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2019年8月10日

【シアタースクール通信2019 #4】いよいよ本番までカウントダウン!?

 シアタースクールの稽古も残り回数が少なくなってきました。これからあっという間に本番になります。
 部活や習い事など色々と予定が重なっている人も多く、疲れもたまってくる頃…。体調管理をすることも、シアタースクールを通じて学んでほしいことのひとつです。
 
◆舞台美術製作体験!

 7月28日は「美術製作体験」を実施しました。美術担当の渡部宏規による発案で、劇中劇『夏の夜の夢』のシーンで設置されるパネルの絵を描いてもらいました。お題は《『夏の夜の夢』に登場する「妖精の森の植物」》。
 「他人の絵をぜったいに否定しないこと」をルールに、自由な発想で筆を動かしていきました。みなさんとてもダイナミックに色を重ねていき、スタッフも感心する出来栄えに!本番をご覧になる際は、ぜひ舞台美術にも注目してみてください♪

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◆ベース衣裳のフィッティング

 7月30日にはベース衣裳のフィッティングを行いました。ベース衣裳とは、SPACシアタースクール伝統の衣裳で、参加者みなさんの個性がよく見えるようシンプルなデザインとなっています。
 この上に重ねて着るそれぞれの役の衣裳も鋭意製作中!今回はさらに、衣裳や小道具の一部を参加者の有志に製作してもらっています。どんな衣裳になるのか、完成が楽しみですね!

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一人一人の身体に合わせて、袖や裾を細かく直していきます。
 
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衣裳班・川合玲子によるデザイン画を大公開! これをもとにパターン(型)をつくり、布を裁断していきます。

8月10日からは劇場舞台での稽古が始まります!
ぜひ皆様も、中高生たちの輝きを観にいらしてください!

 
◆クイズコーナー:その4 ~SPACについて~ 

spacnQ1:SPACは静岡芸術劇場のほかに、日本平の中腹にある「舞台芸術公園」を活動拠点としています。そこにある3つの劇場・稽古場の名前は?

Q2:SPAC公式キャラクターの名前はなんでしょう?

Q3:SPACの初代芸術総監督は誰でしょう?

※前回の答え…Q1:古代のアテネ(ギリシャ)/Q2:「結婚行進曲」パパパパーン、パパパパーンでおなじみ。/Q3:トリックスター。少し意味が異なる部分もありますが、日本では「狂言回し」という言葉などもあります。/Q4:新聞紙。汗で衣裳のメンテナンスが大変だったので、再演時には新聞をプリントした布を使用していました。
 
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SPACシアタースクール2019
『オフェリアと影の一座』
構成・演出:中野真希
原作:ミヒャエル・エンデ
出演:静岡県内の中高生
8月17日(土)・18日(日)16時開演
会場:静岡芸術劇場

★詳細はこちら
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