『マハーバーラタ~ナラ王の冒険~』ってどんなお話??~その3~
木曜日, 9月 8th, 2016いよいよ『マハーバーラタ~ナラ王の冒険~』奈良公演が開幕を控え、現地のお天気が気になってきた、新人クルーのてらだです。
今回はこの話の最も重要かもしれないキーポイント“着物の切れ端”と“ほくろ”です。
しゅんさん、続きが気になります(>_<)
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「さて、国外追放になってしまったナラとそれを追ってきたダマヤンティーは森の中で木の実を食べたり水を飲んだりして過ごしていました。まさに極貧だね。」
てらだ:「かわいそう…。」
「このままの生活をダマヤンティーにさせるわけにはいけない!と思い立ったナラはダマヤンティーを森の中に置いて行ってしまうんだね。まさに苦渋の決断。断腸の思いで、という感じだね。でも立ち去ろうとしたとき、ナラはダマヤンティーの着物の袖を少し切り取って持っていくんだ。これがあれば遠くにいても近くに感じられるからね。」
てらだ:「(号泣)。」
「悲しい別れだねぇ。ところで、てらだちゃんはこれがあれば“遠くにいても近く感じられる”なんてものはあるだろうか?いまはスマホとかもあるからねぇ。なかなかないかなぁ?しゅんは今タイに留学中だから、やっぱり日本米を食べると日本を感じるかな。タイ米のさらっとした感じじゃなくて少し粘り気のある日本米がやっぱりいいなと思っちゃうな。」
てらだ:「なんだろう。アルバムかなあ。」
「ここからナラとダマヤンティーは別行動になるから、ケータイ小説風にいくね。」
SIDE ダマヤンティー(キーポイント:ほくろ)
“ナラに置いていかれたダマヤンティーは困り果てるんだけど、虎や大蛇にあって大変な目に遭いながらも生き延びて、ある国の王妃様に拾われます。その王妃様はダマヤンティーの額を見てあることに気が付きます。”
てらだ:「ほくろだ!」
“そうです。額の真ん中にある輝くほくろで、王妃様はダマヤンティーが自分の姉の子であることがわかりました。ということで王妃様はダマヤンティーが、実家である南の国に帰る支度を全部用意してくれました。”
てらだ:「太っ腹ぁ!!」
“実家に戻ると先に送っておいた子どもたちも元気に暮らしていて、親子感動の再会をしましたとさ。めでたしめでたし。”
てらだ:「やったぁ。あれ、パパ(ナラ王)は?」
“それは次回のお楽しみ。”
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次回はいよいよ最後のキーポイント“友情”です!