2012年2月28日

<萌目線。vol.96>アトリエふじのくに春号!

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少しずつ寒さがやわらいできましたね。

先日発行された『アトリエふじのくに』春号は、
もうみなさまごらんになりましたでしょうか?

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まさに春爛漫な装いのピンク色の表紙になってます!!

恒例の「SPAC俳優と巡るふじのくに再発見の旅」では、
またまた私、石井萠水が静岡の名所をご紹介させていただいております。

今年からは「鉄の道が結ぶ文化にふれる旅」がテーマということで、

一発目は大井川鐵道です!!

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乗ってきましたよSL!!

初めて乗りましたが、
車両の中のレトロ感がなんとも居心地が良くて、のんびりできました。

車窓から見える大井川の景色ものんびりした風情で。

静岡県内、まだまだ知らない素敵なスポットがいっぱいありますね。

ふじのくに芸術祭2012の見どころも特集されてますので、
みなさまぜひチェックしてくださいませ!!

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<萌目線。>とは・・・
SPAC新人俳優石井萠水の目線で稽古場や舞台裏の様子をお届けしています。
GREEでもブログ更新中。


2012年2月22日

<萌目線。vol.95>『本物のフィアンセ』開幕!!

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2月14日より、『本物のフィアンセ』の公演が始まりました!!

まだ平日の中高生鑑賞事業のみですが、一般のお客様にも多数ご来場いただいています。

ありがとうございます!!

演劇を観るのが初めての学生さんたちが、
驚きつつも笑い声をこぼしながら観てくださっていて、
私たちも毎日新鮮な気持ちで本番をやらせていただいています。

『風車小屋』とはまた少し違って、登場人物たちが折り紙の舞台から飛び出すような、

宝石箱の中で見つけた飛び出す絵本のような!!


客席の若いパワーを吸収して…繊細ながらも力強い作品に、毎日少しずつなってきているように感じています。

『風車小屋』がシンプルイズベストな美しさだとしたら、『フィアンセ』のほうは、衣装や小道具も細かい細工の凝った作品が次々に出てきます!!
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ぜひ注目して見ていただきたいです。

2月25日の2演目同時上演の日より一般公演が始まります。

『フィアンセ』のみの一般公演は、3月3日からとなります。


…王様に恋した少女の思いがあらわれるかのように、女の子のイベントの日に縁がある公演だなあと思いますが(笑)


皆さまのご来場をお待ちしております!!
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2012年2月21日

<グリムの・ひみつ⑫>―番外編―

2月14日にグリム童話『本物のフィアンセ』は無事初日をむかえ、
ただ今、毎日中高生鑑賞事業で上演しております。

さて今回は番外編ということで、できたてほやほやの舞台写真を使って
少しだけ作品の世界をご紹介いたします!   (写真撮影:三浦興一)

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まずは、主人公の少女です。
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この少女がさまざまな困難に立ち向かっていきます。

そして今回も演奏が盛りだくさん!

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一番手前で握られている棒状の楽器は、鈴木楽器のトーンチャイムです。
今回、鈴木楽器に協賛をいただき、このトーンチャイムを提供していただきました。
多くのシーンに登場しますので見つけてみてくださいね。

・・・森の中を、「恐怖」をもとめて歩きつづける王様と馬丁

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この王様が少女と出会い・・・

そして継母!
継母によって「忘却の水」を飲まされた王様は・・・

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そして少女は王様を探しに行くが・・・牢獄に囚われてしまう

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しかし牢獄で俳優たちと出会い・・・

さてどうなる?!

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『少女と悪魔と風車小屋』とは、また一味違った作品になっています。

みなさんお見逃しなく!

公演日時詳細はこちら↓
http://spac.or.jp/12_spring/grimm ・・・今日はここまで!


2012年2月16日

【ラジオ】宮城聰の頭の中

東京大学文学部美学科在学中より演劇を始め、2007年4月からSPAC-静岡県舞台芸術センターの芸術総監督を務める演出家 宮城聰。
アートはもちろん、森羅万象に独自の「角度」を持つ「思想家」宮城聰のしゃべりを堪能する30分間。
「知的好奇心」豊富なオトナへ送るプログラム。溢れる思想・視点・アイデア。「宮城さんの頭の中」を、覗いてみると・・・何が飛び出すのやら・・・?

