グリム童話

SPAC新作
グリム童話 本物のフィアンセ

演出: 宮城聰
作: オリヴィエ・ピィ
訳: 西尾祥子、横山義志
音楽監督: 棚川寛子
出演: 美加理、赤松直美、石井萠水、泉陽二、
大高浩一、小長谷勝彦、牧山祐大、
三島景太、吉植荘一郎、渡辺敬彦
一般公演 託児サービスあり
2012年3月3日(土), 4日(日), 10日(土), 11日(日) 各日15時開演
2月25日(土) 16時開演(「少女と悪魔と風車小屋」との2本立公演)
静岡芸術劇場
上演時間:未定
日本語上演/英語字幕付き

あらすじ

少女は継母に毎日無理難題を押しつけられていた。森に逃れた少女は王様と出会い、互いに恋に落ちる。王様は再会を約束して森を去る。だが、継母が王様に「忘却の水」を飲ませたために、王様は少女を忘れ、継母の実娘そっくりの人形に恋をしてしまう。そうと知らない少女は王様を探しに行くが、継母の手によって牢獄に囚われ、死を覚悟する。しかしそこで俳優たちと出会い……。

SPACレパートリー
グリム童話 少女と悪魔と風車小屋

演出: 宮城聰
作: オリヴィエ・ピィ
訳: 西尾祥子、横山義志
音楽監督: 棚川寛子
出演: 池田真紀子、武石守正、大内米治、
貴島豪、大道無門優也、永井健二、
布施安寿香、森山冬子、若宮羊市
一般公演 託児サービスあり
2012年1月21日(土), 28日(土) 各日15時開演
2月25日(土) 13時30分開演(「本物のフィアンセ」との2本立公演)
静岡芸術劇場
上演時間:90分
日本語上演/英語字幕付き

あらすじ

風車小屋に住む粉屋は森で見知らぬ男に出会い、「風車小屋の裏にあるものを3年後にくれるなら金持ちにしてやろう」と言われる。彼は男の提案を受け入れ、瞬く間に金持ちになる。だが男と約束を交わしたそのとき、風車小屋の裏にいたのは粉屋の一人娘だった。男は悪魔だったのだ。3年後、悪魔は風車小屋を訪れ、粉屋に命じて娘の腕を切り落とさせる。娘は悲しみのあまり放浪の旅に出て……。


俳優による生演奏、息をのむヴィジュアル、
ポエムのような台詞 ──ちいさな宝石箱のようなお芝居!

〈奇跡〉を感じる力を問う〈再生〉の物語、
数々の感動の声を受けて再演―
そして新たに紡がれる〈奇跡〉
「グリム童話」待望の新作が登場!

宮城演劇の新しい地平を予感させる、SPACの「グリム童話」―。
珠玉の言葉たちと、役者たちの煌めきが、かつてない舞台を生み出した!

2011年3月に初演された『グリム童話〜少女と悪魔と風車小屋〜』は、シンプルなストーリーと率直なメッセージを鮮烈に印象づけ、多くのお客様から感動を伝える声が寄せられました。この春、SPACでは「少女と悪魔と風車小屋」を再び上演するとともに、同じく『グリム童話』シリーズから「本物のフィアンセ」を、SPAC芸術総監督・宮城聰の最新演出作として上演いたします。
現代フランスを代表する劇作家オリヴィエ・ピィの戯曲によるこの『グリム童話』は、グリム兄弟の童話をもとに、作家独自の視点を盛り込んだ作品です。「少女と悪魔と風車小屋」と「本物のフィアンセ」には、どちらにも少女が登場し、苦難の人生を生き抜いていきます。ひたむきな彼女たちの姿は、生きていること自体を奇跡として浮かび上がらせ、私たちに勇気と希望を贈ってくれることでしょう。また、「本物のフィアンセ」には、「少女と悪魔と風車小屋」をすでにご覧になっているお客様に、一層お楽しみいただける仕掛けが用意されています。珠玉の劇詩、歌と楽器の生演奏、息を呑むヴィジュアル……。さらなる進化を遂げるSPACの『グリム童話』にご期待ください!

