2011年5月4日

真夏の夜の噂...⑧ 俳優:小長谷勝彦さん談

リハーサル室から所変わり、舞台上での稽古が始まりました。演出家の宮城さんや舞台監督さん達、そして俳優のみなさんで舞台装置と演技の関係を確認していきました。そしてみなさん、舞台に立つとより生き生きとしています!

ではブログ・真夏の夜の噂...第8回目の今回はSPAC初出演!俳優の小長谷勝彦(こながや かつひこ)さんにお話を聞きましょう!

IMG_0226_1小長谷

Q.自分の役について教えてください。

僕の役は職人の一人の「福助」です。シェイクスピアの原作でいうところの「ボトム」で、ロバの頭に変えられてしまう役です。でも今回は野田秀樹さんの潤色で舞台が日本になっておりまして、さあどんなものに変えられてしまうのでしょう?お楽しみに。

福助が出る場面は割烹の出入り業者がいっぱいいる。だから福助個人でだけじゃなくて、彼らと一緒になってどんどん場面が広がっていく。氷屋さんや豆腐屋さんやらがいっぱいいて、みんな一緒くたに見えるけど一人一人がつぶだっていくように作っていきたい。いい意味でまとめてワンセット。みんなそろって「ゴレンジャー」みたいな。(笑)

Q.野田秀樹さんの戯曲を読んでどう感じましたか。

おもしろいなと素直に思った。それと初演したときは誰がどの役をやったのかなっていうのが純粋に気になった。でもそれはお楽しみにしておいて公演が終わったら確認しようかなと。もし今後の稽古で本当に行き詰ったら誰がやったかをヒントにしようと思います。(笑) 今は自分の中で黙々と、また相手とセッションしながら作ってる。

僕は子どもの頃からお芝居をやりたいなと思ってて、でも全然演劇部とかがある学校でもなかった。僕がはじめて芝居を観たのが高校三年生の時で、東京まで行って観たそれが野田さんの「夢の遊眠社」の芝居だったんだよね。あーおもしろい!こんな世界があるんだって思った。だからそういう意味で、野田さんの作品には思い入れがあるし今回出られるのが本当に嬉しいですね。

Q.あなたならどんな媚薬・妙薬を使いますか。

その薬を入れたお茶を飲むと僕の身長が高く見えるっていう薬がいいな。身長が高くなるのではなく、その人から僕の身長が高く見えるだけ。身長は武器と思っているので、コンプレックスって訳じゃないですよ。

IMG_0227_2出入り業者四人組

清水生まれの静岡育ち。そんな小長谷さんが東京から静岡に帰って、今回SPACの公演に出演します。小長谷さん演じる「福助」をはじめとした出入り業者の掛け合い、笑わせてくれそうです!