2014年11月30日

【日刊!『変身』】幕が上がる、2日前。

Filed under: 『変身』2014

みなさま、こんにちは。
制作部の山川祥代です。

気付いていらっしゃいましたでしょうか?
明日は何と、
グランシップ含め静岡芸術劇場
リニューアルオープンの日!
一般公演としての始動は
12月6日(土)の『変身』公演からですが、
受付カウンターは明日よりオープンします。
さぁ、記念すべき一番手はどなたかな?

さて…
【日刊!『変身』】ですが
第二期稽古が始った10月下旬より
その日々の様子を追いかけてまいりました。
そんな『変身』も、中高生鑑賞事業公演で幕が上がるまで残り2日。
通し稽古を重ねながら、
今もなお作品の可能性を探り続けています。

小野寺修二さんとSPACで
創り上げた舞台『変身』。
14回の鑑賞事業公演。
5回の一般公演。
全19公演を
これから駆け抜けていきます。

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演出の小野寺修二さんと、
演出助手の藤田桃子さんの
貴重なツーショットをいただきました。
『変身』ポスターの前でパシャリ。
うん、文句無しにかっこいい。
【日刊!『変身』】にとうとう
小野寺さんたちの写真(注:稽古中の隠し撮りではない)が・・・感動。

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いよいよです。
みなさん、いよいよです。
【日刊!『変身』】も本日で
一旦区切りとさせていただき、
これからは【トキドキ刊!『変身』】(?)として
お客様をお迎えした様子を主に
お届けしていきたいと思っています。
この舞台でしか観られない
小野寺修二×SPAC『変身』マジックを
どうぞ劇場で目撃してください。

そして、さきこさんからも一言…

祥代ちゃんのターンを奪って中野からも少しだけ…。
いよいよ、公演目前になってまいりました。
本日は2度の通し稽古を行ない、
明日は本番通りに行なう「ゲネプロ」です。
稽古を観るたびに、耳に聞こえるもの(台詞、音)と
目に見えるもの(振り、装置・小道具、照明、衣裳、全部!)のリンクが
どんどん新たに見えてきて、わくわくが止まりません。

一方で、もし自分がお客さんとして、
新たな目線で新鮮に観ることが出来たら
これまたどんなにわくわくすることだろう、とも思います。
ぜひとも劇場で、皆さんがどんな風にご覧になったか
ご感想をお聞かせください!

みなさまのご来場、
心よりお待ちしております!

P.S
すぱっくんも待ってるよ!
すぱっくん

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静岡芸術劇場<ヘンシン!>記念公演
『変身』
12月6日~12月21日
公演の詳細はこちら
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2014年11月29日

【日刊!『変身』】今、カフカ。

Filed under: 『変身』2014

みなさま、こんにちは。
制作部の山川祥代です。

今更なのですが、
フランツ・カフカってみなさま
どのくらいご存知でしょうか?
私は恥ずかしながら、
『変身』担当になるまで
読んだことがありませんでした。
もちろんフランツ・カフカという名前と
主人公がある日突然虫になる、という
話があるということは知っていましたが。

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読んでみると、最初の一文の
「ある朝~(中略)虫になっているのに気がついた。」が
突拍子も無さ過ぎるせいか、
それ以降の話の流れは
さほど特徴の無いように思えます。
「虫になった」というあり得ない要素が
ごくごく自然に受け入れられて
現実のものとして進んでいくのです。
家族は驚き、勤め先の上司に心配され、
家族に見放され、最後は死んでいく・・・
「虫になった」以降の流れとしては
(極めてネガティブではありますが)
自然のことのようにも思えます。

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何が言いたいかというと、
なぜカフカはこの物語を
執筆したのでしょうか?
「虫になった」主人公。
この「虫になる」とは
何を表しているのでしょうか?
「虫」であった理由は何でしょう?
カフカの『変身』には、
こういった物語を設定する上での
「意図」が謎に包まれている気がします。

photo4

『変身』を通して
カフカという人物そのものに
興味を持つようになりました。
執筆されたときから
100年のときを超えて
彼の『変身』を「舞台化」します。
今、なぜカフカなのか。
ぜひ劇場に来て
その答えを見つけてください。

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静岡芸術劇場<ヘンシン!>記念公演
『変身』
12月6日~12月21日
公演の詳細はこちら
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2014年11月28日

【日刊!『変身』】あともう少し、もう少し!

