「SPAC秋→春のシーズン2021-2022」で6年半ぶり5度目の再演を果たし、好評のうちに千穐楽を迎えた『夜叉ヶ池』がNHK BSプレミアム「プレミアムステージ」で放送されます。放送予定日は「ふじのくに⇄せかい演劇祭2022」の開催期間でもある5月1日(日)です。ぜひご自宅でも、SPAC『夜叉ヶ池』の幻想世界をお楽しみください!
★NHK「プレミアムステージ」公式サイト:https://nhk.jp/p-stage/
時は大正、人と異界が交差する、泉鏡花の幻想世界。
うつくしい舞台美術と衣裳、こころ揺さぶる生演奏で魅せる、宮城聰・SPACの人気スペクタクル!
演出:宮城聰
作:泉鏡花
音楽:棚川寛子
美術デザイン:深沢襟
衣裳デザイン:竹田徹
あらすじ
その昔、村人たちは夜叉ヶ池の竜神と約束を交わした。「日に三度、鐘をつくこと。さもなければ、竜神は池を飛び出し、大水で村を池の底に沈める・・・」。
村を訪ねてきた山沢学円は、失踪した学友の萩原晃が村の娘・百合を妻としてその村の山奥で鐘つき役を引き受けていることを知る。一方、約束により池を離れられない夜叉ヶ池の主・白雪姫は、山向こう千蛇ヶ池の恋しい若君に会いたい一心で鐘を壊そうとしてーー。
そんな中、日照りが続いた村では、村人たちが百合を生贄に雨乞いをしようと企んでいた。
キャスト
出演(50音順)
山沢学円
奥野晃士
与十
春日井一平
湯尾峠の万年姥
木内琴子
権藤管八
貴島豪
穴隈鉱蔵
小長谷勝彦
大蟹五郎
鈴木真理子
白雪姫
たきいみき
斎田初雄
武石守正
萩原晃
永井健二
白男の鯉七
ながいさやこ
百合
布施安寿香
鹿見宅膳
三島景太
黒和尚鯰入
宮城嶋遥加
伝吉
山崎皓司
畑上嘉伝次
若宮羊市
公演情報
2022年
1月22日(土) *はじめての演劇鑑賞講座
1月23日(日) *アーティストトーク
1月29日(土) *はじめての演劇鑑賞講座
*バックステージレクチャー
1月30日(日) *バックステージレクチャー
2月6日(日) *アーティストトーク
2月12日(土) *バックステージレクチャー
2月13日(日) *バックステージレクチャー
2月19日(土) *バックステージレクチャー
2月23日(水・祝) *アーティストトーク
3月5日(土)* *バックステージレクチャー
*3月5日(土)は販売予定枚数を終了いたしました。今後はキャンセル待ちの受付(お電話のみ)となります。[2月28日更新]
各日14:00開演
上演時間:約95分
日本語上演・英語字幕
会場:静岡芸術劇場(グランシップ内)
※未就学児の方はご入場いただけません。
《新型コロナウイルス感染症対策》
ご来場のお客様へご協力のお願い
下記とあわせて、【重要】新型コロナウイルス感染拡大予防への取り組みとご来場の皆様へのお願いも必ずお読みください。
●ご来場前に体調チェックをお願いいたします。
(発熱等ある場合はご来場をご遠慮いただきますようお願いいたします。)
●ご来場の際はかならずマスクの着用をお願いいたします。
●会場入口にて、サーモグラフィ/非接触型体温計にて検温を行ないます。37.5 度以上の場合はご入場をお断りいたします。
●来場者カードへのご記入、提出をお願いいたします。
(万が一感染が発生した場合、保健所等の公的機関に提供する場合がございます。)
※今年度、静岡芸術劇場の1Fバルコニー席は、隣のお客様と間隔をとってお座りになることができます。
詳細はSPACチケットセンターまでお問い合わせください。
関連企画
プレトーク
2Fカフェ・シンデレラでは、舞台をよりおもしろく観劇できるポイントをご紹介しています。(一般公演日の開演25分前より。)
参加無料/予約不要
アーティストトーク
終演後にトークを開催いたします。
参加無料/予約不要
●1月23日(日)
ゲスト司会:DJ Roni
出演:宮城聰(演出)
奥野晃士、たきいみき、永井健二、布施安寿香(俳優)
<プロフィール>
DJ Roni
K-mix『RADIOKIDS』[月~木 15:08~18:55]のパーソナリティ。また、ふじのくにスポーツサポーター・Shizu9のメンバーとして、静岡県のスポーツ振興に携わる。イベントMCやナレーション、テレビ出演の他、中日新聞のコラム執筆等、多彩な活動を続けている。SPACにはたびたび観劇に訪れ、ゴールデンウィークに開催される「ふじのくに⇄せかい演劇祭」では、『RADIOKIDS』とのコラボによる観劇ツアーを実施している。
