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2015年11月11日

【王国、空を飛ぶ!】勝山康晴氏トーク映像公開/11/14(土)、バックステージ“ディープ”ツアーのススメ!!

11月8日の終演後、
ゲストに勝山康晴氏をお招きして開催したアーティストトークの映像を公開いたしました!

勝山氏:
「興味深かったのは主人公。
てっきり僕は凡庸な悪を描く作品なのかなと思っていました。
主人公が流されるまま同調圧力に負けて、
悪になっていくのだろうと思って観ていたら…… 」

さあ、主人公・鈴木はいったいどうなっていくのか――?

(笑いが絶えず、大盛り上がりになったこの日のトークですが
ストーリーや演出に触れる内容も…大いに…含まれています。ご注意ください。)

さて、この日も話題になったように、
お子さんから、会社で働いている30~40代の方々、そして60歳以上の世代の方々まで、
様々な世代が楽しめる作品になっている本作。
そして、観客だけでなく、創り手の方も世代を貫いており、
朝比奈尚行さんの出演、そして深川信也さんの美術によって
戦後の小劇場運動の歴史を再構成している――ともトーク中で触れられました。

その、今回の作品の要ともなっている舞台美術を手掛けられた深川信也氏に
11月14日のバックステージツアーにご登場いただきます。

小劇場運動の雄「発見の会」の舞台美術家である深川さん。
「発見の会」のほか、「劇団渋さ知らズ」や演劇集団「風煉ダンス」などでも
圧倒的な美術をお創りになっています。
今回、『王国、空を飛ぶ!』では、
SPACでも珍しい、大きなパーツを建て込んだ華やかな舞台装置が登場。
そのコンセプト、制作過程での裏話(?)等、
深川さんが、そして演出・大岡淳が、たっぷりとご紹介します!
SPAC創作・技術部によるバックステージ紹介に加え、
さらにディープに「鳥の国」を楽しむチャンスです。

◇『王国、空を飛ぶ!』バックステージツアー
11月14日(土) 終演後
ゲスト:深川信也氏(美術・舞台美術家/発見の会所属)
所要時間:約30分(Q&Aコーナーを延長する場合がございます)
参加無料/要予約 (SPACチケットセンター:TEL.054-202-3399)

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△深川氏による『王国、空を飛ぶ!』舞台美術ラフスケッチ

***深川信也氏プロフィール*****
1983年、演劇集団「発見の会」韓国ソウル公演『十二夜』(W.シェイクスピア作・瓜生良介演出)で舞台美術家として初めて演劇の現場に立つ。以降、発見の会を中心に多数の舞台美術を手懸け、近年他劇団にも積極的に参加し活動の場を広げている。

◎近作舞台作品
・2014年 発見の会創立50周年記念公演『新版 二重瞼の母』(上杉清文 作、有馬則純 演出)
・2014年 劇団渋さ知らズ(不破大輔主催)公演『十二夜より十三夜』(上杉清文 作、青山健一 演出)
・2015年 風煉ダンス野外公演『泥リア』(林周一 作・演出)
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『王国、空を飛ぶ!』残るは4ステージのみ
(11/12, 13の中高生鑑賞事業公演も一般のお客様にご覧いただけます。)

皆様どうかどうかお見逃しなく、
鳥たちの王国「雲鳥国」へ、カモンです!!! お待ちしております。

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​10~11月 SPAC新作
『王国、空を飛ぶ!~アリストパネスの「鳥」~』
脚本・演出:大岡淳  原作:アリストパネス
静岡芸術劇場
◆公演の詳細、アーティストトークなど関連企画の詳細はこちら
◆『王国、空を飛ぶ!』舞台写真はこちら: http://uncho-koku.com/
※まずは舞台を楽しみに観たい!という方はまだクリックしないでくださいね…!
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2015年11月10日

<潜入!『黒蜥蜴』の世界(1)>稽古が始まりました!

カテゴリー: 『黒蜥蜴』2015

早いものでもう11月。
舞台芸術公園もめっきり寒くなってまいりました。

その舞台芸術公園 稽古場棟「BOXシアター」では・・・
来年1月より公演の宮城聰演出の新作『黒蜥蜴』の稽古が始まりました!

出演者は総勢20名。『黒蜥蜴』の個性豊かな登場人物に扮します。
今後こちらのブログで紹介していきますので、お楽しみに!

