SPAC新作
現代日本を鳥瞰せよ!!
大岡流・社会派喜劇、決定版
社会にうんざりしている二人の男が満員電車の中で意気投合。人間界を逃れて鳥の国を築きあげるも、地上の人々と天上の神々がこの理想郷に押し寄せて…?
鋭い目線とふんだんな遊び心で活躍の場を広げ続ける大岡淳(SPAC文芸部)がいよいよ静岡芸術劇場に登場!物語の舞台を現代日本に置き換え、古代ギリシアの傑作風刺劇を蘇らせる。3人のミュージシャンと「時々自動」の朝比奈尚行をゲストに迎え、SPAC俳優も大暴れ!痛快・ポップな音楽劇で、どんより雲を吹き飛ばせ!!
脚本・演出:大岡淳
原作:アリストパネス
出演:
朝比奈尚行、大内智美、大内米治、榊原有美、
鈴木麻里、舘野百代、永井健二、布施安寿香、
三島景太、山本実幸、横山央、吉植荘一郎
ミュージシャン:
渡会美帆(作曲・演奏)、永井朋生(パーカッション)、渡部寿珠(フルート)
朝比奈尚行
大内智美
大内米治
榊原有美
鈴木麻里
舘野百代
永井健二
布施安寿香
三島景太
山本実幸
横山央
吉植荘一郎
渡会美帆
永井朋生
渡部寿珠
公演情報
10月31日(土) 14:00 【浜松バス】
11月 7日(土) 15:00 【アーティストトーク/ワールドカフェ】
11月 8日(日) 14:00 【東京バス/アーティストトーク】
11月14日(土) 16:00 【バックステージツアー】
11月15日(日) 14:00 【アーティストトーク】
※各日、開演25分前よりプレトークあり。
会場:静岡芸術劇場 (静岡県静岡市駿河区池田79-4 グランシップ内)
上演時間:1時間45分
◎平日の中高生鑑賞事業公演あり(一般販売のお席もございます)。詳細はこちら。
◎アーティストトーク、バックステージツアーなど関連企画あり!詳細はこちら。
◎東京、浜松からの劇場往復バスあり!詳細はこちら。
◎11月8日(日)、11月14日(土)に、グランシップ託児サポーター(ボランティア)による無料託児サービスがあります。詳細はこちら。
中高生鑑賞事業公演 「SPACeSHIPげきとも!」
SPACでは「劇場は世界を見る窓である」という理念のもと、静岡県内の中学生・高校生を対象に招待公演を行っています。一般販売のお席もございます。
10月
26日(月)13:30、27日(火)10:30/14:30、28日(水)13:30/18:00、30日(金)13:30/18:30
11月
2日(月)13:30、6日(金)12:30、9日(月)13:3014:00、
10日(火)12:00*、11日(水)14:30、
12日(木)13:30、13日(金)13:30
※鑑賞事業公演の一般販売は電話・窓口のみでのお取り扱いになります(限定数販売)。お問い合わせはSPACチケットセンターまで。
※11月9日は、鑑賞校の都合により開演時間が14:00に変更となりました。
*11月10日・12日・13日は一般販売はございません。→12日、13日は販売可能となりました。
作品について
愛したからこそ、スパルタとの戦争には、反対した。
反対したけれども、威勢のいい連中が、戦争を続けた。
戦争は泥沼化し、アリストパネスは、腹を立てた。
腹を立てて、戦争中止を訴えても、現実は変わらない。
しかたがないから、アリストパネスは、喜劇を書いた。
喜劇を通して、口先ばかり勇ましいやつらを、批判した。
バカにして、挑発して、攻撃した。
ついには人々だけでなく、神々までも、からかった。
空を飛ぶ鳥から見れば、地上も天上も、愚か者ばかり。
そう考えて、書き上げたのが、『鳥』という戯曲。
その『鳥』を、現代に甦らせるのが、音楽劇『王国、空を飛ぶ!』。
古代都市国家は、戦争で力を落とし、滅んでしまった。
生き残ったギリシア喜劇は、現代日本に、何を伝えるだろう?!