Filed under: 『変身』2014

みなさま、こんにちは。
制作部の山川祥代です。

間近に迫った公演に向けて
劇場稽古真っただ中の『変身』ですが、
音響、照明が加わったことによって
新たな生命エネルギーを得た
さらに見所溢れる作品となっております。
そんな現場の様子を特別に少し公開。

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くぅ~早く観たい!
お客様を迎えた静岡芸術劇場で
早く上演したい!
あともう少し、もう少しです。
12月6日(土)と7日(日)は
1階席が満席となりました。
2階客席はまだご案内可能、
13日以降の日時でしたら
まだ1階席でご予約いただけます。

12月2日(火)からは
中高生鑑賞事業公演として
上演される『変身』。
中高生のみなさんが
どんな反応をしてくれるのか、
今からとても楽しみです。

あらためて、
一日一日を大切に。
一日一日が勝負。

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静岡芸術劇場<ヘンシン!>記念公演
『変身』
12月6日~12月21日
公演の詳細はこちら
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2014年11月26日

【日刊!『変身』】貴島と榊原、乱れます。

Filed under: 『変身』2014

みなさま、こんにちは。
制作部の山川祥代です。

【日刊!『変身』】ですが、
今日ちょうど「一ヶ月記念日」でした!
わーい、わーい。
みなさまのおかげです。
ありがとうございます!

どうぞ、最後まで見届けてください。

さて、【『変身』俳優さん紹介シリーズ】。
最終回はこの方々に飾っていただきましょう!

1

貴島豪さん(写真左)、榊原有美さん(写真右)。

貴島さんは「貫禄の塊」のような人です。
出で立ちも、声も、動作も、何もかも。
稽古場でも圧倒的な存在感を感じます。
ひとたび貴島さんが語り出せば、
ぐいっと視線を、というか全神経を
向けずにはいられません。

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貴島さんから醸し出される雰囲気に、
「自分」という存在を
まるまる飲みこまれてしまうような
感覚に陥ります。

有美さん(榊原)は昨年もご一緒した『サーカス物語』でも
「鏡の精カロファイン」という
何ともセリフの多い
難しい役をなさっていましたが、
今回も聞けます。あの美しい有美節。
小柄でありながら、その身体から放たれる
無限のエネルギー、そして力強さ。

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声を自由自在に操り、
表情豊かに作品の中に溶け込む。
『変身』での有美さんにも
ご期待ください。

そんな貴島・榊原ペアより
みなさまにメッセージです!

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「観たあとに、きっとあなたの身体の中のどこかの細胞がうごめきだしたのに気付きます。」 (貴島)
「虫の知らせ、虫がいい、虫がつく、お腹の虫に虫歯まで。虫、だいぶ身近に溢れてますね。」 (榊原)

【『変身』俳優さん紹介シリーズ】、
いかがでしたでしょうか?
こんな個性豊かな俳優さんたちを
一つの舞台で観ることができます、『変身』。
舞台ではまた違う表情を観ていただけるはず。
ぜひ12月に、静岡芸術劇場でお会いしましょう!
俳優、スタッフ一同お待ちしております。

明日は公演前最後の稽古休み。
みなさんが少しでも休めますように。

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静岡芸術劇場<ヘンシン!>記念公演
『変身』
12月6日~12月21日
公演の詳細はこちら
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2014年11月25日

【日刊!『変身』】舘野と大庭、化けます。

Filed under: 『変身』2014

みなさま、こんにちは。
制作部の山川祥代です。

さて、気になる本日の
【『変身』俳優さん紹介シリーズ】、
このお二人にご登場いただきましょう!

