2017年7月1日

アヴィニョン法王庁日記(1) 2017年6月27日 静岡からフランスへ

SPAC文芸部 横山義志

アヴィニョンへの二度目の旅立ち。2014年には『マハーバーラタ』を、ピーター・ブルックの伝説的舞台『マハーバーラタ』の会場となった石切場で上演した。今回はアジアの劇団としてはじめて、アヴィニョン演劇祭のオープニングで、メインステージの法王庁中庭で公演することに。アジアだけでなく、非ヨーロッパ言語圏の劇団でもはじめてらしい。法王庁中庭はアヴィニョン演劇祭がはじまったところでもあり、今では毎年この時期になると、2000人収容の仮設劇場が組まれる。2000人を前に芝居をする機会というのはなかなかない。それだけでも、かなりドキドキの体験である。

6回公演の予定だが、12,000席がチケット発売開始から数時間で売り切れてしまったらしい。毎日のように「発売日に何度も電話したのに、どうしてもチケットが取れませんでした。なんとかなりませんか?」というメールが来る。

第二次大戦後すぐにはじまったアヴィニョン演劇祭は今年で71回目。南仏のさほど大きくもない町で、演劇祭をここまで育て上げてきた方々の苦労が偲ばれる。人口規模としては、静岡市の方がよほど大きい。SPACは今年で20周年。あと50年続けば、こんな演劇文化を育てることができるだろうか。

今日は午後3時劇場出発で、羽田空港に向かう…と思ったら、早々にフライトキャンセルの連絡。機材到着の遅れのためだという。結局フライトは翌朝となり、27日午後3時に静岡芸術劇場出発のはずが、翌28日の午前3時出発に。

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おかげで高速道路は空いていて、午前6時には羽田空港着。今回は荷物のトラブルもなく、午前9:55発パリ行きのフライトで無事に出発。

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*アヴィニョン法王庁日記バックナンバー*
(1) 2017年6月27日 静岡からフランスへ
(2) 2017年6月28日 アヴィニョン到着
(3) 2017年6月29日 仕込み一日目
(4) 2017年6月30日 仕込み二日目
(5) 2017年7月1日  仕込み三日目
(6) 2017年7月2日  アヴィニョン法王庁の歴史
(7) 2017年7月3日  法王庁中庭での上演の歴史
(8) 2017年7月4日  フォトコール
(9) 2017年7月5日  最終公開稽古(ゲネプロ)
(10) 2017年7月6日 公演初日
(11) 2017年7月7日 公演二日目
(12) 2017年7月8日 公演三日目

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第71回アヴィニョン演劇祭オープニング招待作品
アンティゴネ
構成・演出:宮城聰 / 作:ソポクレス / 出演:SPAC
7月6日(木)・7日(金)・8日(土)・10日(月)・11日(火)・12日(水)各日22時開演
会場:アヴィニョン法王庁中庭
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