静岡から社会と芸術について考える合宿ワークショップ vol.4

「アートで民主主義をジブンゴトに変える」

東日本大震災を契機として、日本各地で浮き彫りとなった様々な社会問題。
それらを解決するための試行錯誤が、数多く行われてきました。
その後4年の月日が経ち、私たちが目の当たりにしたのは「民主主義の不在」でした。

私たち一人一人のものではなく、「誰か」のものになってしまった「民主主義」。
そして今、「民主主義を取り戻す」ために大きな運動が各地で起こっています。
しかし、その為の手段は「運動」という方法しかないのでしょうか?

そこで私たちは、「アートによって問い直す」ことから始めたいと思います。
アートには、潜在的な問題意識を浮かび上がらせ、それを「ジブンゴト」にしてしまう力があります。創造的な未来は、アイディアや問いを持ち寄ることで生まれます。
先ずは、問題意識を持ち寄って話し合ってみませんか?

いつものように、ちょっとガチ&かなりワクワクな3日間のワークショップです。
みなさん、一緒に語り合いましょう!!
(この3日間のプログラムは参加型ワークショップで構成されます。)

開催日程:
11月7日(土)~9日(月)

開催場所:
静岡芸術劇場(静岡市駿河区池田79-4 東静岡駅徒歩5分 グランシップ内)
舞台芸術公園(静岡市駿河区平沢100-1)

主なプログラム内容


11月7日(土) 13:00~20:30 (12:40受付開始)
 会場:静岡芸術劇場
1.合宿ワークショップ(WS)参加者紹介
2.『王国、空を飛ぶ!』観劇 (15:00開演) *公演詳細はこちら
3.アーティストトーク
4.『王国、空を飛ぶ!』観劇の感想をシェアする会〈ワールド・カフェ〉
鑑賞がより深い芸術体験となるように参加者同士で語り合います。
(『王国、空を飛ぶ!』関連企画の参加者と一緒に行います。)
 ※夕食休憩は20:30以降(カフェ・シンデレラでお弁当)となります。
 
◆◆11月8日(日) 9:30~22:00
 会場:舞台芸術公園 稽古場棟、食堂棟カチカチ山
1.「アートで民主主義をジブンゴトに変える」について考えるWS
テーマについて、参加者同士の対話などを通して共有/深掘りしていきます。

 <昼食休憩>
2.オープン・スペース・テクノロジー(この指とまれ方式の対話の時間)
「アートで民主主義をジブンゴトに変える」について自分が関心のあるテーマを出し、出されたテーマごとにグループでじっくり語り合います。
※途中夕食休憩をはさみます。
※プログラム終了後、交流会を行います。(22:00~24:00/自由参加・参加費別途500円)

 
◆◆◆11月9日(月) 10:00~16:00
 会場:舞台芸術公園 稽古場棟、食堂棟カチカチ山
1.2日目を引き受けた対話の時間
 <昼食休憩>
2.ふりかえり

参加者募集要項

●定員:20名
●条件:3日間全てのプログラムに参加出来る方。18歳以上の方。
(高校生の方は、保護者の方の承諾が必要です。)
※部分的な参加を希望される方は申し込み時にその旨を記載し、ご相談ください。
●参加費:
[一般]宿泊あり 11,800円 / 宿泊なし 7,500円
[学生]宿泊あり 8,300円 / 宿泊なし 4,000円
※すべて『王国、空を飛ぶ!』観劇チケット代、ワールド・カフェ参加費を含みます。
※お弁当代別途。

 
=オプション=
●お弁当
1日目夕食、2日目昼食・夕食、3日目昼食をご用意いたします。
代金については参加者の方にご案内いたします。(一食800円程度)
朝食は参加者各自でご用意ください。

=その他特記事項=
・参加費、お弁当代は当日の受付でお支払いください。
・ご宿泊は舞台芸術公園内の宿舎となります。
・記録用及び広報用にワークショップの様子を撮影(写真・映像)します。SPACや取材を受けた先のWEBサイト、SNS、チラシ等への掲載を予めご了承いただきますようお願いいたします。

《応募方法》
氏名、メールアドレス、電話番号、住所、年齢、性別、職業(所属)および普段の活動と、参加の動機を200~300字程度にまとめて下記サイトよりお申し込みください。(高校生の方は明記してください。保護者承諾書をお送りいたします。)

申込受付:10月1日(木)~10月16日(金)
※定員に達し次第、申し込みを締め切ります。

お申し込みはこちら





【これまでの開催の様子】
・静岡から社会と芸術について考える合宿WS vol.1
「Think globally Act locally 世界と芸術と足元と」
・静岡から社会と芸術について考える合宿WS vol.2
「まちと劇場と祝祭と Dialogue & Act for future」
前編  後編
・静岡から社会と芸術について考える合宿WS vol.3
「フェスティバルと私→たち」

◎ワークショップ・ファシリテーター
平松隆之(劇団うりんこ/うりんこ劇場制作部所属)
阪大1期ワークショップデザイナー。NPO法人芸術の広場ももなも理事。せんだい短編戯曲賞選考員。名古屋学生演劇祭アドバイザー。子ども,地域,演劇をキーワードに様々な活動を行う。主なプロデュース作品:2010/12年「お伽草紙/戯曲」(原作=太宰治・戯曲=永山智行・演出=三浦基)、2011/12年「クリスマストイボックス」(作/演出=吉田小夏)、2014/15年「妥協点P」(作/演出=柴幸男)など

白川陽一(Keramago Works(ケラマーゴ・ワークス))
対話と学びのファシリテーター。ユースワーカー。自立や社会参画を育むための、家でも職場でもない第三の居場所(サードプレイス)づくりがテーマ。各種ワークショップの企画、計画、運営(コーディネート)、進行などを行ったり、そのような場をつくりたい人のための相談役として活動する。名古屋市青少年交流プラザの職員も務める。

主催:SPAC ‐ 静岡県舞台芸術センター