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舘野百代さん(1枚目)と大庭裕介さん(2枚目)です。

舘野さんは、その身体能力の高さに
山川、尊敬の眼差しをいつも送っております。
アップのときの舘野さんは、
1枚、1枚写真を撮りたいくらいかっこいいです。
(たまに「記録用」という名の隠し撮りをしています)
舘野さんのそんな鍛えられた身体から
醸し出される空気、というか気迫のようなもの。
稽古のときから圧倒されています。
そして声も素敵なんだな、舘野さん。

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『変身』ではどんな舘野さんに
出会うことができるのでしょうか?
ご期待ください。

そして大庭さん。
大庭さんも独特の空気を持った俳優さんだと
思っております。(勝手に)
何でしょう、立っているだけで
何かを想わせるあの存在感。
詩人さんみたいな、出で立ち。
(これも私の勝手なイメージ)
そして笑顔が素敵。
作品の空気そのものを
体現するかのような存在の仕方に
ついつい目で追ってしまう、
そんな俳優さんです。

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昨日のたきい・仲谷ペアに対抗して
舘野・大庭ペアのツーショット。
貴重です。
メッセージと共にお送りします。

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「自分もザムザかもしれない、って思ってくれたら嬉しいな。」 (舘野)
「一瞬も目が離せない、圧倒的なエネルギーの舞台になると思います。」 (大庭)

明日はいよいよ
【『変身』俳優さん紹介シリーズ】最終回。
満を持して、あのお二方に
登場していただきましょう。
明日もお見逃しなく!

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静岡芸術劇場<ヘンシン!>記念公演
『変身』
12月6日~12月21日
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2014年11月24日

【日刊!『変身』】仲谷とたきい、惚れさせます。

Filed under: 『変身』2014

みなさま、こんにちは。
制作部の山川祥代です。

昨日の劇場リポートから舞い戻って参りました
【『変身』俳優さん紹介シリーズ】、
本日はこのお二人!

1

仲谷智邦さん(写真左)、たきいみきさん(写真右)。

仲谷さんはとにかくスラッと高身長で、
手足も長い、とても見栄えのする俳優さんです。
楽屋入りされる時間も早く、
先日は午後入りにも関わらず、朝
劇場周辺をランニングされている姿を目撃しました。
それだけあって、身体の使い方もすごい、すごい。
それこそ身体の可動域の広さだけでなく、
動きの質のコントロール力にも脱帽です。
キレッキレの仲谷ムーヴメントにご期待ください。
(ちなみにSPACに入る前の山川の初SPAC観劇作品は
仲谷さんと三島景太さんの二人芝居『ロビンソンとクルーソー』です。)

2

たきいさんは、昨年のSPAC秋のシーズンで上演した
『サーカス物語』でもご一緒させていただいておりました。
たきいさんも、仲谷さん同様手足が長く、
その集中力の高い演技で観る者の目をとらえて離しません。
サーカスのときの「アングラマイン」という役どころ、
とくに巨大2人乗り三輪車からの登場は、観るたびに
「きたーーーー!!!」と
心の中で叫んでおりました。
『変身』という新たな作品での女優たきいみき。
早くみなさんにご覧になっていただきたいです。

3

そんな仲谷さんとたきいさんより
メッセージをいただきました!

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「やっと人間の役ができると思ったのに・・・。」 (たきい)
「それぞれが、それぞれの想像力を持って観てもらえたらいいな。」 (仲谷)

残り2回となった
【『変身』俳優さん紹介シリーズ】。
明日は誰かな?
俳優さんも覚悟してください!笑

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静岡芸術劇場<ヘンシン!>記念公演
『変身』
12月6日~12月21日
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2014年11月23日

【日刊!『変身』】遂に劇場入り!

Filed under: 『変身』2014

みなさま、こんにちは。
制作部の山川祥代です。

本日・・・
遂に、遂に、
劇場入りしました!
久しぶりの芸術劇場の舞台・・・
この空間、背筋が伸びますね。
この日のために遅くまで準備をしてくれた
スタッフのみなさんには頭が上がりません。

まずは動線確認から。
最初の最初だから時間はかかってしまうけれど
欠かせない最重要ポイントの一つ。
俳優、スタッフ共にシーンごとに確認。

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でもやっぱり、舞台の上でやると
雰囲気が一気に出ますね。
舞台ってすごいところだなぁ・・・
稽古場でもエネルギーに溢れてましたが、
舞台という場所は、
俳優やスタッフのエネルギーをさらに引き出すだけじゃなく、
作品の持つ力も増強させてしまうのですね。
というか、舞台でこそ
それぞれの力が最大限に発揮されるのでしょうね。
ついに、その場所に来ました。

