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2017年9月20日

『ロミオとジュリエット』ローザンヌ公演その2(貴島豪編)

~いよいよ、明日、開幕!!~

ローザンヌに来て早10日。こちらは天候の変動が激しく、日によっては日本の12月初旬ぐらいの寒い日が続いたりしています。(極めて珍しい事らしいですが。)
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少し寄り道。
こちらでは前回の『ロミオとジュリエット』ツアー(2013)同様、メンバーはほぼ自炊。(何せスイスは物価が高い。)
普段は近くのスーパーでお買い物ですが、水、土曜は宿泊先の隣駅のモーリス・ベジャール(振付家の名前が駅名に!)の駅前で大きなマルシェ(青空市場みたいなものです)が開かれていて、新鮮な野菜や肉、チーズ、パンなど仕入れたりしてます。
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あっ、ちなみに近くに日本食材のお店も・・・まぁその後の仕合げの具合はそれぞれの腕前次第ってとこですけどね(笑)

さて劇場ヘ。

いよいよ明日から開幕ということで準備も進みます。
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もちろん中身も。再演、であるけれど、オマールがそのまま演る訳がありません(笑)
細かい修正、新たなクリエーション、通し稽古、年を重ねたメンバー・・・それらが相重なって、新たな息遣いを持った『ロミオとジュリエット』が誕生しつつあるのをひしひしと感じます。

おっとそうそう、ご紹介が遅れました。今回の新たなパリス役、イヴ・アダンさん。
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日本的読みをすればイヴ・アダム・・・!!すごい名前のナイスガイです。

そして、今回新たなジュリエットが誕生しました。
それが、この人。
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もちろん嘘です(笑)まぁふざけてる訳ではなく、稽古の流れでジュリエットが仮死の薬を飲む「美しい」シーンの代役をしてもらったのですが・・・直視できない(笑)

まぁとにもかくにも今日無事にゲネプロも終えました。オマールから日本の皆様にくれぐれもよろしく、と。
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23時過ぎ、あとは開幕を待つばかりとライトアップの化粧を施した劇場をあとにします。
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本当に演劇を愛する人達の手で「劇場」という新たな命をもらった場所。こんなステキな場所で本番を迎えられるのを誇りに思います。

そしてたくさんの感謝を込めて、いよいよ明日から、『ロミオとジュリエット』の新たな旅がはじまります。

9月18日 貴島 豪

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『ロミオとジュリエット』
構成・演出:オマール・ポラス
出演:山本実幸、宮城嶋遥加、イヴ・アダン、大内米治、貴島豪、
武石守正、舘野百代、永井健二、吉見亮、ピエール=イヴ・ル・ルアルン

2017年9月19日~10月8日(18回公演)
TKM Théatre Kléber-Méleau〔ルナン/スイス〕
*詳細はこちら
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