『ばらの騎士』サロン

SPAC新作『ばらの騎士』オープン・クリエーション
創作過程に立ち会う伴走者、募集
*サロンメンバーの申込受付は終了いたしました
単発参加のお申し込みはこちらをご覧ください。

期間:2023年9月30日(日)~2024年3月10日(日)

 SPAC秋→春のシーズン2023-2024の3作品目として上演する新作『ばらの騎士』。リヒャルト・シュトラウス作曲のオペラとして知られる、フーゴ―・フォン・ホーフマンスタールの傑作台本を、宮城聰と寺内亜矢子の共同演出で、明治時代の日本を舞台にした軽快な喜劇に仕立て上げます。音楽、舞台美術にはともに初タッグを組む音楽家の根本卓也氏、デザイナー香坂奈奈氏が参加します。そして出演は、長年宮城と作品を創作してきた17名の俳優たち。2023年8月に第一期稽古がスタートし、2024年1月7日に一般公演初日を迎えます。23回の中高生鑑賞事業公演と7回の一般公演を予定しており、3月10日の大千穐楽まで、8か月に渡る長い年月をかけて成長していくことになります。

 そこで、そのクリエーションの現場を公開し、参加者とともに作品を育てる企画、『ばらの騎士』サロンを立ち上げました。稽古見学では、演出家や俳優たちの創作現場に立ち会い、オペラ作品を演劇として変貌させる過程だけでなく、その新たな音楽づくりの過程にも触れることができます。さらに、テクニカルスタッフや制作スタッフとの交流で、通常は見られない舞台の表・裏の隅々まで知ることができます。また、オペラ『ばらの騎士』にまつわる知識やSPACの運営を紹介する講座、そしてサロンメンバー同士での交流も魅力です。

 注目の新作を200%味わい尽くす作品の創作過程を知る、『ばらの騎士』サロンにぜひご参加ください。

▼「楕円堂」での第一期稽古 稽古風景

公演情報

日時:2024年1月7日(日)、8日(月祝)、13日(土)、14日(日)、20日(土)、21日(日)、3月10日(日) 各日14:00開演
会場:静岡芸術劇場(グランシップ内)

演出:宮城聰・寺内亜矢子
作:フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
音楽:根本卓也

出演:石井萠水、大高浩一、木内琴子、貴島豪、小長谷勝彦、榊原有美、佐藤ゆず、武石守正、永井健二、本多麻紀、牧山祐大、宮城嶋遥加、森山冬子、山本実幸、吉植荘一郎、吉見亮、若宮羊市(五十音順)

 公演の詳細はこちら 

 

参加費

20,000円

※参加費には、『ばらの騎士』観劇料は含まれておりません。また、スペシャル・レセプションでは、食事代として、別途2,000円を頂戴いたします。
※『ばらの騎士』公演情報はこちらをご覧ください。


 

サロンスケジュール|メニュー

*単発でご参加いただけるメニューもございます。
単発参加の詳細についてはこちらをご覧ください。

1. チェックイン

日時:9月30日(土)10:15~12:30
会場:舞台芸術公園「稽古場Ⅰ」

初回顔合わせを実施します。SPACと、『ばらの騎士』サロンの概要説明や、舞台芸術公園内の各施設見学を行います。

2. 「宮城聰の演劇世界」講座(講師:大澤真幸) プロフィール   単発参加対象 

日時:10月29日(日)10:30~12:30
会場:静岡芸術劇場

同時代的テキスト解釈とアジア演劇の身体技法や様式性を融合させた演出で国内外から高い評価を得る宮城。その演劇世界について、SPAC文芸部・大澤真幸が解説します。

3. 『ばらの騎士』講座(講師:大岡淳) プロフィール   単発参加対象 

日時:11月11日(土)10:30~12:30
会場:静岡芸術劇場

オペラ『ばらの騎士』はどんな作品なのか、どういう経緯で作られたのか、SPAC文芸部・大岡淳が解説します。

4. SPAC制作部座談会
(出席者:芸術局長 成島洋子、制作部副主任 丹治陽)
 プロフィール   単発参加対象 

日時:11月23日(木祝)10:30~12:30
会場:静岡芸術劇場

SPACは、専用の劇場や稽古場を持ち、俳優や、創作・技術部、制作部スタッフが活動を行う日本初の公立文化事業集団です。その独特な集団の裏側を制作部目線でざっくばらんにお話します。

