2016年9月18日

【『高き彼物(かのもの)』への道 3歩目】出演者インタビュー第1弾・とみやまあゆみ

こんにちは!

8月の第一期稽古の間に、
『高き彼物』出演者7名にインタビューを行いました!

それぞれの視点から、作品の魅力や創作に対する思いを
たっぷりと語っていただきましたので、順にお届けしていきます。

第一弾は、「猪原智子」を演じる とみやまあゆみさん です。
それでは、どうぞ!

-とみやまさんが演じる「猪原智子」はどのような人物でしょうか?

実家で父(正義)と祖父(平八)と一緒に暮らす31歳の女性です。
第一印象としては明るい女性でした。実家で営む雑貨屋を切り盛りしたり、地元の製薬会社で営業を担当していたようなので、田舎の人当たりがいい人という雰囲気を感じました。ただ台本の読み合わせが進んでいくと、実は明るく振る舞っているのかなと感じられる一面もあります。明るい気遣いというか、優しさとも言えるかもしれません。どう演じるかはまだまだ模索中ですね。

-今年の4月に出演者オーディションが行われ、本作への出演が決まりました。この作品に挑戦したいと思ったきっかけはありますか?

オーディションには、「その時に来たチャンスは、逃すともう一生捉まえられない!」という思いでのぞみました。実は、2年前に劇団サンプルの『女王の器』という作品で古舘さんと共演させていただいたことがありました。このオーディションの情報を知った時には、「あの古舘さんが演出をするだって!? しかもマキノノゾミさんの戯曲を・・・、一体どんな作品になるんだろう!?」というワクワク感がありました。

-素晴らしいハングリー精神、好奇心ですね。

ありがとうございます。あと、『高き彼物』というタイトル自体にも魅力を感じました。人って心のどこかで「よくなりたい」と思いながら生きているんじゃないかと私は思っていて、「高き彼物」という言葉からも、「手の届かない場所やよりよいものを目指していく」といったイメージを受けとりました。タイトルと同じように素敵なお芝居になる気がしたので、この作品に参加したいと思いました。

-普段は東京で舞台を中心にお仕事をされているとみやまさんですが、
静岡(舞台芸術公園)に滞在しながらのクリエーションはいかがでしょうか?

稽古の後に、ぼんやりと作品について考える時間を取れるのがいいですね。夕方を過ぎれば聞こえてくるのは、鳥の鳴き声や虫の音、風の吹く音くらいで、考えることに集中できる環境です。稽古場で起こったことを思い出しながら台本を読み直したりして、演劇だけに向き合うことができる場所にいるという意味で、自分が鍋の中でじっくりコトコト煮込まれている感覚ですね。

-最後に意気込みをお願いします!

この作品では、静岡県川根町で暮らす猪原家と周囲の人間たちの人生の一部分が切り取られ、描かれています。「智子」だけでなく、みなが互いに思い悩んで、相手のことを慮(おもんばか)って、上手くいったりいかなかったりということがありながらも、係わり合って生きているということが貴(とうと)い奇跡のように感じました。そうであるならば、私たちも奇跡のような舞台を目指して10月からの第二期稽古も頑張りたいと思います!

【プロフィール】
桜美林大学総合文化学群演劇専修卒業。俳優。ワークショップファシリテーター。
大学を卒業後、舞台を中心とした俳優活動と並行して小中学校や劇場などで子供から大人まで様々な人達を対象とした演劇ワークショップの進行も行う。
近年の出演作に、KAKUTA 『Sound Play Series アンコールの夜』、□字ック『荒川、神キラーチューン』など。

公演情報はこちら。
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SPAC秋→春のシーズン2016 ♯2
『高き彼物』
一般公演:11月3日(木・祝)、5日(土)、13日(日)、19日(土)
演出:古舘寛治 作:マキノノゾミ 舞台美術デザイン:宮沢章夫
静岡芸術劇場
*詳細はコチラ
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11月5日(土)のアーーティストトークのゲストが、
小栗旬さんに決定しました!
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