まずは、台本の読み合わせからスタート。
自分で黙読するだけでも十分面白い作品なのですが、
俳優たちが実際に声に出すことで、改めて三島由紀夫の書いた言葉の美しさを味わうことができます。

そして、宮城聰作品にはかかせない音楽。
音楽監督・棚川寛子が、様々な楽器を駆使し音を重ねていきます。
早速、物語の始まりを予感させる音楽が稽古場に響き始めました。
戯曲の中の言葉を借りるならば・・・
「目のくらむほどすばらしい世界が近くにやって來るやうな氣がするの。」(『黒蜥蜴』第一幕第一場より)

さあ、スリリングでミステリアスでゴージャスな、SPAC版『黒蜥蜴』、
チケット絶賛販売中。よいお席はお早めに。
1/16(土)の公演では、ご来場のお客様全員に「新春記念グッズ」をプレゼントいたします!

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​1~2月 SPAC新作
『黒蜥蜴』
演出:宮城聰/原作:江戸川乱歩/作:三島由紀夫
音楽:棚川寛子/舞台美術:高田一郎/照明デザイン:沢田祐二
出演:SPAC
静岡芸術劇場
◆公演の詳細、アーティストトークなど関連企画の詳細はこちら
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2015年11月9日

【王国、空を飛ぶ!】コメント続々! 上杉清文氏のトーク映像も公開!

いよいよ公演最終週に入った『王国、空を飛ぶ!』。

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ご観劇くださった漫画家の武富健治さん、演劇集団「風煉ダンス」主宰の林周一さんから
推薦のコメントをいただきました!

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大岡氏率いる“裏SPAC”、裏側から「何か」に到達す(笑)!その「何か」はアリストパネスの真意かも。
冗談抜きで(も)貴重な瞬間を見逃すな!
裏SPAC!裏SPAC!!裏SPACを観よう!!!!

/武富 健治 氏(漫画家)

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SPAC「王国、空を飛ぶ!」ぶっ飛んだ音楽劇だった!恥ずかしながら観終わってから知ったんですがこれ中高生鑑賞事業だったんですね。どおりで中学生と一緒の観劇は実に楽しかった!
だって作演出の大岡淳さんはきっと中二病の脳味噌覚醒させてこのお芝居作られてるから、そりゃもう中学生の反応たるやクスクスがやがてキャアキャアに変わって大盛り上がり!
いやあ彼らのはじけるようなリアクションの中でこっちの心も踊る!なんかうれしかったなあ。きっと大人のお客さんも14歳の気分になって見るといいんだ。世の中の理不尽とか、人生とか、民主主義とか、人間ならではの古代からの繰り返される面倒くさいテーマも、とにかく面白かったり心躍ったら大笑いして手をたたいて、最後はなんだこりゃ?!って驚けばいい!それがこの芝居の楽しみ方!

/林 周一 氏(風煉ダンス主宰)

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さらに、
11月7日(土)の終演後、
上杉清文氏((富士市本國寺住職/劇作家/福神研究所所長)をゲストにお迎えして開催した
アーティストトークの模様をご紹介します。

トークご登壇当日に加え、
既に中高生鑑賞事業公演もご覧になっていた上杉氏。
中高生鑑賞事業公演でのエピソードも交えながら、
上杉氏のコメントを受けて大岡が語る今回の演出の背景、
佐々木治己が語るギリシア喜劇の制度やアリストパネスの作品の性格、
笑うことは抵抗になるのか?笑うことはどういう意味で有効なのか?という宮城の問い、
等々…、濃く深く進んでいった4人のトークですが
最後にまとめを求められた上杉氏の一言は
「もう一回くらい観たいな…」
というシンプルなお言葉でした!

トークの映像は下記からご覧いただけます。

そして最後に、宮城聰のひとこと。

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いまのニッポンを思うと、怒りたくなるかたもいれば、泣きたくなるかたもいるでしょう。もし、笑い飛ばしたくなるかたがいるなら、そのかたには『王国、空を飛ぶ』、必見です。そう、笑うことは、「気分に流されない」こと。なお、いまのニッポンを思うと嬉しくなるかたには、本作はオススメしません。
/宮城聰(SPAC芸術総監督)

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『王国、空を飛ぶ! ~アリストパネスの「鳥」~』、
残る一般公演は今週末、11月14日(土)、15日(日)。
11月14日の公演後のバックステージツアーには、
今回舞台美術を手掛けられた深川信也氏にもご登場いただき
より“ディープ”なツアーをお届けします。

平日の中高生鑑賞事業では、鑑賞校さんの人数変更により
11月12日(木)、13日(金)も一般のお客様のご予約が可能となりました!

