SPAC秋→春のシーズン2023-2024 #3
ばらの騎士

リヒャルト・シュトラウス作曲のオペラとして知られるホーフマンスタールの傑作台本を、宮城聰と寺内亜矢子の共同演出と根本卓也の音楽で、明治時代の日本を舞台にした軽快な喜劇に仕立てます。鹿鳴館を彷彿とさせる華やかな洋装が観客の目を楽しませ、恋や駆け引き、心の機微を俳優たちのダイナミックな生演奏が彩ります。
 

演出:宮城聰・寺内亜矢子
作:フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
音楽:根本卓也


 
▼第一期稽古の様子 

  

 

キャスト


石井萠水
ISHII Moemi

大高浩一
OOTAKA Kouichi

木内琴子
KIUCHI Kotoko

貴島豪
KIJIMA Tsuyoshi

小長谷勝彦
KONAGAYA Katsuhiko

榊原有美
SAKAKIBARA Yuumi

佐藤ゆず
SATO Yuzu

武石守正
TAKEISHI Morimasa

永井健二
NAGAI Kenji

本多麻紀
HONDA Maki

牧山祐大
MAKIYAMA Yudai

宮城嶋遥加
MIYAGISHIMA Haruka

森山冬子
MORIYAMA Fuyuko

山本実幸
YAMAMOTO Miyuki

吉植荘一郎
YOSHIUE Soichiro

吉見亮
YOSHIMI Ryo

若宮羊市
WAKAMIYA Yoichi

[五十音順]

 

公演情報

2024年
1月7日(日) *アーティストトーク
1月8日(月祝)
1月13日(土) *アーティストトーク
1月14日(日) *バックステージツアー
1月20日(土)
1月21日(日) *バックステージツアー
3月10日(日) *アーティストトーク

各日14:00開演

会場:静岡芸術劇場(グランシップ内)
 
上演時間:120分以内を予定
日本語上演/英語字幕
※未就学児の方はご入場いただけません。
 

関連企画

プレトーク
2Fカフェ・シンデレラでは、舞台をよりおもしろく観劇できるポイントをご紹介しています。(一般公演日の開演25分前より。)
  
アーティストトーク
終演後にトークを開催。参加無料/予約不要
1月7日(日)
1月13日(土)
3月10日(日)
※登壇者は決定次第発表します。
 
バックステージツアーバックステージツアー
終演後にSPAC創作・技術部スタッフが舞台裏を解説します。
1月14日(日)、1月21日(日)
各日終演後 所要時間:約30分
参加無料/要予約、定員40名
(※ご予約はSPACチケットセンターまで)
 
カフェ・シンデレラで逢いましょう!
終演後は、出演者が舞台衣裳でお見送りに登場します!写真撮影など俳優との交流をお楽しみください。

※1月8日(月祝)は『ばらの騎士』サロンメンバー限定のレセプション開催のため、実施いたしません。

 

中高生鑑賞事業公演 「SPACeSHIPげきとも!」

SPACでは「劇場は世界を見る窓である」という理念のもと、平日には静岡県内の中学生・高校生を対象とした招待公演を行っています。

は一般販売のお席もございます。(限定数販売)
鑑賞事業公演の一般販売は電話・窓口のみでのお取り扱いになります。お問い合わせはSPACチケットセンターまで。

2024年 1月10日(水)13:30、12日(金)13:30、18日(木)13:30、19日(金)13:30、23日(火)13:30、24日(水)13:30、25日(木)13:30、26日(金)13:30、29日(月)13:30、30日(火)14:00
2月1日(木)13:30、2日(金)13:30、5日(月)13:30、6日(火)13:30、7日(水)13:30、16日(金)13:30、20日(火)13:30、21日(水)13:30、22日(木)13:30
3月5日(火)13:30、6日(水)13:30、7日(木)13:308日(金)13:30

