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ロビンソンとクルーソー(로빈슨과 크루소)

演出:イ・ユンテク 作:ニーノ・ディントローナ、ジャコモ・ラビッキオ 台本:ふじたあさや 出演:SPAC(三島景太、仲谷智邦) 日時 2010年1月16日(土)、17日(日)、23日(土)、24日(日)、30日(土)、31日(日) 各日15:00開演 こどもたちの文化芸術鑑賞推進事業 各日13:30開演 (一般席も各日30席 限定販売) 1月18日(月) 〜 1月22日(金) 1月25日(月) 〜 1月29日(金) 2月1日(月) 〜 2月5日(金) 2月8日(月) 〜 2月10日(水) 会場 静岡芸術劇場(JR東静岡駅南口前グランシップ内) 

有名な「ロビンソン・クルーソー」の物語からタイトルをとっていますが、まったく別のお話です。小さな無人島に流れ着いたふたりのおとこ―ひとりは日本人、もうひとりは韓国人。ことばも通じず、最初は敵対するふたりが、やがて生きのびるために助け合い、お互いを理解し、友情をはぐくんでいきます。
舞台上で日本語と韓国語のふたつの言語が飛びかい、ことばも、文化も、身体もちがうふたりの男が体当たりで心を通わせる、笑いあり、涙ありの楽しい舞台。
韓国を代表する演出家イ・ユンテクが、SPAC俳優を演出した日韓共同制作作品。

本来、ロビンソンとクルーソーはひとりの人間でした。それがいつからか違う土地に住み始め、それぞれ違う国を作り上げました。そして、ロビンソンとクルーソーはふたりの人間へ分かれたのです。もともと一人の人間だったことも忘れ、私たちは憎しみあい、争いました。
今、こどもたちにロビンソンとクルーソーはひとつの体になれるという真実を教えなければなりません。そのために、ひとつの船に乗り、太平洋を渡る夢の旅を始めるのです。彼等が到達した島で、ロビンソンとクルーソーが建てた家で、夢の旅へ眠りにつくのです。
今回の「ロビンソンとクルーソー」を本来、私たちがひとりの人間だったことを互いに理解し合い、再び出会うために作り上げていきたいと思います。

演出家 イ・ユンテク (初演時のことばより)

2008年公演時のアンケートより

すごく感動して涙がとまりませんでした(30代 女性)

お言葉がつうじなくても、すごく仲よくなってすごいなと思いました。(小学5年 女の子)

今の世界に必要なのは、このテーマかもしれませんね。(50代 男性)

朝の親子けんかもふっとび、一週間分の大爆笑(30代 女性)

イ・ユンテク(李潤澤)

詩人、劇作家、演出家、シナリオ作家、映画監督など様々な芸術領域を貫く芸術家。韓国の釜山において旗揚げした劇団「演戯団コリペ」を韓国最高峰の劇団にまで発展させ、「文化のゲリラ」というニックネームも付けられている。2004年には国立劇団の芸術監督を務め、韓国の大学をはじめ世界各地において独自の演劇訓練メソッドを教えている。現在は韓国の密陽(ミリャン)において演劇村を造り、団員達と合宿生活をしながら活発な創作活動を続けている。この作品はSPACの俳優が密陽に一ヶ月滞在して、作品創造を共に行ったものである。

親子モニター大募集

前売り開始

12月6日(日)10:00より

チケット料金

おとな 4,000円
ふたりチケット(2枚) 7,000円
大学生・専門学校生 2,000円
高校生以下 1,000円