空に浮かぶ鳥の国が劇場に現れるのもあと6回。
ご来場、心よりお待ちしております!

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​10~11月 SPAC新作
『王国、空を飛ぶ!~アリストパネスの「鳥」~』
脚本・演出:大岡淳  原作:アリストパネス
静岡芸術劇場
◆公演の詳細、アーティストトークなど関連企画の詳細はこちら
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『王国、空を飛ぶ!』観劇レポート(清野至)

 王国、空を飛んでどこへ行く!?

 10月28日、『王国、空を飛ぶ!』を観ました。
 古代ギリシア喜劇の名作、アリストパネスの「鳥」を現代日本社会に置き換えた本作は、見事に現代を風刺する喜劇となっていました。SPACの上演作品で、ここまで喜劇性を前面に出した作品も珍しいように思います。
 粗筋は荒唐無稽なファンタジーで、山手線の通勤地獄をはじめとする現代社会に嫌気がさした二人のサラリーマンが鳥になることを決意する(!?)ところから物語は始まります。人語をしゃべるカラスの夫婦の導きで、鳥人間と出会った二人は、自分たちも鳥に受け入れてもらうために、鳥たちに独立国家の建設を提案します。
 面白い喜劇は、ついつい「なんでやねん」と突っ込みながら観てしまいます。本作は、もともとが荒唐無稽なファンタジーということもあるのでしょうが、とても突っ込みどころが多かったです。しかし、その「なんでやねん」は実は鋭い社会風刺でした。(※ちなみに筆者は関西人ではありません。)
 鳥になると決意し、理想郷の建設を目指す二人のサラリーマンはいつまでもスーツとネクタイでサラリーマン体質丸出しのままであること点や、神々の起源は鳥であり、人間より鳥の方が偉いという理屈や、多数決で決めるか全員一致で決めるかをどのように決めるか等々、少し思い返しただけでも、いろいろな「なんでやねん」が出てきます。こういった場面はそれ自体が単純に面白い場面でした。劇場で僕はただ笑っていたのです。ところが、今こうして思い返してみると、意外に考え込んでしまいます。さて、理想郷を求めて行った先は本当に理想郷なのか?皇室の起源だって神代まで遡れます。今ある憲法を決めたときはどのようなルールで決めたのか?(※筆者の個人的な感想です。本作はこれらの具体的な諸問題を話題にはしていません。)
 一見すると馬鹿馬鹿しい喜劇で、劇場では大笑いをしました。それだけで終わることも出来る作品だと思います。でもそれだけじゃ、もったない。観劇後、どこで突っ込んだのか、是非考えてみてください。社会を笑いとばす喜劇の暴力性を楽しんでいましたが、私もその社会の一員です。「なんでやねん」はそのまま自分自身にも返ってくる言葉でした。
 さて、劇の結末は鳥の王国の行く末です。重大なネタバレになるので、ここでは書きません。でも、恐らく貴方は言うでしょう。なんでやねん。

IMAG0013_2清野至(きよの・いたる)
1988.2.9生 静岡県浜松市出身
劇団静火所属/演劇ユニット寝る子は育つ主宰
2013年より、劇団静火に所属し第6回公演『三人姉妹』より同劇団で役者として活動中。次回、第8回公演『マクベス』出演予定。



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​10~11月 SPAC新作
『王国、空を飛ぶ!~アリストパネスの「鳥」~』
脚本・演出:大岡淳  原作:アリストパネス
静岡芸術劇場
◆公演の詳細、アーティストトークなど関連企画の詳細はこちら
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2015年11月8日

『王国、空を飛ぶ!』観劇レポート(泰井良)

