原作:モリエール (「モリエール全集」臨川書店刊/秋山伸子訳より)
蜷川幸雄氏から「1 万人のゴールド・シアター」を引き継ぐなど、今最も注目を集める演出家・ノゾエ征爾が、フランスを代表する劇作家・モリエールの喜劇をポップな現代劇に。病気だと思い込む主人公と、自分のことで精一杯のちょっとおかしな人々がくり広げるドタバタコメディ。
▼『病は気から』(2017年公演より)Photo: M.Hirao
世の中、「体にいいこと」が溢れてますが、
迷信じゃない!と言い切れるのは唯ひとつ、
笑うこと!
出演:
阿部一徳、石井萠水、泉陽二、大高浩一
榊原有美、本多麻紀、牧山祐大、山口航太
阿部一徳
石井萠水
泉陽二
大高浩一
榊原有美
本多麻紀
牧山祐大
山口航太
*スタッフはこちら
あらすじ
あらすじのようなもの
自分を病気と認めない病気の作家が、病気ではないのに病気と信じ込む男の喜劇を作りました。作家は自らこの主人公を演じ、その公演期間中に病気で亡くなりました。実話です。皮肉にも自分自身が一番喜劇な事になってしまったこの作家こそ、モリエール(フランス人)その人。天性の喜劇人・モリエール命がけの(というか死んじゃってるし)遺作喜劇『病は気から』。自分のことで精一杯なちょっとおかしな人々の、ぶざまで愛しい物語。笑って、この愛すべきモリエールを供養してあげてください。
あらすじ
薬と浣腸で自分はやっと生きていると思い込む男は、ついには娘を医者と結婚させようとする。けれども彼女にはすでに恋人が。周囲の人々は、あの手この手で男の目を覚まさせようとするが――。
公演情報
10月7日(土) 【浜松バス/はじめての演劇鑑賞講座/バックステージツアー/託児サービス】
10月8日(日) 【東京バス/アーティストトーク】
10月14日(土) 【バックステージツアー】
10月15日(日) 【アーティストトーク/託児サービス】
10月21日(土) 【バックステージツアー】
10月22日(日) 【アーティストトーク】
各日14:00開演
会場:静岡芸術劇場 (静岡県静岡市駿河区池田79-4 グランシップ内)
上演時間:120分(予定)
★平日の中高生鑑賞事業公演あり。詳細はこちら。
★アーティストトーク、バックステージツアーなど関連企画あり!詳細はこちら。
★浜松、東京からの劇場往復バスあり!詳細はこちら。
★10月7日(土)、10月15日(日)に、グランシップ託児サポーター(ボランティア)による無料託児サービスがあります。
中高生鑑賞事業公演 「SPACeSHIPげきとも!」
SPACでは「劇場は世界を見る窓である」という理念のもと、静岡県内の中学生・高校生を対象に招待公演を行っています。一般のお客様もご観劇いただけます。
10月2日(月)13:30、3日(火)13:30、5日(木)13:30、
12日(木)13:30*、13日(金)13:30、17日(火)13:30、
20日(金)14:30、24日(火)13:30、25日(水)18:00、
26日(木)13:30、27日(金)13:30*、30日(月)13:30*、
31日(火)13:30、11月1日(水)13:30*、2日(木)13:30
以上、予定
※鑑賞事業公演の一般販売は電話・窓口のみでのお取り扱いになります(限定数販売)。お問い合わせはSPACチケットセンターまで。
*10月12日・27日・30日・11月1日は一般販売はございません。
関連企画
プレトーク
2Fカフェ・シンデレラでは、舞台をよりおもしろく観劇できるポイントをご紹介しています。(一般公演日の開演25分前より。)
アーティストトーク
終演後、ノゾエ征爾(演出)とゲストによるトークを開催します。
10月8日(日) ゲスト:森義隆 氏 (映画監督)
10月15日(日) ゲスト:栗原類 氏 (モデル・俳優)
10月22日(日) ゲスト:松尾スズキ 氏 (作家・演出家・俳優)
はじめての演劇鑑賞講座
演劇初心者の方向けに、SPAC演技部・中野真希が見所を観劇前にレクチャーいたします。観劇が初めてでない方もご参加いただけます。
10月7日(土)12:30~13:30
参加無料/要予約 定員20名
バックステージツアー
SPAC創作・技術部スタッフが舞台裏を特別にご案内!「あの仕掛けはどうなっているの?」など舞台の疑問にお答えします。
10月7日(土)、14日(土)、21日(土)
各日終演後 所要時間:約30分
参加無料/要予約、定員40名
(※ご予約はSPACチケットセンターまで)
カフェ・シンデレラで逢いましょう!
