね」
寺内「自分のことでいっぱいにならず、チームワークを大切に、全体をよく見て、周りに困っている人がいたら助けてあげるようにしましょう」
永井「各自の役割がこれからどんどん決まっていくので、自分のことばかりにならず、自分以外の人へのダメ出しでも自分のものにして、どんどん吸収していってほしいです」

Q.これから、どのような「青い鳥」の舞台にしていきたいですか?意気込みを教えてください!

中野「一人一人の個性が、『青い鳥』を見ている人に伝わるような舞台にしていきたいですね」
永井「三十三人目の参加者として頑張りたいですね(笑)。参加者の人たちに、自分たちは周りの人に支えられているんだ!ということを伝えていきたいです」
寺内「みんなが楽しく、一人一人が輝いて”持っている力”以上のものを出せるようにサポートしていきたいです!」
赤松「大きな役の人も小さな役の人も関係なく、みんなでこの作品を作っている、という意識を持って、毎日昨日より良くなる稽古をしていけば、お客さんが圧倒される舞台になります!」

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岩辺さんの感想インタビューをしてみて・・・

 インタビューをしてみて、中野さんやアシスタントの人などたくさんの人が、「いい舞台にしよう」と力になってくださってい ることが分かりました。このインタビューで聞いたことを頭において、”エネルギッシュなところ”など持続していき、「周りの人と話をしてしまい、全体の指示を聞いていない」など注意されたところは、毎日の稽古の中で直していこうとと思いました。
私とシアタースクール・・・
夏のシアタースクールに参加するのは、3回目なのですが今年の稽古は、前回・前々回とはまた、一味違った稽古だな、と今までの稽古を通して思いました。新しい仲間とも出会い、毎日充実した稽古になっています!!一年ぶりの鈴木メソットは、難しく忘れてしまっている所もあって大変です。でも、毎日スズキ・メソッドをやることによって、日々の自分の変化を感じることができるので面白いです。ダンスは、去年よりもテンポが早く、振りが難しいので毎日、稽古の後の居残り稽古で忘れないように練習します。まだダンスは、曲の中の少しの部分しか習っていないので、これからどんな振り付けが入るのか楽しみです。
これから、本格的に台本もやると思うので、その時、その時を大切に稽古に励んでいきたいと思います。

   


2009年7月28日

今回も!秋のシーズンポスター撮影

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9月~12月にかけて開催するSPAC秋のシーズンのポスター撮影がありました。Shizuoka春の芸術祭に引き続き、今回もSPAC俳優陣が登場です。

上から撮ってみたり

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風を起してみたり

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12:00から19:00に及ぶ撮影、俳優の皆さん、お疲れ様でした!

出来上がりに乞うご期待です!


ドン・ファンバックステージツアー(静岡デザイン専門学校)

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Shizuoka春の芸術祭で『スカパンの悪だくみ』を観劇した静岡デザイン専門学校の学生の皆さんが、舞台芸術公園で行なわれている『ドン・ファン』の稽古見学がありました。普段、デザインなどを勉強している学生の皆さんなので舞台装置や仮面の製作作業に興味津々。立派に見える舞台装置が実はダンボールや軽くて柔らかい素材で出来ていることにもびっくりです。学生達の素直な反応に、舞台美術担当のフレディもノリノリで次から次へとアトリエの中を説明して回ってくれました。『ドン・ファン』の衣装を担当しているSPACのスタッフは静岡デザイン専門学校の卒業生でもあります。最後には、衣装を前に先輩からの生の声も聞くことができました。

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最後には演出家オマール・ポラスと握手!


2009年7月18日

SPACシアタースクール2009夏 開校!!

いよいよスタートしました!SPACシアタースクール2009夏!!

今回のシアタースクールには、静岡県内の小学6年生~高校2年生までの32人が参加し、本日7月18日から8月15日までほぼ毎日稽古を行い、8月16日の静岡芸術劇場での発表会に臨みます!

今回、夏のシアタースクール生たちが挑む作品は『青い鳥』。このメーテルリンクの名作を中野真希(SPAC)が演出・脚色をおこない、SPACの俳優・スタッフとともに、ひとつの作品を創り上げます。

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初めて参加するこどもたちは、当然経験することすべてが初体験で、とまどいがみられますが、みんなチャレンジ精神旺盛で今後の成長が楽しみです。

一方、過去のシアタースクール経験者たちにとっても、今回挑む『青い鳥』は初めての作品です。スタートラインはみんな同じ、明日からの稽古も臆することなく取り組んでいってほしいです。

今日の稽古メニューは呼吸法に始まり、スズキ・メソッド(前芸術総監督・鈴木忠志が考案した俳優訓練法)にチャレンジし、台本読み、そしてダンスの練習と、初日から盛りだくさんの内容でした。

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また、今日は参加者のお母さんたちにも、見学だけでなく実際に呼吸法とスズキ・メソッド(トレーニング)に参加していただきました。子どもたちがやっていることを一緒に体験してもらうことで、子どもたちが具体的にどのような稽古をするのか、そして、演劇を創作することの楽しさや「舞台に立つためのからだづくり」の難しさを子どもたちと一緒に知っていただくきっかけになったのではないでしょうか。

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これから約1ヶ月の間、シアタースクール生たちは稽古を行います。夏休み返上で挑む32人の青い鳥たちの発表会はきっと素晴らしい舞台となるでしょう!皆様どうぞご期待ください!