「王国、空を飛ぶ! ~アリストパネスの『鳥』~」

この作品の演出家・大岡淳氏は、兵庫県西宮市の出身で、私と同郷人である。関西を一くくりにはできないが、いわゆる「上方の笑い」に通じるテイストがある。吉本新喜劇、松竹新喜劇、上方落語に上方漫才と、関西はまさに「笑いの聖地」である。私も子供の頃から、こうした笑いにふれてきたし、笑いは日常生活そのものだったと言ってもよい。こうした笑いが、「王国、空を飛ぶ」には、ふんだんに散りばめられている。 
とにかく、面白い。理屈なしで笑えるのが、この作品である。しかしこの作品は、単なるドタバタ喜劇ではない。そこには、ギリシア時代から現代日本に至る様々な社会の矛盾が直接的あるいは婉曲的に風刺されている。また、日常生活に嫌気がさし満員電車を急停止させ、二人の男が鳥の世界を訪ねて行く発想は、人間と鳥の世界が同じ地平にあることを意味しており、これはギリシアの多神教や日本古代よりの「アニミズム」の思想にも通じる。
観者は、笑いの中に、一つの哲学を見る。つまり、笑いながら、深く考えさせてくれる作品なのである。
さて、アリストパネスについては、「劇場文化」の中でも詳しく述べられているので、ここではあえてふれない。ここでは、「自由」について述べてみようと思う。「自由」と「放埓」を履き違えているのが、まさに現代社会の問題であると私は考えている。「自由」とは、本来、個人の全くの趣味嗜好を押し通し、勝手気ままに振舞うという意味ではない。そこには、「責任」という表裏一体の倫理がある。「自由」とは、個人が「責任」をしっかりと果たす限りにおいて、許される権利なのであり、勝手気ままに振舞うことを意味する「放埓」とは違う。例えば、スーツ着用の社交場で、Tシャツを着てくるのは個人の勝手ではあるが、そのことによって、制裁を受けるのは、個人の「責任」ということになる。
ひるがえって、この作品のテーマである「民主主義」も、とりわけ現代社会において、「自由」と「放埓」の履き違えが著しいのではないだろうか。国民は、選挙によって自らの代表者である代議員を選ぶ。その代議員による議決は、民主主義における大きな拘束力を持つわけである。しかし、その議決が民意を反映していない場合があり、ここに間接民主制の矛盾が潜んでいる。私は何も民主主義や間接民主制、ひいては体制を批判したいわけではない。少なくとも、我々が選択した方法によって決定された結論に責任を持とうということを言いたいだけである。選挙にも行かず、政治に無関心でありながら、決定された結論にだけ不平を述べるというのは、「自由」の放棄であり、「放埓」としかいいようがない。そうした無責任な体質を改めない限り、真の「自由」や「民主主義」は手に入らないのではないかというのが私の持論である。
この作品には、政治や社会を批判したり揶揄したりする場面がある。しかし、本当に作者が伝えたいのは、「民主主義」の主である国民一人一人が、その責任を自覚することなのではないだろうか。最後のシーンでは、「努力をしよう、努力をしよう!」というスローガンが俳優全員によって合唱される。「自由」と「民主主義」を手に入れるのに必要なのは、神や鳥といった超越した存在ではなく、一人一人の日々の「努力」なのだと強く感じ、私は劇場を後にした。

執筆クルー 泰井良プロフィール写真泰井良(たいい・りょう)
1972.9.5、神戸市生まれ
関西大学美学美術史専攻を経て、静岡県立美術館学芸員。
現在、静岡県立美術館上席学芸員、俳優。
(一財)地域創造公立美術館活性化事業企画検討委員、全国美術館会議地域美術研究部会幹事など。展覧会企画のほか、市内劇団でも活動中。




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​10~11月 SPAC新作
『王国、空を飛ぶ!~アリストパネスの「鳥」~』
脚本・演出:大岡淳  原作:アリストパネス
静岡芸術劇場
◆公演の詳細、アーティストトークなど関連企画の詳細はこちら
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2015年11月5日

【王国、空を飛ぶ!】満を持して後半戦へ!

『王国、空を飛ぶ!』、中高生鑑賞事業公演の幕開け、一般公演の開幕、からの、
大道芸ワールドカップでのパフォーマンス出演を経て
公演第一週の間だけでもたくさんのたくさんのお客様にお会いすることができました。

10月31日の一般公演初日は、
それまでの7ステージで既に出会っていた中高生のお客様とはまた、
客席から笑いが湧き起こるシーンが異なっていたりして
私たちにとっても新鮮で、嬉しい上演となりました。

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お客様からいただいた感想の一部をご紹介します。

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皆さんがほんとに生き生きと演じて素晴しかったです。脚本もユニークで良かったです。

歌とおどりがたくさんで楽しかったです。

とてもPOPで、今までにない感じで、新鮮でした。

笑いました!テーマソングが良かったです。

とても楽しく、また、その背景にあるいろいろなことを考えさせられる舞台でした。

風刺がきいて、迫力もあり、みごたえがありました。

タイムリーで考えなければならない問題を面白おかしく、心に留めさせてもらいました。

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ご来場いただいた皆様、アンケートにご記入くださったたくさんの皆様、
ありがとうございました!

