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2022年4月4日

ギルガメシュ叙事詩/パリ日記2022(4)小屋入り三日目

SPAC文芸部 横山義志
2022年3月21日

 
今日も車が大幅に遅れ、9時作業開始予定のところ、9時45分くらいに劇場着。
もう全公演満席になったという。ありがたい。

12時半、よくお弁当を作ってくれていた近所のギリシア料理屋に挨拶に行く。「あーまた来てくれてうれしいです。3年ぶりですよね?元気だった?うちもここ二年厳しかったけど、なんとか生き延びました」等々。

13時半〜19時、場当たり。立ち位置を決め、バミり、台詞の言い方やタイミングを舞台に合わせて調整して行く。


 
15時〜17時半、仏語字幕翻訳のコリーヌ・アトランさんと打ち合わせ。日本文学・演劇翻訳の第一人者。叙事詩独特の不思議な言い回しを、詩的で読みやすいフランス語にしてくださっている。台本修正や字幕の出し方の変更などによる細かい調整にも根気よくつきあってくださった。

20時〜舞台作業、22時退館。


 
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★ゴールデンウィークに静岡市・駿府城公園にて上演★
フランス国立ケ・ブランリー美術館委嘱作品/SPAC 新作
『ギルガメシュ叙事詩』

台本・演出:宮城聰
翻訳:月本昭男(ぷねうま舎刊『ラピス・ラズリ版 ギルガメシュ王の物語』
音楽:棚川寛子
人形デザイン:沢則行

出演:阿部一徳、大高浩一、石井萠水、大内米治、片岡佐知子
榊原有美、桜内結う、佐藤ゆず、鈴木陽代、関根淳子
大道無門優也、舘野百代、本多麻紀、森山冬子、山本実幸
吉植荘一郎、吉見亮、渡辺敬彦
/沢則行(操演)、桑原博之(操演)

公演日時:
2022年5月2日(月)、3日(火・祝)、4日(水・祝)、5日(木・祝)
各日18:40開演

会場:駿府城公園 紅葉山庭園前広場 特設会場

★公演詳細はこちら
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