アンティゴネ稽古場レポート2
こんにちは。
シアタークルーの西川直宏です。
4/8(土) に 会場:静岡芸術劇場及びホワイエにて
シアタークルー演目担当者の顔合わせ、稽古見学及び作品について説明、今後の活動についてミーティングを開催しました。
昨年の演劇祭の演目担当から引き続き参加してくださる経験豊富な方から中学生の方までSPACのスタッフの方を含め、8名の方にお集まりいただきました。
ギリシャ悲劇を盆おどりで!?私の頭の中は真っ白になりました。
最後は皆で盆おどり(河内音頭)!?もっとビックリです。
謎はとけないまま、とりあえず保留。

今回の『アンティゴネ・時を超える送り火』は、2004年の初演とは、セリフ・舞台装置も違うとききました。
1つ、1つの役を2人の俳優さんで演じていく。
ムーバーと呼ばれる、動きを演じる俳優さんとスピーカーと呼ばれる、セリフに特化した俳優さん。
各々が動き・セリフに集中し演じる。とても力強い演技になるのではないでしょうか。
1つ、水上舞台。9cm程の浅いプールを舞台とし芝居の中の生と死を俳優さんが舟で行き来し、表現する。
1つ、観客側から舞台に向けてライトをあて、後のスクリーンに写し出た影で表現する。
どこか幻想的だけれど、物語の根幹にある生と死をより浮き彫りにした演出に仕上がっているのではないだろうか。

さて、当初の疑問、盆踊り。はじめは気づかなったけど、先に挙げた、今回の演出内容(見せ所)を1つ1つ紐解いていくと、生と死、人々の魂。そうか、盆踊りは、元来亡くなった人々の魂をもてなす意味が含まれている。夏のお盆の時期、町のあちこちで盆踊り大会が催しされるのは、そういう事なのかっ!盆踊りには踊りはもちろんですが演奏も大事‼演奏は、もちろんSPAC俳優さんが各々楽器を担当し、音を奏でます(紡いでいきます)。
難しく考えず、河内音頭が持つ軽快なリズムにカラダのおもむくまま、ステップを踏んでみるのはいかがでしょう。いい供養になると思います。祭という名の供養に。私はそう思います。ジャパニーズ ソール(魂)ミュージック。
皆さんもぜひ観にきてください!
2017/04/22現在
This entry was postedon 火曜日, 5月 2nd, 2017 at 10:18 AM and is filed under 未分類.You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.You can skip to the end and leave a response. Pinging is currently not allowed.