休演日の本日は、この後の10ステージに向けての稽古でした。
改めて全体を通しながら作品をブラッシュアップしていきます。
この作品、8月の第一期稽古からずっと
演出家、ミュージシャン、俳優たち、スタッフたちが「話し合う」時間がとても多いのです。
幕が上がった今にいたるまでずーっと、
全力で身体を使い、その延長線上として、全員で・全力で、言葉でも探る。
破天荒な作品にも見えるかもしれませんが、
熱い熱い話し合いをも経て生まれた舞台上の一体感を
たっぷりと楽しんでいただければなあと思います。

そして…
わたしは普段、自分が観劇をするときには
どちらかというと一人で行くのが好きなのですが、
そんなわたしでも申し上げましょう。
この作品に関しては! 
誰かと一緒にご覧になるのがオススメです。
一度見たら頭から離れないあれやこれやを、
ついつい歌ってしまいたくなるあの歌を、
そしてついつい思い出してしまうあの映像を
一人で胸に留めておくのは、きっとツラい。
うっかり思い出し笑いをして周りの誰にも分かってもらえないのは、
たぶんちょっと寂しいです。

中高生の皆様から大人のお客様まで、
中高生どころか、小学生の方にも笑いどころがたくさんあるはず!
ぜひぜひ、ご家族、ご友人、お知り合いの皆様と
劇場に足をお運びくださいませ。

お待ちしております!

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★☆★作品中、某シーンに出てくる某URL、
ページが実在することに気付いてくださった方はいらっしゃるでしょうか?
気になる方はこちら。 
(まずは舞台を楽しみに観たい!という方はまだクリックしないでくださいね。)

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​10~11月 SPAC新作
『王国、空を飛ぶ!~アリストパネスの「鳥」~』
脚本・演出:大岡淳  原作:アリストパネス
静岡芸術劇場
◆公演の詳細、アーティストトークなど関連企画の詳細はこちら
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<『薔薇の花束の秘密』ブログ1>

カテゴリー: 『薔薇の花束』2015

皆様、こんにちは。

先週末、SPACは、各所でしゃかりきに動いておりました。
静岡では『王国、空を飛ぶ!』の一般公演が先日始まり、大道芸ワールドカップへの出演が終了し、
東京では「フェスティバル/トーキョー15」で『真夏の夜の夢』が千穐楽を迎えたところです。

そんな週明け11月3日(火)、SPAC秋→春のシーズン#4『薔薇の花束の秘密』の稽古が始まりました!
今シーズンの開幕がつい先日のことのように思えます…、もうすぐ年末…、早いものですねぇ。

さて、2015年の年末におおくりする作品が、『薔薇の花束の秘密』です。
ラテンアメリカの作家マヌエル・プイグの名作で、患者と付添婦の関係に社会の息苦しさを凝縮したもの。
そして、現代人が持つ閉塞感と、そこからの解放、希望へと向かうさまがとても巧みに表現されています。

演出を手掛けるのは、SPAC初登場でいま注目の気鋭演出家、森新太郎さん。
稽古初日、スタッフとの打ち合わせからスタートです。


劇場で舞台装置模型の打ち合わせをする森さんと舞台美術デザインの深沢襟さん

打ち合わせが終わると、いよいよ顔合わせと台本の読み合わせが始まりました。
この作品は、SPACではめずらしい女優二人芝居!
テレビや映画でも馴染み深く、独特の存在感が印象に残る角替和枝さんと、
数々のSPAC作品でお客様を魅了し続けている美加理さんが出演します。


演出家・出演者・スタッフ一同が集まった読み合わせ

初共演となるお二人、これからどんな世界観を作り上げてゆくのでしょうか。
ちなみに、角替さんは静岡県出身なんですよ。
中高生鑑賞事業公演で地元の10代のお客様を前に演じられるというのも、とっても楽しみです。


角替さんと美加理さん

新作『薔薇の花束の秘密』は、12月3日(木)に中高生鑑賞事業公演で初日を迎えます。
1ヶ月後のクリスマスシーズン、静岡芸術劇場で皆様の心に<薔薇の花束>をおおくりします。

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​12月 SPAC新作
『薔薇の花束の秘密』
演出:森新太郎 作:マヌエル・プイグ 翻訳:古屋雄一郎
出演:角替和枝、美加理
静岡芸術劇場
◆公演の詳細、アーティストトークなど関連企画の詳細はこちら
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