
【演出家プロフィール】
天野天街(あまの・てんがい)

主な演出作品に『平太郎化物日記』(人形劇)、『くだんの件』、『高丘親王航海記』、『トワイライツ』(映画)など。
【原作者プロフィール】
しりあがり寿(しりあがり・ことぶき)

KUDAN Project


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CCCにて開催! しりあがり寿の「どこまでやるら」
しりあがり寿氏の展覧会を静岡市内でご覧いただけます。ぜひ、観劇とあわせてお楽しみください。
会場:静岡市クリエーター支援センター(CCC) 2F
会期:2014年4月5日(土)〜2015年2月21日(土)(通年)
時間:10:00〜20:30(日・祝休)
入場料:無料
詳細はこちら
ザ・奇想天外演劇!
アッと驚く仕掛け、スピーディな展開は最後まで目が離せない。
しりあがり寿と天野天街、漫画界と演劇界を代表する二人の鬼才による、
ザ・奇想天外演劇!
お伊勢参りへと旅立つ弥次と喜多。道中、出会うは夢か現(うつつ)か。
みどころ
悪夢を快感に変える「魔術師・天野天街」が
駿府の宿に到着でい!
2008年、『平太郎化物日記』で観客を虜にした「魔術師・天野天街」がSPACに還ってくる!しかも今回は、静岡出身の人気漫画家・しりあがり寿の「手塚治虫文化賞」受賞コミックを舞台化し、国内はもとよりアジア各地で上演され「小劇場演劇のひとつの到達点」とまで絶賛された話題作。ユーモラスで不条理。目の前の「リアル」が一瞬で崩壊、再生する天野マジックに注目だ!
長い夢の合間に見えるのは「いつか誰もが沈む深淵」…。
誰とならば落ちて行ける?
駿府両替町(現・静岡市)出身の十返舎一九が生み出したキャラと風刺のエッセンスを、しりあがり寿はむんずと掴み、彼にしか出来ない方法で現代に解き放った。その物語は天野の手を得て大胆にちぎり取られ、戦略的かつ丁寧に「小劇場仕様」として継ぎ合わされ、緻密なスタッフワークによって壮大に立ち上がる。そして劇場全体が、終わりの来ない、生と死の間(はざま)の無重力空間に…。あなたにとっての「リアル」はどこに?
あらすじ
「江戸にはリアルがねえ!」紙みたいにペラペラの江戸を出発して、お伊勢参りに旅立った恋仲の弥次さん喜多さん。しかし途中の宿で、大雨のため足止めを食らう。いつ止むとも知れぬ雨の中、2人は当て所もなく妄想の世界に迷い込み、黄泉の国すらも旅をする。共寝の床をあげ、悪夢から逃れようとするが、夢と現実、現在と過去、来し方行く先、もはやここがどこなのか、現実と虚構の間さえ曖昧になり…、果たして2人の旅に意味はあるのか?弥次さん喜多さんはどこへたどり着くのか?
公演情報
4/29(火・祝)18時
◎開演20分前と終演後に天野天街(脚本・演出)、しりあがり寿(原作)と宮城聰(SPAC芸術総監督)によるアーティスト・トークを行います。
追加席を含め、予定枚数を終了いたしました。今後はキャンセル待ちにて承ります。
静岡芸術劇場(全席指定)
上演時間:100分 日本語上演
チケット
一般大人:4,100円/SPACの会会員割引:3,400円
☆ペア割引/グループ割引/ゆうゆう割引(満60歳以上対象)/学割など各種割引がございます。詳しくはこちら
託児サービス
グランシップ託児サポーター(ボランティア)による無料託児サービスをご利用いただけます。詳細はお問い合わせください。
スタッフ / キャスト
脚本・演出: 天野天街
原作: しりあがり寿
出演: 小熊ヒデジ、寺十吾
舞台美術: 田岡一遠
美術製作: 小森祐美加、山中秀一
照明: 小木曽千倉
音響: 岩野直人
映像: 浜嶋将裕
小道具: 丹羽純子、中村榮美子
衣裳: 田村英子
作曲: 珠水
振付: 夕沈
舞台監督: 井村昂
制作: 山崎のりあき、山本麦子、小熊秀司
SPAC スタッフ
舞台監督: 村松厚志
照明: 樋口正幸
音響: 加藤久直、青木亮介(株式会社アス)
衣裳ワードローブ: 駒井友美子
舞台: 坂田ゆかり、降矢一美、廣﨑ナギ子、武石守正
制作: 仲村悠希、丹治陽
製作: KUDAN Project