マネキンに恋して           - ショールーム・ダミーズ -

Array

マネキンに恋して ― ショールーム・ダミーズ ―



【演出家プロフィール】
ジゼル・ヴィエンヌ
vienne1976生まれ。振付家・演出家・美術家・パフォーマー。タルブ・ピレネー国立舞台「パルヴィス」アソシエート・アーティスト。自ら製作する人形は舞台で圧倒的存在感を放ち、特異なリアリティを出現させる。2007年に京都のヴィラ九条山で研修、2010年にはアヴィニョン演劇祭・フェスティバル/トーキョー・京都国際舞台芸術祭で『こうしておまえは消え去る』を発表して話題を呼んだ。
http://www.g-v.fr

【演出家プロフィール】
エティエンヌ・ビドー=レイ
bideau-reyベルギーのリェージュ王立美術アカデミーとフランス国立高等人形劇芸術学院で学び、そこでジゼル・ヴィエンヌと出会う。彼女の初期作品から共同作業を手がけており、自身の活動は振付・演出から絵画や彫刻など幅広い分野に及ぶ。

宮城聰のひとこと宮城聰のひとこと

お人形としての女、しか欲しがらない男たちへの天誅!
スカッとするぜ!
 


マネキンに恋して ― ショールーム・ダミーズ ―
マネキンに恋して ― ショールーム・ダミーズ ―

公式ガイドブック電子書籍
312_96

男を惑わすマネキンたち

女たちに翻弄される一人の男。見目麗しいバレリーナが、不気味なマネキンと化す…。欧州人形劇界の異才ジゼル・ヴィエンヌとバレエ団の希有なコラボレーション。

みどころ

2001年の初演以来、
世界中の観客を翻弄したあのマネキン達がやってくる!

ジゼル・ヴィエンヌ――。演出家、振付家、人形作家…、さまざまな肩書きを持つ彼女の才気がほとばしる作品だ。バレエというジャンルを超えた光景が、そこに繰り広げられる。美しきバレリーナ達による無表情で不気味な「人形たち」の動きは、官能的でシュール!超現代的なビジュアルなのに、ひとつの神話を見ているようでもある。

いま最も注目すべき奇才
ジゼル・ヴィエンヌが描く美しくも奇怪な幻想世界!

マゾッホ『毛皮を着たヴィーナス』に着想を得て2001年に創作され、その後も少しずつ進化を重ねている作品。ヨーロッパ演劇界で異彩を放つジゼルの出世作らしく、 アーティストとしての彼女の全てが凝縮されている。茫漠とした余白の中に多様な対立項が巧みに打ち込まれ、観る者を挑発する。ツジコノリコが歌う以外、全く言葉のない舞台にもかかわらず、観客の脳内には常に様々な言葉が飛び交うことだろう!

公演情報


5/3(土)  5/4(日) 各日13時開演
◎5/3、4の上演前に劇場内ロビーでプレトークを行います。
◎5/4の終演後に、ジゼル・ヴィエンヌ(演出)と宮城聰(SPAC芸術総監督)によるアーティスト・トークを行います。

静岡芸術劇場(全席指定)

上演時間:60分

ジゼル・ヴィエンヌ展―夢見るハイパーリアル人形―

今回、ジゼル・ヴィエンヌ演出作『マネキンに恋して- ショールーム・ダミーズ -』と『Jerk』の2作品を上演するにあたり、ヴィエンヌ氏が創作した人形作品の写真展を開催します。生身の人形と見まごう<ハイパーリアル(超現実的)人形>の世界に触れてみましょう!

ジゼル・ヴィエンヌ展
会期: 4月1日(火)〜5月6日(火・祝)
開館時間: 10:00〜20:00
場所: 静岡芸術劇場 1階ロビー
入場無料・予約不要 
 
 

 

チケット

一般大人:4,100円/SPACの会会員割引:3,400円
☆ペア割引/グループ割引/ゆうゆう割引(満60歳以上対象)/学割など各種割引がございます。詳しくはこちら

スタッフ / キャスト

演出・振付・舞台美術: ジゼル・ヴィエンヌ、エティエンヌ・ビドー=レイ
出演: ヴィヴィアン・イングラムズ、ロール・レコフィ、ヴァレリー・リークオン
     大石紗基子、エリサ・リベス、リジア・サルダーニャ
     マリオン・ラストゥイユ、トリスタン・イーネ
製作: ロレーヌ国立バレエ団

音楽: ピーター・レーバーグ、スティーヴン・オマリー
 (ツジノリコが作詞作曲し自ら歌っている1曲を除く。この曲の編曲はKTL〔スティーブン・オマリーとピーター・レーバーグ〕による。)
舞台主任: ティエリ・ルイ、ミロスラウ・ゴードン
照明主任: オリヴィエ・バウアー
照明: パトリック・リウー
衣裳デザイン: ホセ・エンリケ・オナ・セルファ
ウィッグ製作: メラニー・ジェルボー
振付アシスタント: アンヌ・ムースレー、アーニャ・レットゲルカンプ
衣裳製作: マルティーヌ・オーグスブルジェ
テクニカルマネージャー: アントワーヌ・マティセ
リハーサルディレクター: トーマス・カレイ

SPAC スタッフ
舞台監督: 村松厚志
照明: 樋口正幸
音響: 加藤久直、青木亮介(株式会社アス)
衣裳ワードローブ: 駒井友美子
舞台: 坂田ゆかり、降矢一美、廣﨑ナギ子、武石守正
制作: 丹治陽、佐伯風土、熊倉美聡

助成: アンスティチュ・フランセ
後援: 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
4fd4656575b071db605cd6aa434c27721
rogo