SPAC秋のシーズン『ドン・ファン』稽古スタート!

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大盛況のうちに終了した「Shizuoka春の芸術祭2009」、その最終週に『スカパンの悪だくみ』を上演したテアトロ・マランドロ(スイス)の演出家オマール・ポラスとSPACとの新たな共同作業が早くもスタートしました。SPAC秋のシーズンで上演する『ドン・ファン』を、SPACの俳優とオマール・ポラス、そしてテアトロ・マランドロのスタッフとともに創造していきます。

オマール・ポラスとSPACとの出会いは10年前、1999年に静岡で開催された「第2回シアター・オリンピックス」までさかのぼります。コロンビア出身の演出家オマール・ポラスによる極彩色に彩られたエネルギッシュな舞台は、静岡の観客をたちまち魅了し、今年の「春の芸術祭」での『スカパンの悪だくみ』の上演まで5回に渡る来静公演を果たしています。そのオマール・ポラスが「春の芸術祭」の後、静岡に滞在し、SPACの俳優と出会いながら新たな作品を創っていきます。「10年前に初めてきたときから、この日が来るのを夢みていました。ここで作品を創ることが私の憧れでした」稽古初日、俳優にそう語りかけながら稽古はスタートしました。これから3ヶ月、どんな出会いが待っているか、楽しみです。

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2009年7月5日

谷田公民館でリーディング・カフェ!

6月22日、谷田公民館にてリーディング・カフェを開催しました。

谷田自治会のボランティアスタッフが谷田地区の高齢者の方々を対象にデイケア・サービスをしています。公民館に集まって体操をしたり、お茶を飲んで歓談したり… 皆さんひとつの場所に集まって時間を過ごされるのを楽しみにしているようで、どことなくそんなゆったりとした空気が漂っていました。

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そこでひとつ一緒に戯曲を読んでみよう!ということで、谷田自治会の方からお話をいただきリーディング・カフェを開催することになりました。今回は40名近くの方に参加していただきました。平均年齢75歳! リーディング・カフェ史上もっとも年齢層の高いものになりました!

人生の大先輩に囲まれてのリーディング・カフェで読んだ戯曲は唐十郎の『ふたりの女』。春の芸術祭でのSPACの新作を、20日の初日をあけて、早々に読むことになりました!

声を張り上げる方がいれば、慎ましやかな声があり、笑いの混じる声があれば、難しそうに顔をしかめて読む声があり… 年を重ねることで、様々な経験が体に蓄積されて、それが戯曲を読むことであらわになる、というような、同じ時間だけ生活してきたはずなのに、それぞれの時間を生きてきたんだと、その声、体、語り口から染み出るようなリーディングでした。

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戯曲は、そのせりふを語る身体によって色彩を変えます。例えば、「ありがとう」と小学生の男子が言うのと、皺の深い老人が言うのでは、印象はもちろん、その言葉から感じ取れる奥行きが違いますよね。『ふたりの女』が初日を迎えるまでには、何度も何度も稽古が繰り返されたわけですが、初日をあけて、こうした機会に皆さんと戯曲を読むと、新しく見えてくるものがあります。それは、せりふを読む身体が(俳優のそれとは)違うからで、しかも自分らの親以上に離れた年齢の方々の、紆余曲折を経て、それぞれの時間に洗われ、耕された身体、その蓄積が、せりふを通して表へ出てきたからです。

演劇が多様な人間を許容するのは、演劇にとって、単に、それらが必要だからにすぎません。その意味で演劇だって必要性に迫られています。裸足が痛いから靴を履くように、喜びだけでなく怒りが必要です、演劇には。だから、演劇がおもしろいのは、演劇が人を求めることよりもむしろ、人の方が演劇を求めるときです。せりふという、ある意味では窮屈な形式を通して、過去の経験が(それは別に生きていた過去じゃなくてもいいんです)、そして未来の経験が(これもまた生きたことのないものです)溢れてくる、しかも肌のうえを走るさざなみのような言葉として。そのとき、必要性は可能性に変質する… そんなことをぼんやりと思わされました。

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リーディング・カフェにとっても今回は新境地となりました。より幅広い年齢層の方々と、できれば様々な境遇の皆さんと、またリーディング・カフェを開きたいと思っておりますので、よろしくお願いします!