オフェリアと影の一座


SPACシアタースクール2019 発表会

構成・演出:中野真希
原作:ミヒャエル・エンデ『オフェリアと影の一座』(矢川澄子訳/岩波書店刊)
   Dramatization rights licensed by AVA International GmbH, München
出演:静岡県内の中学校1年生から高校2年生/41名

SPAC‐静岡県舞台芸術センターでは、専属劇団による舞台作品の創造とともに、様々な人材育成事業にも力を入れています。そのひとつである「SPACシアタースクール」は、学校では触れる機会の少ない「演劇の面白さ・奥深さ」を、子どもたちとその保護者の方々に知っていただくことを目的として、2007年にスタートしました。
県内各地から集まった参加者たちは、SPACの俳優による指導のもと、発声、スズキ・メソッド(前芸術総監督・鈴木忠志が考案した俳優訓練法)、楽器演奏などを通して「舞台に立つためのからだづくり」を学んでいきます。また、作品をつくるための共同作業を通して、子どもたちは人それぞれの感じ方や考え方の違いに気づきます。
劇場とは、自分自身と出会い、他者と交流する場。人間の「多様性」に光を当て、その違いを楽しみ、「創造性」をまなぶ場でもあります。1ヶ月のプログラムを通してぐんと大きくなった参加者たちが、舞台の上で身体いっぱいに表現する、その輝きをご覧ください!

作品紹介

オフェリアさんは、小さな町の小さな劇場で、舞台の上の役者たちをささえる仕事をしていました。やがて閉じられることになった劇場でさいごの舞台を終えたあと、オフェリアさんは誰もいない舞台の奥でひとりの「影」に出会います。やさしいオフェリアさんのもとに次々と集まりはじめる、行き場のない影法師たち。自由自在に変身できる彼らとともに、オフェリアさんは世界を旅してお芝居を続けてゆき…。

公演情報

8/17(土) 16時開演
8/18(日) 16時開演

静岡芸術劇場 (JR東静岡駅前グランシップ内)
◇アクセス方法、マップはこちら

チケット

一般:1,000円
高校生以下:無料(電話窓口予約のみ)
 
全席自由(要予約)
※整理番号順(予約受付順)での入場となります。
 
SPACの会会員先行予約受付開始:7月27日(土)10:00
一般前売り開始:7月28日(日)10:00
 
◎チケット購入方法
SPACチケットセンター
※8月5日(月)は休業日のため、お電話および窓口での対応はお休みいたします。
●電話予約 054-202-3399 (受付時間 10:00〜18:00)
●窓口販売 静岡芸術劇場チケットカウンター (受付時間 10:00〜18:00)
●ウェブ予約 https://spac.or.jp/ticket
●セブン‐イレブンでの販売 店内のマルチコピー機をご利用ください。
[当日券] 残席がある場合のみ、開演1時間前より会場受付にて販売
※当日券販売の有無を、公演当日に必ずお電話もしくはTwitter(@_SPAC_)でお確かめください。
 
[親子室](先着3名様)
小さなお子さんと一緒にご観劇いただける親子室がございます。
ご希望の方はご予約時にお伝えください。
 
[託児サービス] 対象:2歳以上の未就学のお子様
8月17日(土)の公演はグランシップ託児サポーター(ボランティア)による無料託児サービスがあります。ご希望の方は、8月10日(土)までにSPACチケットセンターへご連絡ください。

スタッフ

構成・演出:中野真希

アシスタント(五十音順):
春日井一平、片岡佐知子、佐藤ゆず、永井健二、ながいさやこ

舞台監督:降矢一美
演出部:杉山悠里
照明:花輪有紀
音響:林哲也、竹島知里
美術:渡部宏規
衣裳:川合玲子、佐藤里瀬
衣裳製作ボランティア:青島万智、柴田美月、高村美穂(静岡デザイン専門学校)
制作:梶谷智、布施知範、宮川絵理

主催:SPAC‐静岡県舞台芸術センター
ふじのくに芸術祭共催事業
支援:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)│独立行政法人日本芸術文化振興会
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