●2月6日(日)
ゲスト:橋本ありす
出演:宮城聰(演出)
<プロフィール>
橋本ありす
静岡朝日テレビアナウンサー
主な担当番組:「とびっきり!しずおか」「とびっきり!しずおか 土曜版」MC
●2月23日(水・祝)
ゲスト:木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎 主宰)
出演:宮城聰(演出)
三島景太(俳優)
<プロフィール>
木ノ下裕一
1985年和歌山市生まれ。2006年、京都造形芸術大学在学中に古典演目上演の補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。代表作に『三人吉三』『娘道成寺』『義経千本桜―渡海屋・大物浦―』など。 2016年に上演した『勧進帳』の成果に対して、平成28年度文化庁芸術祭新人賞を受賞。第38回(令和元年度)京都府文化賞奨励賞受賞。令和2年度京都市芸術新人賞受賞。平成29年度京都市芸術文化特別奨励制度奨励者。渋谷・コクーン歌舞伎『切られの与三』(2018)の補綴を務めるなど、古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。
バックステージレクチャー
終演後にSPAC創作・技術部スタッフが舞台裏を解説します。
1月29日(土)、30日(日)、2月12日(土)、13日(日)、19日(土)、3月5日(土)
所要時間:約30分
参加無料/予約不要
はじめての演劇鑑賞講座
演劇初心者の方向けに、SPAC俳優・中野真希が見所を観劇前にレクチャーいたします。観劇が初めてでない方もご参加いただけます。
1月22日(土)、29日(土)12:30~13:30
参加無料/要予約 定員20名
中高生鑑賞事業公演 「SPACeSHIPげきとも!」
SPACでは「劇場は世界を見る窓である」という理念のもと、平日には静岡県内の中学生・高校生を対象とした招待公演を行っています。本作では県内約40校、約6,300名の中高生が静岡芸術劇場での鑑賞を予定しています。
アクセス
静岡芸術劇場(グランシップ内)
〒422-8019 静岡市駿河区東静岡2丁目3-1
詳しくはアクセスページをご確認ください。
チケット
◆SPACの会 会員先行予約開始:12月4日(土)10:00
◆一般 前売り開始:12月11日(土)10:00
◎チケット購入方法
SPACチケットセンター
●電話予約 054-202-3399 (受付時間 10:00〜18:00)
●窓口販売 静岡芸術劇場チケットカウンター (受付時間 10:00〜18:00)
※休業日(12/7, 12/29〜1/4, 1/15, 2/10)は、電話予約受付と窓口販売をお休みさせていただきます。
●ウェブ予約 https://spac.or.jp/ticket
[当日券]
残席がある場合のみ、開演1時間前より劇場受付にて販売。
※当日券販売の有無を、公演当日に必ずお電話もしくはTwitter(@_SPAC_)でお確かめください。
◎チケット料金
※全てのチケット代金は税込価格です。
●一般: 4,200円
●ペア割引: 3,700円 (2名様で1枚につき)
●グループ割引: 3,300円 (3名様以上で1枚につき)
※10名様以上の場合は電話・窓口にてお取り扱い
●ゆうゆう割引: 3,500円 (満60歳以上の方)
※公演当日、受付にて身分証をご提示ください。
●学生割引: [大学生・専門学校生]2,000円 [高校生以下]1,000円
※公演当日、受付にて学生証をご提示ください。
●障がい者割引: 2,900円 [障害者手帳をお持ちの方]
※公演当日、受付にて障害者手帳をご提示ください。
※付添の方(1名様)は無料 ※電話・窓口のみのお取り扱い
静岡県内の小学生ご招待(1公演5名様まで)
※電話・窓口にてお取り扱い ※座席位置はお選びいただけません。
●SPACの会
一般: 3,500円 ペア割引: 3,300円 (2名様で1枚につき)
◎割引をご利用の際は、必ずご予約時にお知らせください。各種割引の併用はできません。
【SPACの会】2022年度会員募集中!
