谷崎潤一郎や木下順二の作品のスタイルがどうして生まれてきたのか。木村直恵さんに「明治の欧化主義と演劇・文学の『改良』」というテーマでお話していただき、新しい演劇の言葉が生まれた社会背景について考えることで、今「近代劇」を上演する意義を探ります。
1960年代に演劇のことばや様式は大きな転換を迎えます。それから今日まで演劇人や作家は何を考え、何を試み、今を迎えたのか。『王女A』の作者である松田正隆さんを迎え「戯曲を書くということ」というテーマでお話を伺いながら、舞台と戯曲の歴史と現在について考えます。