出演/SPAC-静岡県舞台芸術センター 芸術総監督 宮城聰
提供/SPAC-静岡県舞台芸術センター
毎週土曜日 19時00分~ K-mixで放送中!!
http://www.k-mix.co.jp/program/list.php

______________
宮城聰の頭の中(第1回)
<テーマ>3.11


2012年2月11日

<グリムの・ひみつ⑪>―演出助手―

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1月21日、28日の『グリム童話~少女と悪魔と風車小屋~』の公演後には舞台監督さんの案内でバックステージツアーが行われました。観に来てくれたみなさんに実際に舞台に上がってもらい、『グリム童話』のひみつを紹介です!

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舞台上のスクリーンの裏では、演奏者として出演もしている演出助手さんが、舞台セットの仕組みを説明しています。
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舞台袖では衣裳の紹介です。舞台衣裳を間近に見てみると、客席からは気づかないその細かさに驚きます!
今後のバックステージツアーは3月4日(日)・10日(土)・11日(日)の『本物のフィアンセ』公演後に行いますので、なかなか見られない舞台裏をこの機会にのぞいてみてください!
バックステージツアーの詳細はコチラ

では今日は『グリム童話~本物のフィアンセ~』の演出助手をつとめる中野真希さんにお話をききました。

IMG_1064_中野さん

Q.演出助手とはどのようなお仕事ですか?

芝居作りが滞りなく進むように、状況に応じて必要とされることをする仕事です。具体的には稽古場での照明の操作や台本の変更点のチェックを行なっています。『本物のフィアンセ』は暗転が多い作品なので、稽古場の時点で照明を当てて稽古をしてきました。また技術スタッフが稽古場にはついていないので、技術スタッフとの連絡係も行なっています。

Q.仕事のやりがいはどんなところですか?

芝居が出来る過程にずっと立ち会えることかな。今回偶々演出助手をしていますが、役者も技術スタッフもなんでもやりたいたちなんです。色々な仕事をすると色々な角度から舞台をみられるのがおもしろいです。

Q.芝居に関わりはじめたきっかけは何ですか?

大学生の時、何かかけるものがほしいと思っていた時、演劇に出会い、勉強もせずに演劇ばかりやっていました。学生時代にとあるおもしろい演劇をみて、自分もやりたいと思ったのが始まりです。小劇場の芝居をみたことがなかったので、こういう人たちが世の中にいるんだと思って衝撃でした。やっぱり好きな事をやらないとと思い、芝居の世界に居続けています。

Q.『グリム童話~本物のフィアンセ~』の魅力はどんなところですか?

作者のオリヴィエ・ピィのものの見方や感覚がとてもおもしろい。彼の世界観がとてもすてきです。そしてそれを宮城さんが演出する訳ですからね。なにやら普通ではない。他で見たことのないような独特な美があります。きっと何か引っかかる人はいるんじゃないでしょうか。こういう世界もあるんだということをみていただけると嬉しいです。

Q.中野さんの夢はなんですか?

芝居を作るという行為がもっと当たり前のものになればと思っています。芝居を観るというだけじゃなく、芝居作りにもっと多くの人が参加してくれればいいですね。そしていずれはもちろん劇団旗揚げです。一緒にどうですか?

★★★

中野さんはこれまでSPACシアタースクールやSPAC県民劇団といった、SPACが行う人材育成事業に携わって来ました。来年度もそれぞれ募集があるので、芝居をやってみたい、という方々はこちらも要チェックです!・・・今日はここまで!


<萌目線。vol.94>間もなく初日

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『本物のフィアンセ』も中高生鑑賞事業の初日が近づいてまいりました!!

劇場では毎日通し稽古が続いています。

先日メイク合わせがあり、メイクプランも決まりました。

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『風車小屋』とはまた一味ちがう、キャラクター性の強いメイクになっております!!

楽屋の鏡前では、王様役の泉さんが「やばい。子どもの落書きみたいになっちゃった…」と途方にくれていたり。

三島さんが「これ以上せめるとケバくなるかしら?!」と自問自答していたり。

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みんながどんな格好で登場するか、
乞うご期待です!!