(受付期間 = 2021年12月11日〜随時)
★新規入会キャンペーン:『夜叉ヶ池』にご招待
詳細はSPACチケットセンター、またはウェブにて。
〈年会費〉個人会員:10,500円/ゆうゆう個人会員:9,500円
〔親子室〕
乳幼児と一緒にご観劇いただける親子室がございます。
各回1組受付
チケット料金:大人1名様につき2,900円
座席の必要なお子様は高校生以下料金1,000円/座席不要のお子様は無料
※電話・窓口のみでのお取り扱いとなります。
[託児サービス] 要予約/定員3名/先着順
以下の公演では、「保育支援グループすわん」による託児サービスをご利用いただけます。
2月12日(土)14:00開演 静岡芸術劇場
託児場所:グランシップ1階託児室
利用料:お子様1人500円
対象:6カ月~6歳(未就学児)
託児時間:13:30~16:30
お申込み:2022年2月5日(土)18:00までにSPACチケットセンター(電話:054−202-3399)へお申込みください。
[私のあしながおじさんプロジェクト for Family 2021]
団体・個人の皆さまのご支援のもと、静岡県内の子どもたちとそのご家族を劇場にご招待し、「親子で一緒に本格的な演劇作品を鑑賞する」という体験を届けています。
詳細・お申し込みは以下のバナーより。
スタッフ
照明デザイン:樋口正幸
へアメイク:梶田キョウコ
舞台監督:秡川幸雄
演出部:降矢一美、山﨑馨、森部璃音、市川一弥
照明:盛田穂乃歌、水野ヒカル
音響:原田忍、大朏実莉
ワードローブ:牧野紗歩、山本佳奈
制作:久我晴子、鈴木達巳、込江芳
宣伝美術:阿部太一(TAICHI ABE DESIGN INC.)
製作:SPAC-静岡県舞台芸術センター
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
上の画像↑をクリックするとチラシ(PDF)をご覧いただけます。
【演出家プロフィール】
宮城聰(みやぎ・さとし)
1959年東京生まれ。演出家。SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督。東京大学で小田島雄志・渡邊守章・日高八郎各師から演劇論を学び、90年ク・ナウカ旗揚げ。国際的な公演活動を展開し、同時代的テキスト解釈とアジア演劇の身体技法や様式性を融合させた演出で国内外から高い評価を得る。2007年4月SPAC芸術総監督に就任。自作の上演と並行して世界各地から現代社会を鋭く切り取った作品を次々と招聘、「世界を見る窓」としての劇場づくりに力を注いでいる。14年7月アヴィニョン演劇祭から招聘された『マハーバーラタ』の成功を受け、17年『アンティゴネ』を同演劇祭のオープニング作品として法王庁中庭で上演、アジアの演劇がオープニングに選ばれたのは同演劇祭史上初めてのことであり、その作品世界は大きな反響を呼んだ。他の代表作に『王女メデイア』『ペール・ギュント』など。04年第3回朝日舞台芸術賞受賞。05年第2回アサヒビール芸術賞受賞。18年平成29年度(第68回)芸術選奨文部科学大臣賞(演劇部門)受賞。19年4月フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。