終演後は、出演者が舞台衣裳でお見送りに登場します!写真撮影や握手など俳優との交流をお楽しみください。
観劇バス
浜松と東京から静岡芸術劇場までの往復バスを運行いたします。
乗車条件:乗車日の『病は気から』公演をご予約済みの方
定員あり。お早めにお申し込みください。
<浜松バス>
※浜松バスは往路・復路ともに満席となりました。今後はキャンセル待ちの受付となります。
10月7日(土)
[往路] 浜松駅[北口・アクトシティ裏]発 11:30 → 劇場着 13:00
[復路] バックステージツアー終了後に劇場前より出発します。
乗車料金:無料
*お申し込み締切10月5日(木)
申込先:SPACチケットセンター TEL.054‐202-3399(平日10:00~18:00)
<東京バス>
10月8日(日)
[往路] 渋谷発 9:30 → 劇場着 13:00
[復路] アーティストトーク終了後に劇場前より出発します。
乗車料金:片道1,000円
*お申し込み締切10月5日(木)
申込先:日本旅行 静岡支店 TEL.054‐254-8375(平日10:00~18:00)
チケット
◆SPACの会会員先行予約受付開始:7月29日(土)10:00
◆一般前売り開始:8月5日(土)10:00
◎チケット購入方法
SPACチケットセンター
●電話予約 054-202-3399 (受付時間 10:00〜18:00)
●窓口販売 静岡芸術劇場チケットカウンター (受付時間 10:00〜18:00)
●ウェブ予約 https://spac.or.jp/ticket
●携帯電話予約 https://spac.or.jp/m/
●セブン‐イレブンでの販売 店内のマルチコピー機をご利用ください。
[当日券] 残席がある場合のみ、開演1時間前より劇場受付にて販売
※当日券販売の有無を、公演当日に必ずお電話もしくはTwitter(@_SPAC_)でお確かめください。
◎チケット料金 ※全てのチケット代金は税込価格です。
●一般: 4,100円
●ペア割引: 3,600円 (2名様で1枚につき)
●グループ割引: 3,200円 (3名様以上で1枚につき)
※10名様以上の場合は電話・窓口にてお取り扱い
●ゆうゆう割引: 3,400円 [満60歳以上の方]
※公演当日、受付にて身分証をご提示ください。
●学生割引: [大学生・専門学校生]2,000円 [高校生以下]1,000円
※公演当日、受付にて学生証をご提示ください。
●障がい者割引: 2,800円 [障害者手帳をお持ちの方]
※公演当日、受付にて障害者手帳をご提示ください。
※付添の方(1名様)は無料 ※電話・窓口のみのお取り扱い
静岡県内の小学生ご招待(1公演5名様まで)
◎割引をご利用の際は、必ずご予約時にお知らせください。各種割引の併用はできません。
◎乳幼児の客席へのご入場はご遠慮ください。
[親子室] (先着3名様・要予約)
静岡芸術劇場では、乳幼児と一緒にご観劇いただける親子室がございます。
[託児サービス]
グランシップ託児サポーター(ボランティア)による無料託児サービスをご希望の方は、ご利用日の1週間前までにSPACチケットセンターへご連絡ください。
託児日 : 10月7日(土)、15日(日)
対象 : 2歳以上の未就学のお子様
スタッフ
舞台監督: 内野彰子
舞台美術デザイン: 深沢襟
照明デザイン: 大迫浩二
衣裳デザイン: 駒井友美子
劇中歌: ノゾエール
振付:たにぐちいくこ
演出部: 降矢一美、秡川幸雄
美術担当: 三輪香織
照明操作: 小早川洋也
音響: 原田忍、林哲也、澤田百希乃
ワードローブ: 川合玲子
制作: 米山淳一、佐藤亮太、布施知範
主催:SPAC – 静岡県舞台芸術センター
支援:平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
ダウンロードはこちら【1面(2MB)/2面(1.4MB)】
●10/8(日)アーティストトーク
ゲスト:森義隆氏 (映画監督)
ノゾエ征爾 (潤色・演出)
司会:大澤真幸 (SPAC文芸部)
●10/15(日)アーティストトーク
ゲスト:栗原類氏 (モデル・俳優)
ノゾエ征爾氏 (潤色・演出)
司会:石井萠水 (SPAC俳優・『病は気から』出演)
◆帰ってきた!『病は気から』の気になる舞台裏
↑鑑賞パンフレット(クリックするとご覧いただけます)
【演出】
ノゾエ征爾(のぞえ せいじ)
脚本家、演出家、俳優。劇団「はえぎわ」主宰。1975年生まれ。青山学院大学在学中の99年に「はえぎわ」始動。以降、全作品の作・演出を手がける。ユーモア溢れる独自の視点で、役者や空間を活かす豊かな演出が魅力。2012年、『⚪️⚪️トアル風景』で第56回岸田國士戯曲賞受賞。映画やTVドラマなど俳優としても多数出演。高齢者施設での巡回公演(世田谷パブリックシアター@ホーム公演)、北九州や広島など地方での長期滞在創作など、外部での活動も精力的に行う。昨年5月PARCO劇場『ボクの穴、彼の穴。』の脚本・演出、12月にはさいたまスーパーアリーナで、故・蜷川幸雄の意を継ぎ、高齢者1600人出演「1万人のゴールド・シアター2016」の脚本・演出を手がけた。今年7月、東京芸術劇場シアターイーストにて『気づかいルーシー』の再演を行った。
会場:静岡芸術劇場
本番まぢかの稽古風景をご覧いただいたり、
演出家のトークをお聞きいただける
無料イベントです。
どうぞお気軽にお越しください!
*詳細はこちら