アウトリーチ

この街には劇団がある、演劇がある

俳優たちが劇場を飛び出し、街へ―――。

演劇は「難しい」と思っていませんか?演劇公演を鑑賞することはもちろん、日常生活のあらゆる面においても演劇の手法は有効に活用できます。他者と自分を見つめなおすきっかけとなり、コミュニケーション能力の向上や、感受性、表現力、想像力を育むことにもつながります。地域コミュニティの活性化のお役にたてるプログラムもあります。SPACのアウトリーチは、「おはなし劇場」などの鑑賞型のプログラムから、演劇の手法を使いゲーム感覚でお腹から声を出したり、身体を動かす体験型のプログラムまで新鮮な演劇体験を皆様にお届けします。

SPACの俳優や講師と一緒に、新しい扉を開いてみませんか?

体験型プログラム

リーディング・カフェ

演劇の台本を声に出して読んでみましょうIMG_2588
カフェやギャラリーなどのスペースで、お茶を飲みながら、みんなで演劇の台本(戯曲)を読むプログラム。SPAC俳優による作品の解説や、参加者同士の自己紹介を交え、コミュニケーションをとりながら読み進めていきます。普段の生活ではめったに口にしないような名セリフを語ることで「非日常」を体験できます。参加者同士でのおしゃべりも盛り上がる「演劇のカラオケ」。2009年からはじまり、開催回数500回を超える人気企画です。

体験型プログラム

演劇ワークショップ

ニーズに合わせたオリジナルプログラムをご提案IMG_5276
演劇は身体や声を使って、相手とコミュニケーションを取りながら演じられます。その手法を用いたワークショップでは、自分の身体を知り相手を観察すること、集団や個人で表現する喜びを体験し、エネルギーを発散することで身体も心もほぐれて、自分の中に眠っていた「もうひとつの素顔」が引き出されるかもしれません。演劇ワークショップは大学の授業や教職員の研修の場、高齢者向け講座、婚活、小学校での発表会に向けた指導など、様々なシーンで活用されています。高齢者からお子様まで様々な年齢に対応できます。

鑑賞型プログラム

おはなし劇場

子どもと大人が一緒に楽しめる演劇150726_『だるまちゃんとてんぐちゃん』_えほんのひろば
楽器の音や手遊び歌とともに、プロの俳優によるひと味ちがった「おはなし」をお届けします。間近でみる俳優の迫力ある声と身体や、生演奏の豊かな表現で、0才の子どもから大人まで幅広くお楽しみいただけます。また、俳優と一緒に行う手遊び歌や、演奏に使用した珍しい楽器を紹介し実際に触って音を出してみる時間もあり、幼稚園・保育園や図書館、屋外イベントなど県内各地への出張も行う人気企画です。

鑑賞型プログラム

出張劇場・朗読公演

本格的な演劇体験を、身近な場所でP1320889
『ロミオとジュリエット』など古典の名作から、その土地に伝わる民話や昔話など、幅広い演劇作品を様々な場所で上演いたします。劇場にはなかなか行けないけれど…という方にも体験していただける、プロの俳優による本格的な演劇の世界。楽器演奏等を交えての朗読劇などご要望に応じた作品をご提案いたします。会場は、お寺や図書館、学校、ショッピングモールやお祭り会場など様々なシチュエーションで開催しています。

SPAC学校訪問プロジェクト

「ひらけ!パフォーミングアーツのとびら」

子どもたちの「チカラ」を刺激する体験を
「静岡県子どもが文化と出会う機会創出事業」の一環として、SPAC学校訪問プロジェクト「ひらけ!パフォーミングアーツのとびら」を2019年より新たにスタートしました。SPACの俳優・スタッフが各学校や放課後児童クラブなどを訪れ、演劇やダンスといったパフォーミングアーツ(舞台芸術)に触れていただく機会を提供します。

体験型プログラム

みんなで育てよう!ダンスの種

プロダンサーが学校の授業で行うダンスワークショップP1320016 (2)
中学校で必修科目となったダンス。学校でのダンス教育の発展を目指し、SPACでは本プロジェクトを立ち上げました。「音楽とともに踊る」という最もシンプルな視点から、日常では無意識に行っている身近な動きを見つめ直し、様々に発展させていきます。自由な発想や創造性で大きなダンスの花を咲かせられるよう「ダンスの種」をまきに行きます。

*ご希望に応じて、アウトリーチプログラムをご提案させていただきます。
 まずはお気軽にご相談ください。

お問い合わせ

SPAC制作部 アウトリーチ担当
E-mail:recafe@spac.or.jp
TEL:054-203-5730