ピーター・ブルックの演劇的冒険 ―アフリカの100日

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ピーター・ブルック 
1925年、ロンドン生まれ。43年より演出を始め、ロンドン、パリ、ニューヨークにて、70作品以上の演出を手掛ける。71年、パリで国際演劇研究センターを創設。74年からはブッフ・デュ・ノール劇場を拠点として、2010年まで芸術監督として活動。
 
ミリアム・ゴルトシュミット 
女優、ドイツ出身。1975年より、パリのピーター・ブルック率いるブッフ・デュ・ノール劇場でブルック演出の『アテネのタイモン』『イク族』 『マハーバーラタ』等に出演。ペーター・シュタイン、リュック・ボンディなど、ブルック以外の演出家の作品にも出演するほか、彼女自身のプロジェクトも継続的に展開しており、映画出演や俳優の教育活動も行っている。


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ドキュメンタリー映画/フランス

緊 急 上 映 決 定 !

「失われて」いた40年前の映像が、
ブッフ・デュ・ノールの倉庫で発見された!
今回、ピーター・ブルックの許可を得て上映が実現。
この貴重な映像をお見逃しなく!

概要

ピーター・ブルックと、ミリアム・ゴルトシュミットや笈田ヨシを含む俳優達との一座は、拠点であるパリを離れ、サハラ砂漠の真ん中に消えていった。
こうして、アフリカの辺境の村々で奇跡を探求する、数千マイルに渡る驚くべき旅が始まる――。
訪れた村々の、言葉の通じない村民たちがあっけにとられている前で、即興のパフォーマンスをする俳優たち。時には演劇のリサーチであり、演劇的な経験であり、時にはスピリチュアルな探求であり、「間違いの喜劇」でもあったピーター・ブルックの冒険の本質は、演劇の新たな始まりを、そして全く新たな演劇の形を探求することだった。

1972年12月から約100日間続いた、ピーター・ブルックの伝説的な旅を追うドキュメンタリー映像。ブッフ・デュ・ノールの倉庫で発見されたフィルムによって、フランスでの放映以来40年以上の間公開されていなかったブルックの「演劇的冒険」が静岡で再び明らかになる!

公演情報


5/6(火・祝)10時30分上映開始

静岡芸術劇場(全席自由)

上映時間:70分 英語上映

※本作品は、一部映像や音声が乱れるシーンがございます。ご了承ください。

チケット

無料(要予約)

スタッフ / キャスト

製作: アラン・モンロベール(TeleEurope)、フランス放送協会(O.R.T.F – Office de Radiodiffusion Télévision Française)
監督: ミシェル・アガット

協力:ヤノス・テデスキ
*この映像は、1973年にフランス放送協会(O.R.T.F)で放送されたのち所在が不明になっておりましたが、現在ピーター・ブルック氏およびミリアム・ゴルトシュミット氏のドキュメンタリー映画を制作しているヤノス・テデスキ氏によってフィルムが発見され、今回、ピーター・ブルック氏の許可を得て上映されます。

SPAC スタッフ
舞台監督: 村松厚志
照明: 樋口正幸
音響: 加藤久直、青木亮介(株式会社アス)
舞台: 坂田ゆかり、降矢一美、廣﨑ナギ子、武石守正
制作: 丹治陽、佐伯風土、中野三希子