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2019年9月6日

【メロス、ラグビーに挑む③】チーム・フクロイーズ!

『走れメロス 袋井編』本番の会場は、袋井市月見の里学遊館に隣接する「月見の里公園」。一面芝生のひろーい広場です!(詳しくはブログ①会場紹介&稽古スタートでご紹介しています。)
実際に走り回って広さの感覚を掴もう!ということで、去る9月2日に静岡芸術劇場のあるグランシップ前の広場にて稽古を行いました。(写真:平尾正志)
 
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▲屋内の稽古場から開放され、みなさんのびのび。
 
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▲思いっきり投げて、蹴って、走って。通行人からは大人ラグビー部と見えていたことでしょう。(笑)
 

さて今回のブログでは、出演者の役どころをご紹介します!

主人公・メロスを演じるのは、ながいさやこ。ラグビーチーム「フクロイーズ」の一員です。
劇中では歌って踊って、投げて走って飛んでと大忙し!
最初はラグビーのルールを全く知らないところからでしたが、いまは毎日ボールに触れだんだんとラガーマンに近づいてきています。

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チームメンバー、泉陽二
高校のときにラグビー部だった泉さんは、休憩中もほかのメンバーに熱心に、そして丁寧にラグビー指導をしています。稽古終わりは写真のとおり汗びっしょりになっていました。

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同じくチームメンバー、牧山祐大
この日誰よりも広場での稽古が嬉しそうで、休憩時間もずっと走り回っていました。
体育会系の部活動並みの運動量なので、最近は毎日の稽古終わりのごはんが美味しく感じるそう。(笑)

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泉さんと牧山さんはとっても仲良しで、劇中にはメロスとの連携プレーがたくさん。
どんなシーンももちろん全力です!
 
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「フクロイーズ」の精神的な柱・キャプテンを演じるのは、若宮羊市
「ハカ」のシーンでは、雄叫びをあげてメンバーを鼓舞します。
王に刃向かったメロスに代わり磔の刑に処され、捕らえられてしまいますが、彼の運命はいかに…!?

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そして邪智暴虐の王・ディオニスを演じるのは、木内琴子
この容姿からは想像がつかない野太い声で、メロスたちを挑発します。
にこにこ笑顔で右手に持っているのは、、?劇中でどんなふうに使うのか、本番までのお楽しみ!
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★ 木内がナビゲーターを務めるリーディング・カフェを袋井メロープラザで開催 ★

木内琴子は、SPAC「秋→春のシーズン」3作目『RITA&RICO(リタとリコ)~「セチュアンの善人」より~』にも出演。今週末9月8日(日)に袋井メロープラザにて行われる、リーディング・カフェのナビゲーターを務めます。20世紀ドイツ最大の劇作家ベルトルト・ブレヒトの代表作『セチュアンの善人』の魅力を、参加者の皆さんと一緒に読み解いていきます。
まだまだ参加ご予約受付中です!ご予約はメロープラザ サポータークラブ(0538-30-4555)まで。

*詳しい開催情報はこちら
*「秋→春のシーズン」詳細はこちら

 
天候に恵まれアツいなかでの稽古でしたが、あっという間に陽は落ち稽古はおしまい。
その後も俳優のみなさんはボールが見えなくなるまで自主稽古を重ねていました。

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ここからさらに作品を立体的に作り上げていきます!
次回ブログでは、作品のおおきな要素のひとつ、音楽チームをご紹介します。

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ふじのくに野外芸術フェスタ2019 in 袋井
『走れメロス 袋井編』
2019年9月21日(土) 11:00 / 15:00開演
会場:月見の里公園 ※雨天決行
無料・予約不要
上演時間:約40分(予定)

構成・演出:山田裕幸(ユニークポイント)
原作:太宰治
出演:泉陽二、木内琴子、ながいさやこ、牧山祐大、若宮羊市

詳細はこちら
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【メロス、ラグビーに挑む】これまでのブログ

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