演出の小野寺さんにとっても
3年ぶりの静岡芸術劇場の舞台。
SPACにとっても7ヶ月ぶりの
リニューアルオープン。
『変身』という作品と共に
みなさまをお出迎えいたします。
この特別な幕開けに
ぜひみなさまもお立ち会いください。

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静岡芸術劇場<ヘンシン!>記念公演
『変身』
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2014年11月22日

【日刊!『変身』】武石と吉見、醸します。

Filed under: 『変身』2014

みなさま、こんにちは。
制作部の山川祥代です。

前回のブログ冒頭で
さきこさん(中野)と私のブログでの名乗り方について言及されていましたが、
「そんな細かいところに気付いてくださる方もいるなんて・・・!(キラキラ)」
という思いでいっぱいです。
飽きずに読んでいただいて、ありがとうございます。

さて、先日は若手2人が登場した【『変身』俳優さん紹介シリーズ】、
(またもや勝手に名付けました)
今回はこの方々です!

1

武石守正さん(写真左)、そして吉見亮さん(写真右)。

武石さんとは今回初めてご一緒させていただきましたが、
私、SPAC入りたての『ふじのくに⇄せかい演劇祭2013』で上演された
宮城聰演出『黄金の馬車』の「国司」役の
武石さんが大好きでして・・・。
(初めて暴露しました。照れます。)
今回もまた全く違った役どころで
武石さんの魅力が炸裂しております。
ちなみに登場シーンが個人的ツボです。
私の印象では武石さんは目線で語るというか、
目線で雰囲気そのものを創り上げてしまう俳優さん。
その目線に私の目線が釘付けです。

2

そして、吉見さん。
吉見さんは普段の稽古のときの
「ここどうなってんだっけ?」というみんなの問いに
「ここは・・・」とすぐに答えてくれる頼れる俳優さんです。
そしてものすごくストイックな印象があります。
一つの動き、例えば装置への上がり方にしても
何回も何回も確認。
この間は装置にどれだけ音を鳴らさずに乗ることができるかを
熱心に取り組んでいらっしゃいました。
(傍から見ていての予想ですが。)
そしてその動きがとても軽やかなのにも驚きます。
吉見さんの卓越した動きにもご注目ください。

3

そんな武石さんと吉見さんから
みなさまへのメッセージ、どうぞ!

4 (1)

「演劇の振れ幅の広さを感じてください。」 (武石)

「虫になりたい、と思いました。」 (吉見)

これからも『変身』の素敵な俳優陣、
続々とご紹介していきます。
次は誰かな?
お楽しみに!

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静岡芸術劇場<ヘンシン!>記念公演
『変身』
12月6日~12月21日
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2014年11月20日

【日刊!『変身』】伊比井と鈴木、魅せます。

Filed under: 『変身』2014

みなさま、こんにちは。
制作部の中野です。

【日刊!『変身』】、これまでどうやら、
冒頭でちゃんと名乗るのは山川さん
最後にだけ名前を書くのは中野
という区別が出来たらしいということを知って驚いております。
いえ、どなたもお気になさってなかったかと思いますが…。

そんな『変身』、本日は、稽古場からこのお2人をご紹介します。

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伊比井香織さん(写真1枚目右) と 鈴木真理子さん(同写真左) の、同い年ペア。
ふたりとも、2012年の『マハーバーラタ』がSPACでの初めての出演でしたが
その後、ぐいぐいと存在感を増してきております。

伊比井さんとはわたくし、去年の『わが町』でも作品担当としてご一緒していました。
私は伊比井ちゃんの身体の使い方が大好きで
今回、ハードに動きまわる彼女の姿をとくと見ていられるのはけっこうな幸せです。

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ものすごくかわいらしくて奔放に弾けるような時もあれば、
何故かなんだか異質な空気を醸し出すときもあれば、
巨匠クロード・レジ演出の『室内』では
静かな静かな世界を体現してきた伊比井ちゃん。
『変身』でも、魅せますよー。
いろいろたっぷり魅せてくれます。

静岡は磐田市出身の真理子さんは
去年の『サーカス物語』のエリ王女(※)が忘れられない、という方も多いはず。
はい、私も忘れられません。あの美しい歌声。
と思いきや、真理子さんは動きもすごい。
先日小野寺さんも「すっげー子いるなあと思った」と仰っていましたよ。
細長い手足が、誰にも真似できない切れ味を生んでいます。

そして、もちろん台詞も。
『変身』の物語が終わりに向かう大事なところを、
彼女の声でお届けしますよー!

