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2019年10月5日

スパカンファン-プラス2019日記#4 スパカンファン-プラス成果発表会の様子

いよいよ成果発表会当日、ニヤカムさんがカメルーンの民族衣裳に身を包み、プロフィール写真の髪型で稽古場にあらわれたので、全員興味津々。
ニヤカムさん「カメルーン国旗と同じ色が入っているので、カメルーンを代表してどこかへ行くときには必ずこれを着ていく」と民族衣裳を紹介してくれて、発表会当日の緊張の中、稽古場には朝から笑顔がはじけました。
さてウォーミングアップなどを終えて、いよいよ本番。スパカンファンでは恒例の“オリオー”を行って本番に臨みます。スパカンファン公演を見たことある方は、BOXシアターから聞こえてくる「オリオー」という声を耳にした方が多いのではないでしょうか。みんなで輪になって気持ちをひとつにする工夫です。

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発表会は12:30と14:30の2回行い、総勢90名の方にご覧いただきました。
お客様に配布したパンフレットにこの小作品についてニヤカムさんの言葉が掲載されました。

 しあわせになるために年齢は関係あるのか?
 私たちにとって、しあわせとは何なのか?
 
HIO76985_(c)平尾正志

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スパカンファン-プラスとして世代をこえたダンスの可能性をさぐったことで、さまざまなシーンでそれぞれの世代の過去・現在・未来に思いを馳せることが出来るそんな小作品になったと思います。
アンケートでいただいた感想もご紹介します。

「幸せのなかにも儚さや楽しさ、力強さなどの様々な感情が感じられ、人それぞれの幸せの形を体感できました。これからどのように変化していくのか楽しみです」

「始めは意味が分からず、あっけにとられていた。理解しないでもいいのかも」

「すごく心に何かを感じました(涙)」

成果発表会ではパフォーマンス後に、ニヤカムさんとの交流タイムを行いました。アフリカンなリズムにのって、お客様と一緒に身体を動かしたり、ニヤカムさんとのかけ合いで「ヤコロ♪」「アイコロ♪」「ヤコロ♪」「アイコロ♪」「ヤヤコロヤコロ♪」「マンマコロヤ♪」とアフリカの歌を歌ったりしました。

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成果発表会にご来場くださいまして皆様ありがとうございました!
来年どのように発展するのかどうぞご期待ください。
 

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2019年度 SPAC-ENFANTS-PLUS=スパカンファン-プラス
10日間の創作ワークショップ<成果発表会>
8月31日(土)12:30/14:30
舞台芸術公園 稽古場棟「BOXシアター」

振付・演出:メルラン・ニヤカム
振付アシスタント:太田垣悠
出演:静岡県の中高生9名/55歳以上のダンサー6名

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