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赤ずきんちゃん

11月23日(金・祝) 13:30開演、16:30開演
静岡芸術劇場内
2000円/親子券2,500円(中学生以下のこども1名と大人1名)
作・出演:飯室康一
飯室康一(いいむろ こういち)

人形操作、人形製作。京都生まれ。不世出の人形作家、竹田喜之助の作品をテレビで見て人形劇に開眼、竹田人形座(東京)で糸あやつり人形を学ぶ。フリーの人形遣いとして「ママとあそぼう! ピンポンパン」(フジテレビ)などに出演したのち、1975年に関西で「糸あやつり人形劇団みのむし」を立ち上げる。「たのしいきょうしつ」「グルグルパックン」(NHK教育)などに出演。第1回富山村人形劇祭グランプリ受賞。いなさ人形劇まつり第1回日本人形劇大賞金賞受賞。糸あやつり人形技術の継承を支援する「ITOプロジェクト」発起人の一人でもある。近作に「ITOプロジェクト」プロデュース公演『平太郎化物日記』(作・演出:天野天街)など。

ここは、とあるヨーロッパの片田舎の小さな劇場。この小さなかわいい舞台で、グリムの名作「赤ずきんちゃん」のお芝居が始まります。上演するのは旅回りの劇団「アルフレッド親子一座」。お父さんと娘のメアリーの二人っきりの劇団です。たった二人で「赤ずきんちゃん」のお芝居ができるのでしょうか?
見どころは、ひとりで何役もこなす、おとうさんのアルフレッドの目にもとまらぬ(?)早変わり!?
マリオネットの小品『ピエロのエチュード』、腹話術『キリンのリンちゃん』も併せて上演。



◎ 糸あやつり人形
人形のあやつり方にはいろいろありますが、人形に直接手を触れない糸あやつりは非常に高度な技術を必要とします。人形劇の魅力は、命をもたない人形があたかも生きているかのように動くことにありますが、手づかいの人形よりも糸あやつりの方が、人形の「独り立ち度」は高くなります。糸あやつりの場合、手の動きがそのまま人形の動きになるわけではないからです。重心をずらすことによって、人形は重力に従って「自然に」動いていきます。この自然さを作り出すのが糸あやつり人形の技術なのです。