人形の家

「幸せだと思っていた。でもそうじゃなかったの」

ノーラの決断は過去のもの?
時を越えて響く注目の新演出!

もうすぐクリスマス、ノーラは浮かれていた。可愛い我が子に、やさしい夫ヘルメル。夫の仕事も順風満帆だった。だが、ヘルメルの部下クログスタの訪問によってある重大な秘密が暴かれ、ノーラは自分が可愛がられるだけの「人形」であったと気づき…。
女性解放運動にも大きな影響を与えた、「近代演劇の父」ヘンリック・イプセンの傑作社会劇。舞台をヨーロッパから昭和10年(1935年)の日本に置き換えた、宮城聰による大胆な新演出に注目が集まる!
 

演出:宮城聰
作:ヘンリック・イプセン
訳:毛利三彌(論創社版)


 
▼舞台写真(撮影:引地信彦)


 

  

 

キャスト


たきいみき
ノーラ(ヘルメルの妻)
 

加藤幸夫
弁護士クログスタ
 

武石守正
ドクトル・ランク
 

葉山陽代(鈴木陽代改メ)
リンデ夫人
 

bableベイブル
弁護士ヘルメル
 

森山冬子
家事手伝いヘレーネ
ヘルメルのこども

 

公演情報

2023年
2月11日(土・祝) *はじめてのイプセン講座、アーティストトーク
2月12日(日) *アーティストトーク
2月19日(日) *バックステージレクチャー
3月4日(土) *はじめてのイプセン講座、アーティストトーク
3月5日(日) *バックステージレクチャー
3月11日(土) *バックステージレクチャー
3月12日(日) *バックステージレクチャー

 
各日14:00開演
上演時間:2時間20分
日本語上演/英語字幕

会場:静岡芸術劇場(グランシップ内)

※未就学児の方はご入場いただけません。
 

《新型コロナウイルス感染症対策》
ご来場のお客様へご協力のお願い

下記とあわせて、【重要】新型コロナウイルス感染拡大予防への取り組みとご来場の皆様へのお願いも必ずお読みください。

●ご来場前に体調チェックをお願いいたします。
(発熱等ある場合はご来場をご遠慮いただきますようお願いいたします。)
●会場内ではマスクの着用を推奨しています。
●会場入口にて、サーモグラフィ/非接触型体温計にて検温を行ないます。37.5 度以上の場合はご入場をお断りいたします。

関連企画

プレトーク
2Fカフェ・シンデレラでは、舞台をよりおもしろく観劇できるポイントをご紹介しています。(一般公演日の開演25分前より。)
参加無料/予約不要
 
アーティストトーク
終演後にトークを開催。参加無料/予約不要 
 
2月11日(土・祝)
ゲスト:山崎 かおり(株式会社山崎製作所 / 静岡県女性経営者団体 『A・NE・GO』)
出演:宮城聰
司会:仲村悠希(SPAC制作部)
 

株式会社山崎製作所 代表取締役 / 静岡県女性経営者団体 『A・NE・GO』 代表
山崎 かおり

大学卒業後、個人輸入雑貨店の自営、一般企業OLを経て、1991年に先代の父が経営する精密板金加工業の山崎製作所に入社。2009年、代表取締役に就任。「景気に左右されない経営の方向」を模索し、女性ならではの視点で経営改革に取り組む。また、「モノづくり職人の技術を認めてもらえる仕事がしたい」そんな募る想いから 自社ブランド「三代目板金屋」を立ち上げ、商品開発も手掛け始める。

・山崎製作所:https://www.yamazaki-metal.co.jp/
・『A・NE・GO』 :https://anego-shizuoka.com/
 
2月12日(日)
ゲスト:青山 沙織(SHINKAI(深海魚直送便))
出演:宮城聰
司会:仲村悠希(SPAC制作部)
 

