劇団静火 第4回公演『人間ぎらい』
構成・演出: | 渡辺亮史 |
原作: | モリエール |
翻訳: | 内藤 濯 |
創作メンバー:相磯まどか、伊藤五月、宇都木京子、梅田大三、大石恭平、大石宣広、蔭山ひさ枝、倉石藍、倉石寛、小林清美、鈴木美嘉、清千草、竹田恒司、友田領太、前田展子、松浦大樹、山内俊治、山下浩平、山城直人、山田弘枝、山本瑞穂子、吉田七海(五十音順)
サポートメンバー:朝羽未恵、大石まみ、小沢真樹、金井瑞穂、城内孝典、小林慶子、鳥居初江、花井安規子、花井大輔、宮津友梨子、望月夏哉、山口ゆかり、山崎馨、渡邊清楓、渡邊千春(五十音順)
10月7日(金)・8日(土) 各日19:30開演
舞台芸術公園 野外劇場「有度」(雨天決行)
チケット料金:一般:2,000円、高校生以下:1,000円
※ チケットのご予約は公演前日の18:00までです。
※ 全席自由席です。劇団員からチケットを購入された方は、当日受付順でのご入場となりますのでお早めにご来場ください。
※ 雨天時でも上演いたします。客席内で傘はご利用いただけませんので、レインコートなどをお持ちください。
※ 背もたれのない客席になります。
当日券は開演の1時間前より、会場となる劇場の受付にて販売します。
当日券の有無を公演当日、必ずお電話もしくはtwitter(@_SPAC_)にてお確かめください。
「古典戯曲をパワフルに遊ぶ」劇団静火、第4回公演!!
古典戯曲の名作を題材に、身体性を重視し、現代に対する鋭いまなざしで鮮烈な舞台空間を作り上げる劇団静火。今回取り上げるのは、古典喜劇の劇作家として名高いモリエールの代表作、『人間ぎらい』です。有度の森を背景に、カラフルで、ノスタルジックなわくわくする舞台を立ち上げます。滑稽な人々が右往左往する状況、あえて空気を読まない人間のとてつもないパワー、ほとばしる汗をどうぞ全力で体感して下さい!! もちろん毎年恒例のダンスシーンもお楽しみに!!
劇団静火第4回公演『人間ぎらい』、10月の野外劇場「有度」に堂々登場!!!!
原作のあらすじ
アルセストは、空気を読まないで本心を口に出す純真(?)な人物で、お世辞等の社交辞令をこの上なく嫌っている。そんな性格が災いし、空気を読んで発言しなければならない社交界では、周囲とトラブルばかり起こしている。友人であるフィラントが再三再四注意するが聞き入れず、ケンカをする始末。しかし彼は、社交界の中心人物で、多くの男性から求愛される未亡人、セリメーヌに恋をしているのである……果たして彼は、周りの人間とうまく付き合い、セリメーヌとの恋を実らせることができるのか?
SPACサテライト劇団とは
SPACサテライト劇団とは、「県民が県民の力で作品を創造し、SPACの劇場で公演を行えるようになるまでを制作面で支援する」ことを目的とした<県民劇団育成事業>において、2年間の育成期間を経て自立した劇団です。「劇団静火」は、SPACサテライト劇団として、2010年公演『ヴェニスの商人』に続き、今年も野外劇場でパワーあふれる公演を行います。
モリエール(1622-1673)
フランスの俳優、劇作家。大学で弁護士の資格を取るが、女優と恋に落ち劇団を結成。その後13年余りフランス各地を巡業するが、風刺劇『才女気取り』の成功で名声を得た後はパリに定着。以降『ドン・ジュアン』、『守銭奴』、そして最高傑作と名高い『人間ぎらい』などの傑作喜劇を多数残した。舞台上での演技中に倒れ、亡くなる。俳優、江守徹氏の芸名の由来でもある。