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(※エリ王女はダブルキャストだったので、
真理子さんではなく、瀧澤亜美さんの回をご覧になった方もいらっしゃいます。)

それでは伊比井ちゃん、真理子さん、
劇場にお越しになるお客様に一言どうぞ。

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みどころは、空間の「変身」です!! (伊比井)

さて、わたしは何役やるでしょう? (鈴木)

出演俳優とは、終演後の「カフェ・シンデレラで逢いましょう!」で交流していただけます。
衣裳のままでカフェに登場しますので、
どうぞ気軽に、話しかけてみてくださいね。
突然俳優さんに声をかけるなんて出来ない!という方、
近くのスタッフにこっそりお伝えいただければご紹介いたしますよ~!

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静岡芸術劇場<ヘンシン!>記念公演
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2014年11月19日

【日刊!『変身』】グレゴールにまつわる4Wと1H

Filed under: 『変身』2014

2日連続で通し稽古を観てからどうもニヤニヤが止まらない中野がお届けします、
本日の【日刊!『変身』】。

昨日の「『変身』にまつわる5W1H」の続き、参りましょう。

次々と襲ってくるWhy、のほかにも、
どんどん新たな疑問が湧きあがってくるわけですが
ここはひとつ、「グレゴールにまつわるWとH」に絞ってみます。

Where is Gregor?
グレゴールはどこにいる?

『変身』の主人公、ある朝目が覚めたら虫になっていたグレゴール。
部屋から出ることもままならない彼ですが
いったい、舞台のどこに現れるでしょうか?
(どこにグレゴールの部屋が現れるか、という問いにも置き換えられるかもしれません。)

これを追いかけるだけでも、
小野寺さんの作品の面白味の一つを味わっていただけると思います。
空間を立ち上げては解体し、また新たな空間を生んでいく小野寺さんの演出。

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さあ、ひとつひとつのシーンで、グレゴールはどこにいるのでしょうか。

Who is Gregor?
誰がグレゴール?

これはぜひご覧になる前にご想像ください。
きっと、いい意味で裏切らせていただきます。
あるいは…、もしかしたらこの問い自体が成立しないのかもしれません。
どうか、公演前にどこかで私にお会いになっても質問しないでくださいね。

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When  is he/she Gregor?
彼/彼女はいつグレゴールであるか?

この人が…、とお思いになった瞬間があっても、
どうぞ油断なさらずに。

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How to “Gregor”?

つまり、
いかにして“グレゴーる”のか?

(…すみません、くだらないことを言いました…。)

「グレゴール」という人を、どのように描くのか。

フランツ・カフカは、『変身』の出版時の挿絵について
「虫」の姿を描いてはいけない、と注文をつけたといいます。
そんな「虫」になったグレゴールの姿が
今回の舞台ではいったいどうやって表現されるのでしょうか。

What is Gregor?

さらにつき詰めると、「グレゴール」ってなんなのでしょう?
ある朝、突然に虫になっていた男。
彼の家族にとって、カフカにとって、
そして「読み手」である私たちにとって。
グレゴールって。なんなのでしょうか。
 
 
さあ、これらの問いの中の「グレゴール」を何に置き換えるかは皆さん次第。
「グレーテ(妹)はどこにいる?」でも、
「誰が支配人を演じるか?」でも、
「いかにして“カフカる”のか?」でも。
いろんな楽しい「?」が湧きあがってくることでしょう。

なんとも刺激的で、なんとも心地よい混沌を味わいに
どうぞ劇場へお越しください!
(早く皆様の感想を伺いたいです…!)

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どの公演日も、お問い合わせが増えてきております。
少しでもお好みの席でご覧になれるよう、ご予約はお早目にー!

制作部 中野三希子

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静岡芸術劇場<ヘンシン!>記念公演
『変身』
12月6日~12月21日
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