SHINKAI(深海魚直送便) 代表
青山 沙織

大学卒業後、一般企業に勤務。ワーキングホリデーを利用して、オーストラリアにて1年間就労した経験もあり。2018年4月、沼津市地域おこし協力隊に就任。日本で唯一の深海魚担当の地域おこし協力隊として様々なイベントなどを企画・主催。2020年4月より、新型コロナウィルスによって、収入が減った漁師の増収を図るため、港より直接魚を買取り、未利用魚を活用した「深海魚直送便」を始める。

・深海魚直送便:https://shinkaigyo.myshopify.com/
 
3月4日(土)
出演:宮城聰、たきいみき、加藤幸夫、武石守正、葉山陽代、bable(ベイブル)、森山冬子
司会:大岡淳(SPAC文芸部) 
 
はじめてのイプセン講座
SPAC・文芸部の大岡淳が、ご観劇前にイプセン作品の魅力をご紹介いたします。
観劇が初めてでない方もご参加いただけます。
2月11日(土・祝)、3月4日(土)
12:30~13:30

参加無料/要予約
※2月11日(土・祝)・3月4日(土)の各回とも定員に達したため、予約受付を終了いたしました。
 
バックステージレクチャー
終演後にSPAC創作・技術部スタッフが舞台裏を解説します。
2月19日(日)、3月5日(日)、3月11日(土)、3月12日(日)
所要時間:約30分
参加無料/予約不要
 

中高生鑑賞事業公演 「SPACeSHIPげきとも!」

SPACでは「劇場は世界を見る窓である」という理念のもと、平日には静岡県内の中学生・高校生を対象とした招待公演を行っています。

は一般販売のお席もございます。(限定数販売)
鑑賞事業公演の一般販売は電話・窓口のみでのお取り扱いになります。お問い合わせはSPACチケットセンターまで。

2月16日(木)13:30 13:15、17日(金)13:30、28日(火)13:30
3月1日(水)13:30、2日(木)13:30、3日(金)13:30、7日(火)13:309日(木)13:3010日(金)13:30

アクセス

静岡芸術劇場(グランシップ内)
〒422-8019 静岡市駿河区東静岡2丁目3-1
詳しくはアクセスページをご確認ください。
 

チケット

◆SPACの会 会員先行予約開始:11月26日(土)10:00
◆一般 前売り開始:12月3日(土)10:00
 
◎チケット購入方法
SPACチケットセンター
●電話予約 054-202-3399 (受付時間 10:00〜18:00)
●窓口販売 静岡芸術劇場チケットカウンター (受付時間 10:00〜18:00)
※休業日(12/24、12/30~1/3、1/16、2/13、3/6)は、電話予約受付と窓口販売をお休みさせていただきます。
●ウェブ予約 https://spac.or.jp/ticket

[当日券]
残席がある場合のみ、開演1時間前より劇場受付にて販売。
※当日券販売の有無を、公演当日に必ずお電話もしくはTwitter(@_SPAC_)でお確かめください。
 
◎チケット料金
※全てのチケット代金は税込価格です。

●一般: 4,200円
●ペア割引: 3,700円 (2名様で1枚につき)
●グループ割引: 3,300円 (3名様以上で1枚につき)
※10名様以上の場合は電話・窓口にてお取り扱い
●ゆうゆう割引: 3,500円 (満60歳以上の方)
※公演当日、受付にて身分証をご提示ください。
●学生割引: [大学生・専門学校生]2,000円 [高校生以下]1,000円
※公演当日、受付にて学生証をご提示ください。
●障がい者割引: 2,900円 [障害者手帳をお持ちの方]
※公演当日、受付にて障害者手帳または ミライロIDをご提示ください。
※付添の方(1名様)は無料 ※電話・窓口のみのお取り扱い
静岡県内の小学生ご招待(1公演5名様まで)
※電話・窓口にてお取り扱い ※座席位置はお選びいただけません。

 

