天使バビロンに来たる

 

関連シンポジウム
◎4月29日(水・祝) シンポジウム
〈アングラ演劇は死なず!―小劇場運動の50年―〉
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中島諒人
中島諒人(クレジットなしで演出家・鳥の劇場芸術監督。1966年鳥取市生まれ。東京大学法学部卒業。大学在学中より演劇活動を開始、卒業後東京を拠点に劇団を主宰。2003年利賀演出家コンクールで最優秀演出家賞受賞。04年から1年半、静岡県舞台芸術センターに所属。06年より鳥取に劇団の拠点を移し、“鳥の劇場”をスタート。二千年以上の歴史を持つ文化装置=演劇の本来の力を通じて、一般社会の中に演劇の居場所を作り、その素晴らしさ・必要性が広く認識されることを目指す。主な作品に、『老貴婦人の訪問』(作:F.デュレンマット)、『剣を鍛える話』(作:魯迅)、『白雪姫』(作:グリム)、『天使バビロンに来たる』(作:F.デュレンマット)がある。
 
鳥の劇場 www.birdtheatre.org
logo01-※参照データ※演出家・中島諒人を中心に、2006年に設立。鳥取県鳥取市鹿野町の廃校になった幼稚園と小学校の体育館を劇場につくり変えて活動。現代劇の創作・上演だけでなく、地域の文化拠点としての劇場作り、教育・普及活動にも力を注ぐ。同時に芸術活動を通した国際交流も積極的に進めており、08年より毎年秋に「鳥の演劇祭」を開催している。11年度国際交流基金地球市民賞受賞。
 
天使バビロンに来たる


 
演劇/日本(鳥取)
原作: フリードリヒ・デュレンマット
構成・演出: 中島諒人
制作: 鳥の劇場

公演情報

4/25(土) 18:00
4/26(日) 14:00
舞台芸術公園 屋内ホール「楕円堂」 アクセス
上演時間: 135分(途中休憩含む)  日本語上演/英語字幕

◎各公演、開演20分前よりプレトークを行います。
◎4月25日(土)の終演後に中島諒人(演出)と宮城聰(SPAC芸術総監督)によるアーティストトークを行います。
◎4月29日(水・祝) シンポジウム
 〈アングラ演劇は死なず!―小劇場運動の50年―〉 詳細はこちら

チケット

一般大人:4,100円/SPACの会会員割引:3,400円
☆ペア割引/グループ割引/ゆうゆう割引(満60歳以上対象)/学割など
 各種割引がございます。詳しくはこちら

※乳幼児を連れてのご入場はご遠慮ください。

作品紹介

神と王と乞食と大衆によるポップな政治劇

ポップに文明を批評
鳥の劇場の意欲作!犬島での公演も話題に

「制度と経済に支配された我々は人生を〈美〉によって再構築できるのか――?」という謎めいたキャッチフレーズで、スイスを代表する現代劇作家・デュレンマットの戯曲を取り上げた鳥の劇場。古代都市バビロンを舞台に、神と王と乞食と大衆が繰り広げる政治劇である。人間が、社会の中で「自由」に生きていくために必要なものは何なのか?決して軽くないテーマを「ポップな社会劇」として時にはコミカルで、スピーディーな展開で描く彼らの手腕には脱帽。話題を呼んだ瀬戸内海・犬島での初演の他、野外でも上演されてきた。今回の濃密な空気感を持つ会場でさらなる変貌を遂げる。

地域から世界へ――
常に国際的な視野で劇場づくりを目指す劇団

中島諒人は、2004年から一年半、SPACにも所属していたことのある演出家だ。06年より故郷・鳥取に劇団の拠点を移し、廃校になった小学校と幼稚園を劇場に変え「鳥の劇場」を始めた。年に一度、鳥取市鹿野町で開催されている「鳥の演劇祭」では、世界中から魅力あふれる舞台芸術作品を招聘し(11年にはSPACも『王女メデイア』で参加)、大人から子どもまで楽しめる演劇祭として、地元はもとより、国内外問わず多くの観客に親しまれている。あらゆる壁を越えて、地域資源としての演劇が、社会のために出来ることを問い直す「鳥の劇場」の今後からは目が離せない。

あらすじ

王が物乞いを禁止したその町に、天使に連れられ少女がやってくる。クルービと名付けられた少女は、神の手によってたった今作られたばかりなのだ。彼女は「地球上でいちばんとるに足らない男」である乞食アッキのもとに差し向けられるはずだったが、そのアッキとの乞食勝負に負けた別の乞食に恋をする。人々はクルービの美しさと無垢な心に驚き、彼女を王の妃にしようとするのだが…。

キャスト・スタッフ

原作 : フレードリヒ・デュレンマット
構成・演出 : 中島諒人
出演:
 島田曜蔵(青年団)、中川玲奈、高橋等、
 齊藤頼陽、中垣直久、橋口久男、村上里美、
 葛岡由衣、長田大史、赤羽三郎、安田茉耶、武中淳彦、島巻睦美

作詞 : 中島諒人
作曲・選曲 : 武中淳彦
歌唱 : 寺内智子
ピアノ演奏 : 石和田直子 

舞台美術 : 中島諒人
美術製作 : カミイケタクヤ
衣裳デザイン・製作 : KiЯi、朝倉夕加里、安田茉耶
大道具製作 : 山本朋幸
小道具製作 : 大下志穂
照明 : 生田正
音響 : 原伸弘(オハラ企画)
舞台監督 : 岩崎健一郎
演出助手 : 辻口実里
制作 : 鳥の劇場