★絶対にまた来ます!(14歳・女性)

★最後のセリフはずっと心に持ち続けています。(年齢不明・女性)

★なつかしい音色の音楽に別世界に連れて行って頂いた心地でした♡(43歳・女性)

★激しくない強さってあるんだなぁ、それって、美しいんだなぁ。(43歳・女性)

★思いの外泣いてしまって驚いています。(18歳・女性)

★希望の光が見えたような気がします。(年齢・性別不明)

★つむがれる言葉の強さにひかれました。(35歳・女性)

★折り紙みたいな舞台でとても美しかったです。(44歳・男性)

★とてもすてきでした。(63歳・男性)

★人間、くじけたり挫折したりしても、案外負けないんだな、と思いました。(年齢・性別不明)

※2011年3,4月「グリム童話〜少女と悪魔と風車小屋〜」公演時のアンケートより抜粋

スケジュール

クリックすると、拡大表示します 託児サービスあり
 
◎終演後にアーティスト・トークを行います。
「少女と悪魔と風車小屋」
1月21日(土)

ゲスト:エドツワキ氏(図案家・アーティスト)+宮城聰
司会:大澤真幸
1月28日(土)
ゲスト:スズキコージ氏(絵本画家)+宮城聰
司会:大岡淳
「本物のフィアンセ」
3月3日(土)

ゲスト:片山杜秀氏(音楽評論家、思想史研究者)+宮城聰
司会:大澤真幸
3月4日(日)
ゲスト:西村朗氏(作曲家)+宮城聰
司会:大岡淳
3月10日(土)
ゲスト:小熊英二氏(社会学者)
ゲスト:やなぎみわ氏(美術作家・演出家)+宮城聰
3月11日(日)
ゲスト:ひびのこづえ氏(コスチューム・アーティスト)+宮城聰
司会:横山義志

チケット情報

チケット前売り開始 12月11日(日) 10:00〜
SPACの会会員先行予約開始 12月8日(木) 10:00〜

平成24年度SPACの会 個人会員 ゆうゆう個人会員 会員募集開始!

早得キャンペーン!

2011年12月〜12年3月までにSPACの会ご入会の方に限り、グリム童話『少女と悪魔と風車小屋』、『本物のフィアンセ』いずれかの公演に1名様ご招待します。

■お問い合わせ:SPAC-静岡県舞台芸術センター 芸術局 [ SPACの会 ] 係まで
TEL:054-203-5730 FAX:054-203-5732 E-mail:mail@spac.or.jp

チケット料金 4,000円[一般大人1公演]
早期購入割引 3,500
(「少女と悪魔と風車小屋」12月25日(日)まで、
 「本物のフィアンセ」2012年1月22日(日)まで)
2作品セット券 6,400円 (2作品)
※各作品それぞれご希望のお日にちをお選びいただけます。
※ウェブ、携帯電話からの予約およびセブン・イレブンでの販売に関しては2月25日(土)のみの販売となります。
ペア割引 7,000円 [ペアチケット(2枚)]
グループ割引 3名様以上で1名様 3,200
※学割対象者は人数に含みません。
※10名様以上は電話・窓口のみでのお取り扱いになります。
ゆうゆう割引 3,400円 / 6,400円 [ペアチケット(2枚)]
※満60歳以上の方が対象となります。
※ペアチケットをご購入される場合、同行者も満60歳以上の方が対象となります。
※公演当日、受付にて年齢のわかる身分証をご提示ください。
学割 2,000円[大学生・専門学校生] / 1,000円[高校生以下]
※公演当日受付にて学生証をご提示ください。
障がい者割引 [障害者手帳をお持ちの方]2,800
※付き添いの方(1名)は無料となります。
※各種割引を組み合わせてのご利用はできません。
※割引をご利用の際は、必ずご予約時にお知らせください。
※障がい者割引は、電話・窓口のみでのお取り扱いになります。
※静岡県内の中学生以下の方をご招待(1公演先着30名様まで)
チケット購入方法
電話予約 SPACチケットセンター TEL.054-202-3399
(受付時間:10:00〜18:00)
ウェブ予約 オンラインチケット予約
携帯電話からの予約 http://www.spac.or.jp/m/
こちらのQRコードからもアクセスできます
窓口販売 静岡芸術劇場チケットカウンター
(受付時間:10:00〜18:00)
セブン-イレブンでの販売 店内マルチコピー機をご利用ください。
※チケットのご予約受付は公演前日の18時までとなります。
※12月28日(水)〜1月4日(水)は、電話と窓口販売はお休みとさせていただきます。

当日券

公演当日の開演1時間前より、静岡芸術劇場チケットカウンターで販売します。
※当日券の有無を公演当日に必ずお電話もしくはtwitter(@_SPAC_)でお確かめください。

