よく生きる/死ぬためのちょっとしたレッスン

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よく生きる/死ぬためのちょっとしたレッスン





【演出家プロフィール】
エンリケ・バルガス
vargasコロンビア出身。演劇と文化人類学を学び、同国のアマゾン川流域で先住民の遊び・儀礼・神話を研究し、コロンビア国立大学で15年間教鞭を執る。1993年に同大学を離れて「五感の劇場」を立ち上げ、自らの研究をもとに新たな詩的形式を創造して、演劇界に大きな影響を与えている。現在は演劇活動と並行して、大学の教壇にも立つ。

【劇団プロフィール】
テアトロ・デ・ロス・センティードス(五感の劇場)
Teatro de los Sentidos様々な特技を持ったパフォーマーや多様な専門分野の研究者で構成され、エンリケ・バルガスとの共同作業で深化し続けている、バロセロナを拠点とした多国籍集団。長い歴史をもつ口承文化のなかでは、言葉では伝えられないこと、沈黙によってしか伝えられないことが大事にされてきた。この知恵にもとづきながら、体のなかの記憶を呼び覚まし、五感を使って伝える新たな演劇形式を追求している。観客は彼らが作り出す詩的な空間を体験することによって自分の中の「変化」を感じとることができる。

宮城聰のひとこと宮城聰のひとこと

中身は教えられませんが、
一皮むけてオトナになれることだけは保証します。 
 


よく生きる/死ぬためのちょっとしたレッスン
よく生きる/死ぬためのちょっとしたレッスン

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公式ガイドブック電子書籍
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生きるため? 死ぬため?
あなたならどちらのレッスンを選びますか?

みて、きいて、さわって、かいで、あじわう・・・五感すべてを総動員!
この新感覚・集団体験型パフォーマンスの主役はあなた自身。

みどころ

「よく生きる」ために歩くのか「よく死ぬ」ために歩くのか
新感覚の観客参加型演劇!

バルセロナからやって来た、テアトロ・デ・ロス・センティードス。「五感の劇場」を意味する劇団名の通り、「人間の感覚を総動員し、手探りで楽しむ」新感覚の体験型パフォーマンスだ。最初にあなたは、ひとつの選択を迫られる。「よく生きるためのレッスン」か、「よく死ぬためのレッスン」か。死に潜む日常、日常に潜む死があなたを祝福した後、静かな変化が訪れる…。

ひとつになりたい
いつも半分足りないわたし
もう半分を、探しに行こう

これは演劇なのだろうか?誰かの優しげな声、流れる水、甘いメロディ…。それらは私たちの意識を浮遊させ、忘れられた記憶や、しまい込んだ自我、はぐれていた自分自身の「片われ」と引き合わせる。全ての感覚を研ぎ澄まし、光の射す方を見つめることで「人生の最初の歩み」を思い出す。生と死の間を行き来する何かを見つめる行為、例えその対象が自分自身の「影」だとしても…。これはやはり、演劇に他ならない。

メッセージ

私たちは自分自身を隠している
それでもなんとか見つけようとする
どうしたらいいのだろう?
押し返す、誘ってみる、それとも一緒に遊ぶ?
 
疑問がたくさん浮かんで、自分のやり方が見つかる
それは日常に隠されているのだ
どんなに隠していたってかわらない
結局は、意味を探すことになるのだから
 
生きることはわからないことだらけ
それを口に出さないまま生きることもある
答えのないものを熱心に求めることもある
人はみな、疑問を形あるものにしようと生きていく
(演出家 エンリケ・バルガス)

公演情報


4/26(土) 11時 / 13時 / 15時
4/27(日) 11時 / 13時 / 15時
4/28(月) 15時 / 17時 / 19時
4/29(火・祝) 12時 / 14時 / 16時
【4/27(日)11時 / 13時の公演は予定枚数を終了いたしました。今後はSPACチケットセンター(TEL.054-202-3399/10時〜18時)にてキャンセル待ちの受付をいたします。ご了承ください。】
 
※本作はお客様が参加する体験型の作品となります。
※おとな向け:小学生以下の方のご参加はご遠慮ください。
※作品の性質上、開演時間から遅れてのご入場はできませんのでご注意ください。受付開始は開演の20分前です。

 
上演時間:70分  日本語・英語上演
 
静岡県職員会館 もくせい会館(静岡市葵区鷹匠3-6-1)
徒歩:JR静岡駅北口から徒歩約15分です。
    静鉄日吉町駅より北方向へ徒歩約5分です。
バス:JR静岡駅北口5番・6番乗場から約10分、
    静鉄新静岡駅3番・4番乗場から約6分、
    いずれも「水落町もくせい会館入口」下車、徒歩約2分です。

 ※バスは5分程度の間隔で運行しております。
 ※各乗り場から発車する全ての路線のバスで、もくせい会館へ向かうことができます。

無料チャーターバス:
4/27(日)11:00開演の『よく生きる/死ぬためのちょっとしたレッスン』の終演後には、静岡芸術劇場までの無料チャーターバスを運行いたします。13:00開演の『ファウスト 第一部』をご観劇のお客様はこちらをご利用ください。

 
※会場までは公共交通機関をご利用ください。

もくせい会館

チケット

一般大人:4,100円/SPACの会会員割引:3,400円
☆ペア割引/グループ割引/ゆうゆう割引(満60歳以上対象)/学割など各種割引がございます。詳しくはこちら

スタッフ / キャスト

構成・演出: エンリケ・バルガス
出演: ベティーナ・ビアキヤ、フランシスコ・ハビエル・ガルシア
    ガブリエル・エルナンデス、ステファヌ・レデ、アリアンナ・マラーノ
    パトリツィア・メニケッリ、ジョヴァンナ・ペッツーロ
    ガブリエッラ・サルヴァテッラ、セバスティアーノ・スピネッラ
    (以上、俳優・リサーチャー)
    現地参加俳優

製作: テアトロ・デ・ロス・センティードス(五感の劇場)
舞台装置: ガブリエッラ・サルヴァテッラ
照明デザイン: フランシスコ・ハビエル・ガルシア
芳香デザイン: ジョヴァンナ・ペッツーロ
音楽監督・音響デザイン: ステファヌ・レデ
演奏: フランシスコ・ハビエル・ガルシア、ガブリエル・エルナンデス、ステファヌ・レデ、セバスティアーノ・スピネッラ
衣裳・仮面デザイン: パトリツィア・メニケッリ

SPAC スタッフ
舞台監督: 川上大二郎
照明・音響: 株式会社アス
舞台: 林哲也、中尾栄治、佐藤聖
衣裳: 畑ジェニファー友紀、清千草
通訳: 下山あさき
制作: 谷口裕子、荒井舞

技術監督: 村松厚志
照明統括: 樋口正幸
音響統括: 加藤久直

助成: スペイン大使館、カタルーニャ州政府文化省、バルセロナ市、ラモン・リュイ財団
後援: セルバンテス文化センター
協力: 御伝鷹(みてた)まちづくり委員会 

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