アクセス


静岡芸術劇場(グランシップ内)
〒422-8019 静岡市駿河区東静岡2丁目3-1
詳しくはアクセスページをご確認ください。
 

チケット

◆SPACの会 会員先行予約開始:10月7日(土)10:00
◆一般 前売り開始:10月14日(土)10:00
 
◎チケット購入方法
SPACチケットセンター
●電話予約 054-202-3399 (受付時間 10:00〜18:00)
●窓口販売 静岡芸術劇場チケットカウンター (受付時間 10:00〜18:00)
※休業日(10/23、11/14、12/25、12/29~1/4、1/15、2/3、3/9)は、電話予約受付と窓口販売をお休みさせていただきます。
●ウェブ予約 https://spac.or.jp/ticket

グランシップチケットセンター
取り扱い券種:一般4,200円、高校生以下1,000円(土日祝の一般公演)のみ。
●電話予約  054-289-9000
●窓口販売  グランシップチケットセンター(グランシップ正面玄関を入って左手)
(電話・窓口 受付時間 10:00~18:30 ※グランシップ休館日を除く)
●ウェブ予約 https://www.granship.or.jp/visitors/ticket/ (24時間受付)
※グランシップチケットセンターでご予約したチケットにつきましては、コンビニエンスストアでの支払・発券手数料はかかりませんので、そちらも合わせてご利用ください。
グランシップチケットセンターの詳細はこちら

[当日券]
残席がある場合のみ、開演1時間前より劇場受付にて販売。
※当日券販売の有無を、公演当日に必ずお電話もしくはX(@_SPAC_)でお確かめください。
 
◎チケット料金
※全てのチケット代金は税込価格です。

●一般: 4,200円
●U25・学生割引:
 [25歳以下および大学生・専門学校生]2,000円
 [高校生以下]1,000円
 ※公演当日、受付にて年齢の分かる身分証または学生証をご提示ください。
●障がい者割引: 2,900円 [障害者手帳をお持ちの方]
 ※公演当日、受付にて障害者手帳または ミライロIDをご提示ください。
 ※付添の方(1名様)は無料 ※電話・窓口のみのお取り扱い

静岡県内の小学生ご招待(1公演5名様まで)
 ※電話・窓口にてお取り扱い
 ※座席位置はお選びいただけません。

 

SPACの会
一般: 3,500円
ペア割引: 3,300円 (2名様で1枚につき)

【SPACの会】2023年度会員募集のご案内
詳細はSPACチケットセンター、またはウェブにて。
〈年会費〉個人会員:10,500円/ゆうゆう個人会員:9,500円
*先行予約、年間3回ご招待など特典あり。

 
◎割引をご利用の際は、必ずご予約時にお知らせください。各種割引の併用はできません。

 
〔親子室〕
乳幼児と一緒にご観劇いただける親子室がございます。
チケット料金:大人1名様につき 2,900円
座席の必要なお子様は高校生以下料金 1,000円/座席不要のお子様は無料
※電話・窓口のみでのお取り扱いとなります。
 
[託児サービス] 要予約/定員3名/先着順
以下の公演では、「保育支援グループすわん」による託児サービスをご利用いただけます。
1月13日(土)14:00開演 静岡芸術劇場
託児場所:グランシップ1階託児室
利用料:お子様1人500円 
対象:6カ月~7歳
託児時間:13:30~17:30
お申込み:2024年1月6日(土)18:00までにSPACチケットセンター(電話:054−202-3399)へお申込みください。
  
[私のあしながおじさんプロジェクト 2023]
企業・団体・個人の皆さまのご支援のもと、静岡県内の子どもたちを劇場にご招待し、「本格的な演劇作品を鑑賞する」体験をお届けします。

スタッフ

舞台美術デザイン:香坂奈奈
照明デザイン:小早川洋也
音響デザイン:澤田百希乃
衣裳デザイン:清千草
ヘアメイクデザイン:梶田キョウコ

演出補:中野真希
舞台監督:秡川幸雄
演出部:杉山悠里
音響:竹島知里
美術担当:吉田裕梨、塚本かな
ワードローブ:佐藤里瀬
演出助手:大石多佳子
技術監督:村松厚志
制作:坂中季樹、佐藤美咲
 
 
主催・製作:SPAC-静岡県舞台芸術センター
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(劇場・音楽堂等機能強化総合支援))|独立行政法人日本芸術文化振興会

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【演出家プロフィール】
宮城聰 MIYAGI Satoshi