▼大岡淳による“政見放送”映像
▼『王国、空を飛ぶ!』予告編
関連企画
★NEW!
SPAC『王国、空を飛ぶ!』前夜祭
朝比奈尚行✕大岡淳の
役には立たない現代史入門(笑) ~ガラクタ・カルチャーの半世紀~
10月21日(水) 19:30~
会場:スノドカフェ七間町 (静岡市葵区七間町7-8)
参加費:1,000円 (ワンドリンク付き)
★詳細はこちら
アーティストトーク
11月7日(土)、8日(日)、15日(日)の終演後、
大岡淳(脚本・演出)と、ゲストや出演者とのトークを開催します。
11月7日(土)
ゲスト: 上杉 清文 氏 (富士市本國寺住職/劇作家/福神研究所所長)
佐々木 治己 (『王国、空を飛ぶ!』ドラマトゥルク)
宮城 聰 (SPAC芸術総監督)
11月8日(日)
ゲスト: 勝山 康晴 氏
(ROCK STAR有限会社 取締役、コンドルズプロデューサー、SBSラジオ「らぶらじ」金曜担当)
宮城 聰 (SPAC芸術総監督)
11月15日(日)
ゲスト: 片山 杜秀 氏 (音楽評論家、思想史研究者)
渡会 美帆 (『王国、空を飛ぶ!』音楽監督)
《観劇体験を深める》 ワールド・カフェ
参加者同士で感想をシェアしよう!
11月7日(土) アーティストトーク終了後
所要時間:2時間
会場:カフェ・シンデレラ〔劇場2階〕
参加費500円/要予約、定員40名
バックステージツアー
SPAC創作・技術部スタッフが舞台裏を特別にご案内!「あの仕掛けはどうなっているの?」など舞台の疑問にお答えします。
11月14日(土) 終演後
所要時間:約30分
参加無料/要予約、定員40名
プレトーク
2Fカフェ・シンデレラでは、舞台をよりおもしろく観劇できるポイントをご紹介しています。(一般公演日の開演25分前より。)
カフェ・シンデレラで逢いましょう!
終演後は、出演者が舞台衣裳でお見送りに登場します!写真撮影や握手など俳優との交流をお楽しみください。
SPACも毎年出演している「大道芸ワールドカップin静岡」。このアジア最大級のストリートパフォーマンスフェスティバルにも、『王国、空を飛ぶ!』出演者たちが登場します!
SPACパフォーマンス開演時間
◆10月31日(土)17:30
◆11月1日(日)14:30/17:00
(※スパカンファン・プロジェクト『ANGELS』も出演)
◆11月2日(月)17:30
会場:駿府城公園メイン広場(静岡市葵区駿府城公園1)
料金:入場無料(投げ銭形式)
※雨天の場合は中止となります。
観劇バス
東京、浜松から静岡芸術劇場までの往復バスを運行いたします。
お帰りの便は、公演・トーク終了後に劇場前より出発します。
<東京バス>
11月8日(日)
[往路] 9:30 渋谷発 → 13:00 劇場着
集合時間・場所: 9:15 渋谷クロスタワー前
(六本木通り沿い・東京都渋谷区渋谷2-15-1)
乗車料金: 片道1,000円
*お申し込み締切: 11月2日(月)
<浜松バス>【大道芸ワールドカップとのハシゴ観劇バス】
10月31日(土)
[往路] 11:30 浜松発 → 13:00劇場着 → 終演後、大道芸会場へ移動
集合時間・場所: 11:15 浜松駅北口(アクトシティ裏)
乗車料金: 無料
*お申し込み締切: 10月29日(木)
チケット
◆SPACの会会員先行予約受付開始:8月30日(日)10:00
◆一般前売り開始:9月6日(日)10:00
◎チケット購入方法
SPACチケットセンター
●電話予約 054-202-3399 (受付時間:10:00〜18:00)
