静岡芸術劇場は、グランシップ(静岡県コンベンションアーツセンター)の先端部分に位置する舞台芸術のための専門施設です。レンガの石壁が深紅の客席と闇深い舞台を囲み、贅沢で落ち着いた雰囲気を醸しています。プロセニアムを持たない広い舞台と、馬蹄形の客席からなる劇場空間は、演じる側と観る側の一体感を生み、どこにいても舞台の迫力を間近に感じることができる理想的な造りになっています。リハーサル室、衣裳制作室が最上階にあり、舞台芸術の創造、発表のための設備を完備しています。[設計: 磯崎新]
『夜叉ヶ池』 演出:宮城聰(2009)
『真夏の夜の夢』 演出:宮城聰(2011)
セミオープン形式
客席(固定・ギャラリー席2層):最大401席
[車椅子席2席分、親子室1室4席含む]
ホワイエ、クローク、救護室、カフェ、楽屋7室
舞台間口:16.2m、舞台奥行き:16.3m、すのこ高:19m
照明ブリッジ:3ライン、シーリングブリッジ:3ライン、照明バトン:1本、美術バトン:10本
大迫:1基、中迫:1基、小迫:1基
舞台照明電源容量:500KVA
照明回路数:60A32回路、30A114回路 20A284回路