2023年4月、静岡県舞台芸術公園に
【せかいの劇場ミニミュージアム「てあとろん」】がオープン。
SPAC-静岡県舞台芸術センターの活動拠点の一つ、静岡県舞台芸術公園。その入り口にある休憩所「カチカチ山」を、古今東西の劇場の歴史がわかるミニミュージアムとしてリニューアルしました(休憩所としてもご利用いただけます)。
舞台芸術公園は、「自然との共生・調和」をコンセプトに整備され、園内には3つの劇場が建てられています(野外劇場「有度」、屋内ホール「楕円堂」、稽古場棟「BOXシアター」)。これらの劇場には、古代ギリシアから中世ヨーロッパ、現代へと変遷してきた劇場建築の髄がふんだんに盛り込まれています。そんな“生きた劇場博物館”でもある舞台芸術公園、その背景となる世界の劇場の歴史を、ミニミュージアム「てあとろん」では詳しくご紹介しています。
[テアトロン:theatron]は、ギリシア語で「見物する場所」、広くは「劇場・演劇」を意味します。古代から現代にいたるまで「演劇」は私たち人類とともにあり、世界中のどんなところにも演劇を上演するための場所=「劇場」がありました。時代とともにさまざまに変化し、現代へと受け継がれてきた劇場。それらを巡る小さな旅にお出かけください。
開館時間:10:00〜18:00
[休館日:月曜(祝日の場合は開館/翌日休館)、年末年始]
*年末休館:2024年12月29日〜2025年1月4日
入館無料
せかいの劇場ミニミュージアム「てあとろん」
THE MINI MUSEUM OF WORLD THEATRE IN SHIZUOKA
(休憩所「カチカチ山」内)
住所:静岡県静岡市駿河区平沢100-1
お問い合わせ:054-208-4008(公園本部|10:00〜18:00/休業日をのぞく)
詳しいアクセスはこちらのページをご確認ください。
企画展示
企画展示室1:グローブ座模型展示
企画展示室2:「てあとろんのできるまで」
園内見学ツアー・カフェ・イベント
\「てあとろん」はフェスティバル期間中無休!/
PLAY! de お茶摘み体験&ストーリー・テリング・ウォーク in舞台芸術公園
SPACが活動する舞台芸術公園で、演劇祭の参加アーティストや俳優・スタッフと一緒に“お茶摘体験”を楽しもう!「メルラン・ニヤカムさんとエクササイズ!」のミニコーナーでさらにリフレッシュ!
午後のストーリー・テリング・ウォーク「しずおか・お茶の葉物語」のツアーでは、お茶を伝えた静岡ゆかりの僧・聖一国師にみちびかれ、静岡のお茶の歴史を学びながら”演劇の魔法”で園内をめぐります。ツアーの終着地、屋内ホール「楕円堂」でお抹茶もお召し上がりいただけます。新茶香る茶どころ静岡、この季節ならではのイベントです。
2025年4月27日(日)
9:30~11:30【お茶摘み体験】
13:30~14:30【ストーリー・テリング・ウォーク】
ダンス作品『マミ・ワタと大きな瓢箪』
演出・振付・出演:メルラン・ニヤカム
4月26日(土)・27日(日)各日18:30開演/上演時間:40分
小学生以下無料(要予約)・パフォーマンスを間近で観られる「ファミリー席」あり
フェスティバルcafe & bar
せかいの劇場ミニミュージアム「てあとろん」が、舞台芸術公園でのアーティストと観客の出会いの場に。Cafe&barを楽しみながら、展示もご覧いただけます。観劇前の腹ごしらえ、観劇後の語らいはココで!
4月26日(土)16:00~22:00/27日(日)11:00~22:00
<カフェプロデュース:株式会社オフィススノド 代表 柚木康裕>
てあとろんデー!
MM Theatron’s Special day
「MMてあとろん」と園内を楽しむ企画が盛りだくさんの1dayイベント!
