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2019年7月29日

【シアタースクール通信2019 #3】劇場の下見をしました!

◆劇場下見

 7月25日の稽古は、本番で実際にみなさんが立つ舞台を使って行われました。発表会の会場である「静岡芸術劇場」は、ふだんの稽古で使用しているリハーサル室とはまったく異なります。空間によって声の響きや動きの見え方が大きく変わることが、みなさんも実感できたと思います。石壁でできた本格的な劇場の雰囲気に、少し緊張したかもしれませんね。
 またしばらくはリハーサル室での稽古が続きます。今回みなさんが感じた、舞台に立ったときの感覚やお客さんとの距離感を覚えておき、本番をイメージしながら今後の稽古に臨んでほしいと思います。

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◆発表会のチラシが完成しました!

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 すでに各所に配布・配架を始めていますが、今年の発表会チラシが完成しました!オモテ面のデザインは、静岡デザイン専門学校3年生の吉田真衣子さんに手掛けていただきました。
 SPACでは静岡デザイン専門学校と連携しており、毎年「SPAC秋→春のシーズン」のパンフレットを学生さんたちと一緒に作成しています。吉田さんは、昨年度の『授業』パンフレット表紙と『妖怪の国の与太郎』パンフレットのロゴもデザインしており、今回も引き受けてくれました。街中で見かけたら、ぜひ手に取ってみてください!

★パンフレットはコチラからご覧いただけます。
 
◆スタッフのご紹介

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上段左から:渡部宏規(美術)、川合玲子(衣裳)、永井健二(アシスタント)、春日井一平(アシスタント)、花輪有紀(照明)、杉山悠里(演出部)、片岡佐知子(アシスタント)
下段左から:降矢一美(舞台監督)、佐藤ゆず(アシスタント)、中野真希(構成・演出)、ながいさやこ(アシスタント)、竹島知里(音響)

このメンバーで参加者の皆さんをサポートしていきます!
直接稽古に関係のないご相談でも大歓迎!気軽にお声掛けください。
どうぞよろしくお願いいたします!
 
◆クイズコーナー:その3 ~『夏の夜の夢』について~ 
今回の劇中劇のうちメインで使用されている『夏の夜の夢』は、シェイクスピア作品の中でもとても有名な喜劇で、音楽、美術、バレエ、映画など様々なジャンルでも扱われています。SPACでも野田秀樹さんが潤色した『真夏の夜の夢』を上演しており、人気のレパートリー作品となっています。

Q1:『夏の夜の夢』の原作で、物語の舞台はどこに設定されているでしょう?

Q2:メンデルスゾーンの劇音楽『夏の夜の夢』のうち、結婚式で新郎新婦が入退場する時に流れる超定番の曲といえば?

Q3:妖精パックのように、神話や民話に登場するいたずら者で、物語をかき乱したり、展開させたりする存在のことを何というでしょう?

Q4:SPAC版『真夏の夜の夢』では、日常で見慣れている“ある物”が舞台衣裳として使われています。それは何でしょう?(ヒント:言葉に関するもの)
 
※前回の答え…Q1:イングランド(イギリス)/Q2:『ハムレット』『オセロー』『リア王』『マクベス』/Q3:『ウェストサイド物語』/Q4:上演する日の目印として、劇場のてっぺんに旗を掲げていた。
 
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SPACシアタースクール2019
『オフェリアと影の一座』
構成・演出:中野真希
原作:ミヒャエル・エンデ
出演:静岡県内の中高生
8月17日(土)・18日(日)16時開演
会場:静岡芸術劇場

★詳細はこちら
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