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2018年10月15日

歯車ワークス#3 いよいよ稽古スタート!

10月9日、ついに『歯車』の稽古がスタートしました!

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演出の多田さんはSPACでの演出が初。また何と出演者6名の間でも「今回〇〇さんとは初共演なんです」という話がチラホラ。そこで初日は、“お互いを知る”ために自己紹介の時間をたっぷり取りました。

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▲ホワイトボードを使いながら、ご自身の経歴を話す多田さん。2008年~韓国でも活動されていることから、途中ハングル語講座になる場面も(笑)

★多田さんのこれまでの活動歴を知りたい方は、多田さんが主宰する劇団「東京デスロック」のサイト

その後、多田さんと俳優たちで原作の「歯車」のイメージなどをフリートーク。
この話し合いの中で、
「原作の骨組みや要素は残しつつ、外のテキストも入れていきたい」
「劇場内それ自体を“とある場所”というように作れないか」
といった今後のクリエイションに係るような発言も多田さんから飛び出しました。

稽古2日目、そして3日目は、“ぼんやりとした不安”をテーマに、俳優たちがそれぞれ即興で小作品を創作。
“私のぼんやりとした不安”をテーマにした回では、「虫歯」「スマホが不安を増大させていく」「悪夢」「家族が寝ている姿を見ていると、砂が詰まった何か別のものに見えてくる」などなど…個性あふれる題材・表現方法の小作品が発表されました。

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次に“社会のぼんやりとした不安”をテーマにした回では、「東日本大震災」「関東大震災」「最近の学校での道徳の授業」などなど、やはり題材も表現方法もさまざまながら、今回の作品のキーになりそうな“不安”も。

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これら俳優たちが取り上げた題材をホワイトボードに書き出し、ここからさらに「今の中高生は何に対して“ぼんやりとした不安”を抱いているのか?」「芥川は実際何が不安だったのだろうか?」といった感じで“ぼんやりとした不安”について議論を深めました。

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座組みの全員が、まだまだ“ただぼんやりとした不安”の真っ只中!(笑)ですが、多様な意見が飛び交う活気あふれるこの稽古場から、現代を生きる私たちが抱える“ただぼんやりとした不安”を抉る傑作が生まれる予感が。
単に芥川の小説『歯車』そのままを舞台化するのではない、多田淳之介×SPACが贈る新たな『歯車』にどうぞご期待ください!

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SPAC秋→春のシーズン #2『歯車』
構成・演出:多田淳之介
原作:芥川龍之介
出演:大内智美、奥野晃士、春日井一平、河村若菜、坂東芙三次、三島景太[五十音順]

一般公演
11/24(土)・25(日)・12/1(土)・2(日)・8(土)・9(日)・15(土) 各日14:00開演
静岡芸術劇場

チケット
発 売 日:9/23(日)会員先行予約 9/30(日)一般前売
料  金:一般4,100円 ペア割引3,600円 ゆうゆう割引3,400円
学割2,000円[大学生・専門学校生]1,000円[高校生以下] ※ほか各種割引あり
購入方法:SPACチケットセンター TEL:054-202-3399(10:00~18:00) ※公式サイト、劇場窓口でも購入可

★公演の詳細はこちら
http://spac.or.jp/haguruma_2018.html

★トレーラー第一弾はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=NBi9mdWKW5c

★ブログ「歯車ワークス」過去の投稿記事はこちら
https://spac.or.jp/blog/?cat=113

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