舞台芸術公園

静岡県舞台芸術公園は、東京ドーム4倍ほどの広さを持つ日本平北麓の緑濃い園内に、本部棟、野外劇場「有度」、屋内ホール「楕円堂」、稽古場や研修交流宿泊棟等が点在する静岡県舞台芸術センターの活動拠点です。

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◆舞台芸術公園からのお便り:
 2019年度 第1号第2号第3号第4号
 2020年度 第1号第2号(9月発行)、第3号(2021年1月発行)
 2021年度 第1号(5月発行)、第2号(12月発行)

すぱっく おーぷんでぃ in 舞台芸術公園
SPACが活動する舞台芸術公園をお散歩しながら、園内に点在する野外劇場「有度」、屋内ホール「楕円堂」、稽古場棟「BOXシアター」をふらっとのぞけるイベント(年に2回・不定期開催)。

\2021年7月の開催風景/
(ほかの写真は舞台芸術公園のFBページからもご覧いただけます)


 

施設紹介

野外劇場「有度」

野外2

舞台芸術公園全体のコンセプトである「自然との共生・調和」を集約的に表現しているのが、この野外劇場です。伊豆で採石された「若草石」を敷き詰め、落ち着いた黒で統一された外壁とあいまって、濃密な舞台空間を作り上げています。また舞台後方にはお茶の木を植えた花道ならぬ「茶道」も作られています。[設計:磯崎新]

客席(固定席)400席[車椅子席2席]/楽屋3室/舞台間口 13.8m/舞台奥行き 16.71m/照明回路数 30A263回路

屋内ホール「楕円堂」

楕円堂斜め

漆黒の舞台と白木の柱とが一体となった楕円空間は、天井のドームから差し込む光によって、一種宗教的な雰囲気に満ち、観る者の意識を研ぎ澄ませます。建物は2層から成り、入口のある上層部には、畳が敷き詰められた回廊と、富士山を正面に望む眺望抜群のラウンジがあります。明るく開放的な上層に対し、下層の舞台・客席は感覚を集中させるという、対照的なコンセプトが1つの建物の中に共存しています。[設計:磯崎新]

客席(可動席)最大110席/楽屋2室/舞台間口 15.70m/舞台奥行き 7.23m(張り出し舞台設置時)/迫2基/照明回路数 30A140回路

稽古場棟「BOXシアター」

DAENDO

BOXシアターは、稽古場棟の中にあるシンプルなブラック・ボックス型の劇場です。舞台と客席は、作品に応じて自在に組むことができ、客席との一体感を存分に味わえます。併設された稽古場1は、身体に親しみのある木材の素材を生かした空間で、SPAC俳優の日々のトレーニングや稽古に使用されています。

フラットスペース型劇場/客席(可動席)約110席/楽屋2室/スペースサイズ 17.2m × 13.43m/キャットウォーク高 4.6m/キャットウォーク 4ライン/照明バトン(昇降可) 4本/美術バトン(昇降不可) 8本/照明回路数 20A52回路

無料休憩所「カチカチ山」/
せかいの劇場ミニミュージアム「てあとろん」

kachikachi

公園の入り口の警備室に隣接する「カチカチ山」は、無料の休憩所としてどなたでもお入りいただけます。2023年4月、「カチカチ山」内部を古今東西の劇場の歴史がわかるミニミュージアム「てあとろん」としてリニューアル。休憩所としてもご利用いただけます。また、公演日には観客のためのカフェ・休憩所としても利用されます。

その他の施設

本部棟

office

芸術局の事務室、芸術総監督室、ミーティングルーム、資料室などがあります。

研修交流宿泊棟

lodge

SPACを訪れる国内外の舞台芸術関係者が、作品の創作や発表、研究・討議を通じて、交流を深めるための宿泊施設です。

稽古場棟2

rehearsal room2