SPACの会
一般: 3,500円
ペア割引: 3,300円 (2名様で1枚につき)

【SPACの会】2023年度会員募集のご案内
(受付開始 = 2022年12月3日(土)10:00~)
★新規入会キャンペーン:『人形の家』にご招待
詳細はSPACチケットセンター、またはウェブにて。

〈年会費〉個人会員:10,500円/ゆうゆう個人会員:9,500円

◎割引をご利用の際は、必ずご予約時にお知らせください。各種割引の併用はできません。

 
〔親子室〕
乳幼児と一緒にご観劇いただける親子室がございます。
チケット料金:大人1名様につき2,900円
座席の必要なお子様は高校生以下料金1,000円/座席不要のお子様は無料
※電話・窓口のみでのお取り扱いとなります。
 
[託児サービス] 要予約/定員3名/先着順
以下の公演では、「保育支援グループすわん」による託児サービスをご利用いただけます。
3月11日(土)14:00開演 静岡芸術劇場
託児場所:グランシップ1階託児室
利用料:お子様1人500円 
対象:6カ月~6歳(未就学児)
託児時間:13:30~17:30
お申込み:2023年3月4日(土)18:00までにSPACチケットセンター(電話:054−202-3399)へお申込みください。
  
[私のあしながおじさんプロジェクト 2022]
企業・団体・個人の皆さまのご支援のもと、静岡県内の子どもたちを劇場にご招待し、「本格的な演劇作品を鑑賞する」体験をお届けします。

スタッフ

照明デザイン:大迫浩二
衣裳デザイン:駒井友美子
音響デザイン:澤田百希乃
ヘアメイクデザイン:梶田キョウコ
舞台監督:秡川幸雄
演出部:森部璃音、葉佳欣、藤代修平
照明:小早川洋也、盛田穂乃歌
音響:大朏実莉
美術担当:佐藤洋輔、吉田裕梨
ワードローブ:佐藤里瀬
ヘアメイク:高橋慶光、若林あかね
英語字幕翻訳:エグリントン・アンドリュー、エグリントンみか
英語字幕操作:大石多佳子
演出補:中野真希
技術監督:村松厚志
制作:入江恭平、丹治陽、髙林利衣、鈴木達⺒
インターン:加藤葉月、中村彩乃
宣伝美術:阿部太一(TAICHI ABE DESIGN INC.)
宣伝写真:加藤孝 
 
  
製作:SPAC-静岡県舞台芸術センター
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会

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上の画像↑をクリックするとチラシ(PDF)をご覧いただけます。
 
『人形の家』 鑑賞パンフレット
クリックすると電子書籍ポータルサイト「しずおかイーブックス」にリンクします。

 
【演出家プロフィール】
宮城聰(みやぎ・さとし)

1959年東京生まれ。演出家。SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督。東京大学で小田島雄志・渡邊守章・日高八郎各師から演劇論を学び、90年ク・ナウカ旗揚げ。国際的な公演活動を展開し、同時代的テキスト解釈とアジア演劇の身体技法や様式性を融合させた演出で国内外から高い評価を得る。2007年4月SPAC芸術総監督に就任。自作の上演と並行して世界各地から現代社会を鋭く切り取った作品を次々と招聘、「世界を見る窓」としての劇場づくりに力を注いでいる。14年7月アヴィニョン演劇祭から招聘された『マハーバーラタ』の成功を受け、17年『アンティゴネ』を同演劇祭のオープニング作品として法王庁中庭で上演、アジアの演劇がオープニングに選ばれたのは同演劇祭史上初めてのことであり、その作品世界は大きな反響を呼んだ。他の代表作に『王女メデイア』『ペール・ギュント』など。04年第3回朝日舞台芸術賞受賞。05年第2回アサヒビール芸術賞受賞。18年平成29年度(第68回)芸術選奨文部科学大臣賞(演劇部門)受賞。19年4月フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。