1959年東京生まれ。演出家。SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督。東京大学で小田島雄志・渡邊守章・日高八郎各師から演劇論を学び、90年ク・ナウカ旗揚げ。国際的な公演活動を展開し、同時代的テキスト解釈とアジア演劇の身体技法や様式性を融合させた演出で国内外から高い評価を得る。2007年4月SPAC芸術総監督に就任。自作の上演と並行して世界各地から現代社会を鋭く切り取った作品を次々と招聘、またアウトリーチにも力を注ぎ「世界を見る窓」としての劇場運営をおこなっている。17年『アンティゴネ』を仏・アヴィニョン演劇祭のオープニング作品として法王庁中庭で上演、同演劇祭史上初めてアジアの劇団が開幕を飾った。他の代表作に『王女メデイア』『マハーバーラタ』『ペール・ギュント』など。近年はオペラの演出も手がけ、22年6月に世界的なオペラの祭典、仏・エクサン・プロヴァンス音楽祭にて『イドメネオ』、同年12月には独・ベルリン国立歌劇場における初の日本人演出家として『ポントの王ミトリダーテ』を演出し大きな反響を呼んだ。04年第3回朝日舞台芸術賞受賞。05年第2回アサヒビール芸術賞受賞。2018年平成29年度第68回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。19年フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。23年度第50回国際交流基金賞を受賞。

 
寺内亜矢子 TERAUCHI Ayako

26_寺内亜矢子 s1997年、ク・ナウカ シアターカンパニーにて演劇活動開始。2007年の劇団休止後は、SPACを主な拠点に国内外の舞台に出演するほか、東京藝術大学にて身体表現教育に携わる。俳優・演出・演奏・音楽構成・ドラマトゥルク・通訳・翻訳等、舞台芸術創作に関わるもろもろを手がける国際派マルチプレイヤー。SPACでの演出作に『おぉっと えぇっと ええじゃないか』(ふじのくに野外芸術フェスタ2020 in掛川)、『忠臣蔵2021』(共同演出)、『三原色』(SPAC演劇アカデミー第1期生成果発表会, 2022)、『リチャード二世』(秋→春のシーズン2022-2023)、『葵上』(SPAC演劇アカデミー第2期生成果発表会, 2023)などがある。

 
【音楽家プロフィール】
根本卓也 NEMOTO Takuya

東京藝術大学大学院修士課程(指揮専攻)修了。在学中に故・若杉弘氏に、英・独・仏・伊・羅・露・チェコ語に至るまで、あらゆる舞台作品を原語で解する類稀な才能を見出されキャリアをスタート。以来、新国立劇場オペラ部門音楽スタッフとして年間を通して公演に寄与する傍ら、東京二期会・OMF・ニッセイオペラ等、国内の主要団体で合唱指揮・ディクションコーチ・作品レクチャー等多岐にわたり活躍。業界の屋台骨として欠くべからざる存在となっている。更に、バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)の鈴木雅明氏との出会いから古楽へと傾倒し、大学卒業後渡仏。国立リヨン高等音楽院で、通奏低音(チェンバロ・オルガンによる即興伴奏法)のディプロマを取得。中世のグレゴリオ聖歌からバッハ、古典派に至るまで、様式を踏まえた演奏法を習得。帰国後は〈アンサンブル・ラ・レヴェランス〉〈ジュゴンボーイズ〉〈レ・ゾルフェ〉等のグループで、通奏低音奏者として活動。作曲家としての顔も持ち、渡仏時代に友人夫妻の為に書き下ろしたオルガンのための連弾作品が出版されたのをきっかけに、本腰を入れて創作活動に入る。第3回東京かつしか作曲コンクール2015アンサンブルの部第3位入賞(1・2位無し)。2016年6月には、サックス・歌とのトリ《NemoConcertato》で、谷川俊太郎の詩に寄せたCDブック『大人のための俊太郎』を上梓(アルテス音楽出版刊)。これまでにオペラ2作品《景虎~海に消えし夢》(2018)《寡婦アフロディシア》(2021)、カンタータ《臨死船》(2016)ほか、声楽作品を中心に発表している。

 

*2023年1〜12月、静岡県が中国・韓国の都市と連動し、県内各地で行う文化イベント。
「東アジア文化都市2023静岡県」SPAC関連情報はこちら