無料バス情報

東京、浜松、三島・沼津から静岡芸術劇場までの往復無料バスを運行いたします。

乗車条件:乗車日の公演をご観劇の方
※お帰りの便は、トーク終了15分後に静岡芸術劇場前より出発します。
※2月25日のバスは2作品ともご観劇になる方のみご乗車いただけます。

東京バス ◎1月21日(土)・3月3日(土) 10:30渋谷発→14:00劇場着
◎2月25日(土) 9:00渋谷発→12:30劇場着
集合場所:青山学院大学 青山キャンパス正門前
集合時間:出発時刻の15分前
浜松バス ◎3月4日(日) 12:30浜松発→14:00劇場着
集合場所:JR浜松駅北口(アクトシティ裏)
集合時間:出発時刻の15分前
三島・沼津バス ◎3月10日(土) 12:10三島発→12:40沼津経由→14:00劇場着
集合場所:JR三島駅北口/JR沼津駅北口(Bivi沼津前)
集合時間:出発時刻の15分前

バス申込方法

SPACチケットセンターTEL:054-202-3399 E-mail : bus@spac.or.jp
乗車ご希望の方は、①氏名、②ご希望の日にち、③人数、④当日ご連絡が取れる電話番号、⑤往復か片道(往路か復路)かを、電話またはメールにてご連絡ください。メールの場合、件名欄に「○○バス希望」と必ずお書きください。
●このバスは定員になり次第、締め切らせていただきます。
●観劇予定のチケットは必ずバス申込の前にご予約ください。

演出家プロフィール

宮城聰(みやぎ・さとし)

1959年、東京都生まれ。演出家。SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督。東京大学で小田島雄志・渡邊守章・日高八郎各師から演劇論を学び、90年ク・ナウカ旗揚げ。国際的な公演活動を展開し、同時代的テキスト解釈とアジア演劇の身体技法や様式性を融合させた演出は、国内外から高い評価を得ている。07年4月SPAC芸術総監督に就任。自作の上演と並行して世界各地から現代社会を鋭く切り取った作品を次々と招聘、また、静岡の青少年に向けた新たな事業を展開し、「世界を見る窓」としての劇場づくりに力を注いでいる。代表作に『王女メデイア』『マハーバーラタ』『ペール・ギュント』など。04年第3回朝日舞台芸術賞受賞。05年第2回アサヒビール芸術賞受賞。

作家プロフィール

オリヴィエ・ピィ
Olivier Py

1965年、南仏グラース生まれ。劇作家、演出家、俳優。87年にパリ国立高等演劇学校(コンセルヴァトワール)に入学、並行してカトリック学院で神学と哲学を学ぶ。95年、アヴィニヨン演劇祭で上演時間24時間の自作『常夜灯―果てしない物語』7日間連続公演を敢行し、一躍脚光を浴びる。98年から2007年までオルレアン国立演劇センターを指揮、同年3月からオデオン座の芸術総監督に就任。「Shizuoka春の芸術祭」では08年に『イリュージョン・コミック―舞台は夢』と『若き俳優への手紙』の2作品を、09年に『オリヴィエ・ピィのグリム童話』3部作を上演した。「今、ここにある世界を奇蹟として生きること」、これはピィの『グリム童話』を貫くテーマでもある。

『グリム童話〜少女と悪魔と風車小屋〜』

バックステージツアー参加受付中!

折り紙をイメージして創られた「飛び出す絵本」のようなSPAC版『グリム童話』の舞台裏を、ぜひ体験してみてください。

<バックステージツアー開催日>
1/21(土) 、1/28(土)
※『グリム童話〜少女と悪魔と風車小屋〜』(15:00〜16:30)終演後に開催。
★バックステージツアーの詳細はこちらをご覧ください。
http://spac.or.jp/news/?p=4401

スタッフ

照明デザイン:大迫浩二
衣裳デザイン:堂本教子
舞台美術:深沢襟
舞台監督:内野彰子
演出助手:中野真希、竹内舞
照明操作:樋口正幸、松村彩香
音響:小嶋純真
舞台:市川一弥、佐藤洋輔、渡辺明
衣裳:竹田徹、駒井友美子、岡村英子
ヘアメイク:梶田キョウコ
歌唱指導:戸﨑裕子
制作:仲村悠希、谷口裕子


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