●窓口販売 静岡芸術劇場チケットカウンター (受付時間 10:00〜18:00)
●ウェブ予約 https://spac.or.jp/ticket
●携帯電話予約 https://spac.or.jp/m/
●セブン‐イレブンでの販売 店内のマルチコピー機をご利用ください。
[当日券] 残席がある場合のみ、開演1時間前より劇場受付にて販売
※当日券販売の有無を、公演当日に必ずお電話もしくはTwitter(@_SPAC_)でお確かめください。
◎チケット料金 ※全てのチケット代金は税込価格です。
●SPACの会 3,400円 ペア割引: 3,200円 (2名様で1枚につき)
●一般: 4,100円
●ペア割引: 3,600円 (2名様で1枚につき)
●グループ割引: 3,200円 (3名様以上で1枚につき)
※10名様以上の場合は電話・窓口にてお取り扱い
●ゆうゆう割引: 3,400円 (満60歳以上の方)
※公演当日、受付にて身分証をご提示ください。
●学生割引: [大学生・専門学校生]2,000円 [高校生以下]1,000円
※公演当日、受付にて学生証をご提示ください。
●障がい者割引: 2,800円 [障害者手帳をお持ちの方]
※公演当日、受付にて障害者手帳をご提示ください。
※付添の方(1名様)は無料 ※電話・窓口のみのお取り扱い
※各種割引の併用はできません。
※乳幼児を連れてのご入場はご遠慮ください。
[親子室] (先着3名様)
静岡芸術劇場では、乳幼児と一緒にご観劇いただける親子室がございます。(要予約)
[託児サービス]
グランシップ託児サポーター(ボランティア)による無料託児サービスをご希望の方は、1週間前までにSPACチケットセンターへご連絡ください。
託児日 : 11月8日(日)、14日(土)
対象 : 2歳以上の未就学のお子様
スタッフ
舞台美術デザイン: 深川信也
舞台監督: 林哲也
演出部: 廣﨑ナギ子、横田宇雄
照明デザイン: 樋口正幸
照明操作: 板谷航
音響: 合田加代
美術制作: 三輪香織
衣裳: 大岡舞
衣裳制作: 畑ジェニファー友紀、川合玲子、諏訪部翔子、福田祐樹子
映像: 山田泰士
マンガ: 岩渕竜子
技術監督: 村松厚志
歌唱指導: ヨシザワコウタ
ドラマトゥルク: 佐々木治己
制作: 中野三希子、雪岡純
宣伝美術(イラスト): 廣中薫
製作: SPAC ‐ 静岡県舞台芸術センター
支援:平成27年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
ふじのくに芸術祭共催事業
【脚本・演出】
大岡淳
演出家・劇作家・批評家。批判的エンタテインメントの創造を目指し、静岡県内外で演劇・人形劇・オペラ・ミュージカル・コンサート等を幅広く手がける。演出近作として『此処か彼方処か、はたまた何処か?』(2014)が好評を博した。編著に『21世紀のマダム・エドワルダ』(光文社)。現在、SPAC文芸部スタッフ、ふじのくに芸術祭企画委員、静岡文化芸術大学非常勤講師を務める。
◇ウェブサイト「日本軽佻派・大岡淳と申しますっ!」
↑鑑賞パンフレット(クリックするとご覧いただけます)
▲大岡淳演出『此処か彼方処か、はたまた何処か?』(2014年)より
「おためし劇場」
10/17(土)13:30-15:00
会場:静岡芸術劇場
本番まぢかの稽古風景をご覧いただいたり、
演出家やスタッフのトークをお聞きいただける
無料イベントです。
どうぞお気軽にお越しください!
*詳細はこちら
→ 開催終了いたしました。当日の模様はこちら