人気企画「でんわde名作劇場」がクリスマスに登場!SPAC俳優が電話で朗読をお届けします。冬ごもりに、朗読のひと時はいかがでしょうか。
ご指定いただいた日時に俳優からお客さまのお電話番号へお電話を差し上げます。朗読と合わせて40分以内であれば雑談もしていただけます。
▲ 画像をクリックすると拡大できます。
☆出演俳優☆
赤松直美、佐藤ゆず、吉植荘一郎
◎開催日時:
12月23日(木)〜26日(日)
①11:00、②13:00、③15:00、④17:00
◎ご利用料金:
一般:1,500円、SPACの会 会員:1,200円
◎朗読作品:
俳優がそれぞれセレクトした作品(作品リストは下記をご覧ください。)
◎お申込みについて:12月4日(土)10時より予約開始
ご希望の日時・俳優・演目を実施日の前日までにチケットセンターへご予約ください。
SPACチケットセンター:054-202-3399
(受付時間 10:00~18:00/休業日12/7(火)を除く)
※受付は先着順とさせていただきます。
※安全な運用のため通話は録音させていただきます。
☆ 俳優セレクト作品リスト ☆
赤松直美
◉ 民話より 『笠地蔵』(10分)
『十二支の由来』(10分)
◉ 新美南吉 作 『おじいさんのランプ』(40分)
『ごんぎつね』(20分)
◉ 小川未明 作 『牛女』(25分)
『黒い人と赤いそり』(15分)
※ 時間内であれば、複数作品でもOK!
〜イチオシ作品〜『おじいさんのランプ』
蔵の中で古いランプを見つけた東一君。おじいさんからランプの秘密を聞かされる。おじいさんが 東一君の年の頃、村に巳之助という少年がいた。初めてランプを知り、その明るさに感激した巳之助は、やがてランプ屋となり身を立てる。しかし、村に電気を引くという話が持ち上がり、事態は急変。文明開化に賑わう明治末期。ランプに魅せられた少年の葛藤と成長。「変わらざるを得ない時」…コロナ禍の今、考えさせられる作品です。
佐藤ゆず
(以下の3つのコースからお選びください)
芥川龍之介の『少年』を軸に、様々な作家の小作品を撚(よ)り、3つの旅をご用意しました。でんわの朗読で一緒に旅に出ませんか?
《でんわ de鳥獣の旅》
◉ 芥川龍之介『少年〜お母さん〜』
◉ グリム 『狼と七匹の子山羊』
『ネコとネズミのいっしょのくらし』
◉ 小川未明 『こいのぼりと鶏』
《でんわ de 食の旅》
◉ 芥川龍之介『少年〜死〜』
◉ 夢野久作 『きのこ会議』
◉ 小川未明 『ゆずの話』
◉ 中谷宇吉郎『おにぎりの味』
《でんわ de 師走の旅》
◉ 芥川龍之介 『少年〜クリスマス〜』
◉ 竹久夢二 『クリスマスの贈り物』
◉ 中谷宇吉郎 『ハワイの雪』
◉ ヘンリー・リヴィングストン・ジュニア『サンタクロースがやってきた』
〜あらすじ紹介〜『少年〜お母さん〜』
八歳の保吉少年は、友人と“軍隊ごっこ“をしている最中派手に転んで泣いてしまう。すると「お母さんって言って泣いた」と、友達に大笑いされてしまう。そんなこと一言も言っていない!と、保吉少年は納得がいかない。しかし、三十余年の後、彼はある想いに至ることとなる…。
吉植荘一郎
(以下の3つのコースからお選びください)
1)孤独な天才・萩原朔太郎の面影〜室生犀星の作品などから
2022年に没後80周年を迎える日本近代詩の父・萩原朔太郎の孤独だがユニークな面影を、「ニ魂一体」の親友だった室生犀星の『我友』などの小説や詩、随筆からたどります。
「この間奥さんからわたしの家内あてに手紙が来て、萩原はこのごろ自転車に乗るおけいこをして居りますと書いてあつた…」(室生犀星「萩原と私」『魚眠洞随筆』)
2)古文と現代文による『源氏物語』「若紫」ほか
光源氏が紫上を見染める「若紫」など、『源氏物語』の抜粋を与謝野晶子の現代(近代?)語訳と原文とで読み比べて味わってみましょう。
3)そのほかリクエストにお応えします。(ご予約は12月19日(日)まで)
お客様から事前にリクエストしていただいた作品を読みます。著作権フリーで入手困難でないものなら、お気軽にご相談くださりませ!
*メディア掲載情報
●2021/4/9[ステージナタリー]コラム
今、劇場が動き出す──始まった新たな日常 第5回
止まるのではなく、動き続けることを選んだ、SPACの実行力演劇が不要不急のもの“ではない”人へ、演劇を届ける
●2020/6/30 朝日新聞 静岡版
コロナ禍に演劇を SPAC俳優が朗読
●「くものうえ」期間の掲載一覧はこちら