2016年6月24日

イナバとナバホの白兎/パリ日記(28)(29)

SPAC文芸部 横山義志
2016年6月18日(土)

 
午後7時20分頃、客席開場直前に照明のトラブル。大事な灯体が点灯してくれない。電球を交換することに。それには高所作業車を出さなければならず、そのためには舞台上のカーペットの一部をいったん剥がさなければならない。スタッフ総出で急ぎの作業をして、10分ほどで電球を交換し、無事に点灯を確認し、カーペットを戻す。なんとかそれほど遅れずに開場できた。

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今日もほぼ満席。リピーターが少なくない。終演と同時に拍手がわき起こり、次々とお客さんが立ち上がっていった。

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2016年6月19日(日)

 
ついに楽日。衣裳スタッフは10時劇場入り、舞台スタッフは10時半入り。今日は午後の時点で売り切れとの連絡が入る。今日は午後5時開演。
 
午後4時半、開場時間には長蛇の列。受付前には当日券を求める方の列が。せっかくいらしたので、できる限り入っていただいたが、それでも30人くらいはご覧いただけないままお帰りになった様子。

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終演後の拍手も楽日にふさわしい熱気。先日の昼食時に、ケ・ブランリー美術館のプログラムを統括しているエレーヌさんが「偉大なロックコンサートのようなフィナーレ」とおっしゃっていたのを思い出した。

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その後、ちょっとした打ち上げ。モニック・レヴィ=ストロース夫人がお友達を連れてふたたびいらしてくださった。「宮城さんの作品をまた拝見したい」とのお言葉。

エレーヌさんからは改めて、「私もこれまで多くの演劇作品を見てきましたが、この作品は演劇的な発明と呼ばれるに値する作品だと思います」とのお話。宮城さんから、「ケ・ブランリー美術館・クロード・レヴィ=ストロース劇場10周年を記念する作品、というお題をいただいて、構造人類学を学んだことで初めて、テキストを対位法的に扱うという発想を得ることができました。演劇史にちょっとした貢献ができたような気がしています」とのお返事。マルタン館長からもふたたび、SPACによる定期的な公演を希望します、とのお言葉。

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すぐにバラシ。午後11時まで作業、午後11時半退館。

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フランス国立ケ・ブランリー美術館開館10周年記念委嘱作品
『イナバとナバホの白兎』
6/9(木)~19(日) ケ・ブランリー美術館クロード・レヴィ=ストロース劇場
◆公演の詳細はこちら
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