『7年後』
磯崎新(建築家・磯崎アトリエ主宰)
前世紀末までは、批評的でありさえすれば<建築>を踏みはずすことはないと考えていた。演劇も同じだったと思う。近頃世界の各地で仕事をしながら、この時代は“ポスト・クリティカル”とでもいうべき情況にあると感じている。そんな情況の中で、私の仕事が海外において、しばしば「カント的デザイン」と評されることがある。それはどのような意味を持っているのか、ゲストとともに考えてみたい。
11月9日(日)10:30 | 舞台芸術公園 稽古場棟「BOXシアター」 対談者=浅田彰(京都造形芸術大学大学院長) |
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11月16日(日)10:30 | 舞台芸術公園 稽古場棟「BOXシアター」 対談者=柄谷行人(評論家) |
『空間の変移』
鈴木忠志(演出家、劇団SCOT主宰、前 静岡県舞台芸術センター芸術総監督)
『空間の変移―ギリシア悲劇から現代劇まで
言葉と身体の関わり方を軸として』
二千数百年前にギリシアに発祥をみた演劇という制度、そこで意識された言葉と身体の在り方から、日本の世阿弥を経て現代劇に至るまでのさまざまな言葉と身体を軸にした空間感覚—デジタル文明の中で変容を迫られている空間感覚はどのようなものであるか、私の作品に則しながら、身体の現在を日本の劇場という場の在り方の問題点とともに論じてみたい。
11月23日(日)10:30 | 舞台芸術公園 稽古場棟「BOXシアター」 対談者=菅孝行(演劇評論家) |
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11月30日(日)10:30 | 舞台芸術公園 稽古場棟「BOXシアター」 対談者=大久保滿男(日本歯科医師会会長) 司会=鈴木滉二郎(静岡文化芸術大学大学院・文化政策研究科長) |