5. 根本卓也トークショー  プロフィール   単発参加対象 

日時:12月2日(土)10:30~12:30
会場:静岡芸術劇場

指揮者、チェンバロ奏者など多岐にわたって活躍する音楽家の根本卓也。今回初めてSPAC作品の音楽を担当する根本がどのように音楽作りを行っているのか、ピアノを片手に語ります。

6.シュトラウスとホーフマンスタール ──根本卓也と大岡淳によるトークショー  単発参加対象 

日時:12月21日(木)19:00~20:30
会場:静岡芸術劇場

ドイツロマン派の作曲家リヒャルト・シュトラウスと文豪フーゴ―・フォン・ホーフマンスタールが作った『ばらの騎士』。音楽家の根本卓也と、演出家・劇作家の大岡淳の双方の異なった目線から作家と作曲家の関係性を探ります。

7. ゲネプロ見学

日時:1月6日(土)時間未定

公演初日前日に行う、本番同様のリハーサル「ゲネプロ」にサロンメンバーのみ特別にご招待。誰よりも早く、完成された『ばらの騎士』を観ることができます。終了後には、制作部や文芸部との感想シェア会にご参加いただけます。

8. スペシャル・レセプション

日時:1月8日(月祝)『ばらの騎士』終演後

『ばらの騎士』開幕の初週を終えた、演出家・俳優たちと交流ができる特別な食事会。親密な会話をお楽しみください。

9. 宮城聰・寺内亜矢子の稽古場日誌 定期配信  プロフィール 


共同演出が初となる、宮城聰と寺内亜矢子。2人はどんなことを稽古中に思っているのか───
国内外で幅広く活躍する2人の想いを定期的に配信します。

10. 稽古見学

日程:
11月9日(木)、10日(金)、23日(木祝)、24日(金)、28日(火)、29日(水)
12月6日(水)、13日(水)、18日(月)、21日(木)


今まで公開したことがなかった、SPACの創作現場を初公開!サロンメンバーだけがその現場を目撃することができます。
※日程は変更となる場合がございます。


お申込み方法|サロン入会への流れ

以下のGoogle Formから、必要事項を記入しお申込みください。
https://forms.gle/Q4syAcC6ZNHgn8wJA
申込みが確認でき次第、メールをお送りいたします。
サロン参加費は9月30日(土)のチェックインにてお支払いいただきます。(チェックインの日に不参加の方は初回参加の日に会費をお支払いください。)
【入会〆切:9月29日(金)正午12:00】

Salon’s Supporter

制作メンバーと一緒に『ばらの騎士』サロンの運営に関わってくださる、運営サポーター=“Salon’s Supporter”も同時募集!

◎劇場・劇団運営に興味のある方
◎SPACが好きな方
◎創作現場を見学したい方

『ばらの騎士』サロンは、SPACが初めて試みる企画です。この企画内容を一緒に考えたい、演劇人として稽古に立ち会いたい、運営をサポートしたい、どんな理由でも構いません。ぜひ一緒にサロン運営をしてみませんか?

主な仕事内容

当日サポート
サロンの企画日に、会場設営や、受付業務などを行います。

『ばらの騎士』の広報活動
サロンの様子のブログ執筆や、SNS企画などを考え、『ばらの騎士』をより広めるための広報活動を行います。

募集条件
・年齢制限はございません
・原則全ての回に参加できる方
・宿泊、交通費等の補助はありません。

応募〆切:9月21日(木)23:59】

興味のある方は、以下のGoogle Formからお申込みください。内部で選考したのち、23日(土)までに参加可否の結果をご連絡いたします。
https://forms.gle/g78aTgUCtnj476Jb6

お問い合わせ

SPAC 静岡県舞台芸術センター
芸術局 『ばらの騎士』サロン 係
〒422-8019 静岡県静岡市駿河区東静岡2丁目3-1
電話: 054-203-5730
(静岡芸術劇場)
FAX: 054-203-5732
メール: mail@spac.or.jp