ポリシネルでござる!




    <劇団プロフィール>
    ラ・パンデュ La Pendue
    フランスの人形劇団「ラ・パンデュ」はシャルルヴィル・メジエール国立人形劇学校出身の人形使いである、エステル・シャルリエとロミュアルド・コリネの二人組のグループ。2003年よりグルノーブルにて活動を開始。主に、下から手を入れて操る手袋型の人形を使い、400年の歴史をもつキャラクター「ポリシネル」を題材にした本作のほか、書き下ろしの新作も発表している。現在はグルノーブル近郊の小村にアトリエをかまえ、ワークショップなどを行う一方、スペイン、スイス、ベルギー、ドイツ、アメリカ、エジプトなど世界各国での公演を重ねている。
     


    ☆制作部が作品の魅力を語ります!
    <制作部よもやまブログ#34>

気をつけろ!ポリシネルはただの人形じゃない。
人形使いさえあやつってしまう、トンデモナイやつ――。

グランシップ広場にポリシネルの標的となった人々の笑い声が響き渡る!黒いマスクにだぶだぶの服を身につけ、観客席に向かって大人も子どももおかまいなしに笑いの砲弾を放つ、ポリシネル。2人の人形使いは、言うことをきかないポリシネルに手を焼きながら、自分たちも抑制のきかない情熱で抱腹絶倒のパフォーマンスをやってのける、かなりの危険人物達だ。3人(?)の熱狂的エネルギーと爆発的な「しゃべりズム」があなたを浮かれ騒ぎの狂乱へと誘う。一度スイッチが入ったらもう止められない!

世界のオトナもコドモも大笑いした
「ちょいワル」ピエロの不思議な人形劇が日本初上陸!

人形劇イコール「子ども向け」だと思って観に行くと、その不道徳さと俗悪なバイタリティにびっくり!でもどこの国の子どもたちも大喜びだ。だって子どもが“お下品なネタ”を好むのは世界共通だから。ポリシネルは人気者、でも正義の味方じゃない。常にドタバタ走り回り、ボコボコ殴られている。大笑いしながら、私たちは気づくのだ。戦争、疫病、災害、革命・・・様々な困難を実は乗り越えながら、ポリシネルは今日も生きている。爆笑のうちに、あなたの心の暗いところにもスポットライトをあてている、そんな不思議な人形劇。

 公演情報

日本初演 人形劇/フランス

■公演日時
6/1(土)14時/17時開演、2(日)12時30分/15時開演

上演時間:50分
フランス語・日本語上演

■会場
グランシップ広場
美しい芝生とインターロッキングで仕上げられた広場。グランシップに訪れた人々の憩いと安らぎの場です。JR東静岡駅南口より徒歩2分、グランシップ西側。




■チケット料金:500円 
※未就学児は無料となります。

※お席へは開演30分前より、ご来場順でのご案内となります。全席自由席です。お席は桟敷席とベンチ席、もしくは立ち見でのご鑑賞となりますので、ご了承ください。

※やや刺激の強い表現がございます。
※ご来場順での入場となります。
※乳幼児とのご観劇の際には、ほかのお客様の鑑賞のさまたげにならないようにご配慮ください。


 スタッフ/キャスト

演出・出演:エステル・シャルリエ、ロミュアルド・コリネ
構成・美術:ロミュアルド・コリネ
人形製作:エステル・シャルリエ
アドバイザー:ロマリック・サンガール
製作:ラ・パンデュ

通訳:平野暁人

後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本
   

 みどころ

人々を魅了し続ける詩的ミステリー、人形劇の深淵を探るラ・パンデュの舞台
「ポリシネル」はもともとコメディア・デラルテの主要なキャラクターで、イタリアでは「プルチネッラ」、イギリスでは「ミスター・パンチ」として名を馳せる、欧州一有名な人形劇の主役である。浜辺にしつらえられた紅白の小さな舞台で上演される「パンチ&ジュディ」に、海水浴客たちが群がっている光景は、イギリスの伝統的な夏の風物詩でもある。この好き放題で荒唐無稽な人形劇を観て大人も子どもも、一緒になって手を打って笑う。ヨーロッパの宗教的背景を考えると、社会生活の中で抑圧された人々のエネルギーがはけ口を求めてポリシネルの活躍を支持し、破天荒な迫力を持たせていったのだろう。2003年にグルノーブルで活動を開始したラ・パンデュのふたりは、以来「ポリシネル」とともに国内外を旅してきた。ポリシネルに出会うまでにも、実はパフォーマーとしての多くの経験を積んできた使い手であり、人形を操り操られる彼らの動きそのものも魅力的である。                     (大西彩香)

 あらすじ

お尋ね者の人形使いが2人、大きな荷物を抱えてやってきた。運んでいるのは、世界一危険な操り人形「ポリシネル」。人形使いは派手な動きで「史上最高のパフォーマンス」の開催を人々に告げるのだが、何ひとつ予想通りには運ばない。ポリシネルはうたた寝を始めてしまうし、彼をやる気にするために犬や雌鶏、ジゴーニュおばさんとその22人の赤ん坊、警察官、ガイコツまでが駆り出されるが、ことごとく失敗に終わってしまい・・・。