これまでの開催はこちら
カフェてあとろん
Cafe Theatron
月末の土日にOPEN!
SPACの俳優が案内する園内見学ツアー
Park Tour
SPAC俳優のガイドで「MMてあとろん」と園内の3つの劇場を巡ります。建築家・磯崎新氏の設計による野外劇場「有度」と屋内ホール「楕円堂」、そして稽古場棟「BOXシアター」。これらの劇場は、歴史上重要な劇場建築のエッセンスが盛り込まれた“生きた劇場博物館”でもあります。劇場の特徴や、劇場建築の歴史とのつながりをご紹介します。
*園内の施設見学は随時受付しております。
お問い合わせ:054-208-4008(公園本部|10:00〜18:00/休業日をのぞく)
「てあとろん」のひみつ
<準備中>
てあとろん 創設メンバー
コンセプトデザイン・内装設計・全体監修:木津潤平
常設展・監修・執筆:清水裕之(名古屋大学名誉教授)
常設展・編集:久保⽥梓美
中国伝統劇場[パネル06]テキスト執筆:銭 強(東南⼤学建築学院教授)
グローブ座模型監修:高田一郎
テーブル・グラフィックデザイン:YORIKO
SPAC
ドローイングデザイン:深沢 襟
環境⾳楽:棚川寛⼦
⾐裳・カーテン・⼈形デザイン:駒井友美⼦
ドローイング:
塚本かな、⼭﨑 馨、佐藤洋輔、吉⽥裕梨、⾚松直美、春⽇井⼀平、鈴⽊真理⼦
パネル・テーブル製作:
吉⾒ 亮、神⾕怜奈、葉 佳欣、布施安寿⾹、春⽇井⼀平、宮城嶋開⼈、宮城嶋遥加
常設展図版編集:仲村悠希
常設展展⽰作業:春⽇井⼀平、鈴⽊真理⼦
環境⾳楽演奏・環境整備:
春⽇井⼀平、⽊内琴⼦、貴島豪、鈴⽊真理⼦、三島景太、宮城嶋遥加、吉⾒ 亮
ポスターウォール製作:
武⽯守正、たきいみき、⼩⻑⾕勝彦、ながいさやこ、布施安寿⾹、⼭﨑 馨、⼭崎皓司
ロープチェア製作:貴島 豪、吉⾒ 亮、⼭﨑 馨
屋内整備:舘野百代、吉⾒ 亮、神⾕怜奈、⾚松直美、桜内結う
⾐裳・カーテン・⼈形製作:清 千草、⼭本佳奈、牧野紗歩
模型メンテナンス:⾚松直美
録⾳・編集:澤⽥百希乃
⾳響セッティング:春⽇井⼀平
アートワークマネージャー:内野彰⼦
事務局:望⽉勝司
制作:成島洋⼦、坂本彩⼦、仲村悠希、髙林利⾐
「カチカチ⼭ミニミュージアム」企画監修/ SPAC芸術総監督 宮城 聰
SPACとは?
SPAC-静岡県舞台芸術センター(通称スパック)は、1997年に静岡県が設立した劇団です。静岡県舞台芸術公園の指定管理を行うとともに、静岡芸術劇場(グランシップ内)を拠点とし、演劇作品の上演のみならず、演劇やダンスを通した人材育成、県内各地の学校でのアウトリーチ事業にも力を入れています。2013年、全国知事会第6回先進政策創造会議により、静岡県のSPACへの取り組みが「先進政策大賞」に選出。18年度グッドデザイン賞を受賞、無形の活動が一つのデザインとして高く評価されました。
静岡県舞台芸術公園とは?
東京ドーム4倍ほどの広さを持つ日本平北麓の緑濃い園内に、本部棟、野外劇場「有度」、屋内ホール「楕円堂」、稽古場や研修交流宿泊棟等が点在する静岡県舞台芸術センターの活動拠点です。
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