 

<萌目線。>とは・・・
SPAC新人俳優石井萠水の目線で稽古場や舞台裏の様子をお届けしています。
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2012年2月4日

『グリム童話』アーティスト・トーク【映像】

『グリム童話』の公演では、様々なアーティストをお迎えし、終演後に宮城聰とのアーティスト・トークを行っています。

ゲスト:エドツワキ氏
司会:大澤真幸(SPAC文芸部)  2012年1月21日

ゲスト:スズキコージ氏
司会:大岡淳(SPAC文芸部)   2012年1月28日


2012年2月1日

<グリムの・ひみつ⑩>―照明デザイン―

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昨日は2月に公演がはじまる『本物のフィアンセ』の衣裳合わせがありました。衣裳デザイナーの堂本さんも来静です。
そして幕が開いて2週間となる『少女と悪魔と風車小屋』でも、日々、技術スタッフが俳優とともに調整を重ねています。・・・今回は、照明デザインの大迫浩二さんにお話をうかがいました。

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Q.照明デザインとはどんな仕事ですか?

色々考え方はありますが、いわゆる明かりで舞台空間をどう見せるか、あるいは見せないかということと、場面をどう見せるか決めて、どのタイミングで変化させるのか、あるいはさせないかを考えること。当然演出家との共同作業の中でになりますが。

Q.どういう手順で照明をデザインされるんですか?

台本と通し稽古をみて、きっかけをどこに作るか大体考えます。必然的なきっかけと、ここで変化が入れられるかな、というところの台本に線を引き、そして具体的にどういう明かりか、機材は何を使うかということを場面ごとに作っていく。当然機材の数、種類、予算には制限があるので全てができるわけではないけど、ある中で組み合わせていきます。

Q.照明をデザインされるときに大切にしていることはありますか?

作品への関わり方によって違いますが、頭から最後まで通せる段階、お客さんと近い状態で作品をみることを大切にしています。結局は何回も稽古をみることになって、お客さんとは違う感覚になるだろうけど、はじめてみたときの感覚は持っておきたいと思っています。

Q.照明デザインの仕事で苦労する点はどんなところですか?

稽古場の段階で、こういう照明を考えている、というのを具体的にみせるのが難しいという点です。舞台美術は絵にかき、模型をつくったり、予算がゆるせば稽古場にある程度のものを組むことも可能です。音響も、完全に舞台空間での音を再現できなくても素材自体は聞くことができる。しかし照明の場合、実際に劇場に入ってからでないとわからない。例えば「ふわふわした明かり」と言ったとき、その人の言う「ふわふわ」はどういうことだろうと考える。それが実際どういう明かりなんだろうかと。自分自身でさえも照明を当ててみないとわからない。絵や言葉ではイメージを共有するのが難しく、劇場に入ってからの勝負になるという点ですかね。

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写真は照明デザインを書き込んだ台本。増やしたり削ったり復活したり・・・きっかけは200を超えているとか。気づかないところで色々変化がおこっているのです。

Q.照明デザインをはじめたきっかけは何ですか?

宮城さんはぼくが照明を始めるきっかけの人なんです。大学の学祭で、クラスで演劇をやることになり、宮城さんがやっていた学生劇団の裏方の手伝いをはじめました。偶々照明の人でが足りなかったので照明の手伝いをはじめ、宮城さんの1人芝居の照明をやって、ク・ナウカにつながって・・・という感じですね。

Q.『グリム童話』は他の作品とくらべていかがですか?

照明としてはなかなか難しいことに挑戦しています。みてもらえばわかるけど、俳優、裏方も含めて、すごい力技を使っています。・・・というかローテク(笑)。ちょっとしたタイミングの変更や役者の動きに合わせて、毎日直して、変えて、互いの共同作業として繰り返し調整してます。映像を使って出来るようなことを、あえてアナログな方法でやっている点も多いので、その辺りに気づくとちょっとおもしろいと思う。バックステージツアーで裏を見てもらうとナンダこりゃ!となると思いますよ。美術や衣裳との関係では色がシンプルなので、照明もごく限られた部分でしか色を使っていないですが、他の面で割りとあれこれ表現しています。

★★★

照明デザインをされる大迫さんですが、自宅では「普通に蛍光灯つけちゃってます。いけないなと思いつつも(笑)。」と照れくさそう。「少女と悪魔と風車小屋」と「本物のフィアンセ」での照明の変化に注目するのもおもしろそうです!・・・今日はここまで!