「おはなし劇場」って、ご存知ですか?
こんにちは、新人クルーのてらだです。
SPACでは『東海道四谷怪談』を皮切りに秋→春のシーズンの公演がスタートし広報にもますます力が入り、制作さんが奔走しております!
SPACのアウトリーチ活動のひとつである「おはなし劇場」。SPACお得意の楽器演奏、手遊び歌や語りを取り入れた、SPAC俳優さんによるパフォーマンスです。今回は、関根淳子さん・仲村悠希さんによる、宮沢賢治原作の『どんぐりとやまねこ』を鑑賞してきました。
劇場のロビーに入ると、たくさんの親子でいっぱいです。普段のSPACの公演ではあまり見られない光景です…!
まずは劇中に出てくる手遊び歌の練習。歌に合わせて真似をする子供達は、早速楽しそうです。練習の後は、仲村さんの歌う「はじまるよ、はじまるよ」の歌で、子供達の手が自然と膝の上に!
そしておはなしが始まると、お二人の綺麗で抑揚のある語りと歌、楽器の効果音、次々出てくる可愛い小道具たち。それらに子供達は終始釘付けな様子。私もつい楽しくなって、手遊び歌に参加してしまいました!
おはなしとお二人の挨拶が終わると、「楽器であそぼう」の時間。子供達は、見たことのない変わった音の出る楽器に興味津々。自由に音を出して楽しんでいました。ちゃっかり私もさりげなく参戦(笑)いやあ、ジャンベをペチペチするのは楽しいですね( ^ω^ )
SPACの作品は出演俳優さんによる演奏のあるものが多いですが、セリフや語りだけでなく楽器の音色を楽しめるのもSPAC作品の魅力ですね。楽器の音色を聞くと毎回鳥肌が立ってしまいます…ぞわぞわ!
劇中で“誰が一番偉いか”を争い騒ぐ、どんぐりの小道具を見せていただきました!とっても丁寧に作られていて感動…!!でんでん太鼓のように動かすと音が出て、騒ぐ様子を表現します。
なんと私のワガママに答えてもらい、ツーショットまでいただきました…( ;∀;)ありがとうございます!お二人とも気さくで優しい、きらきらした女優さんです。
終演後、劇中に出てきた本物のどんぐりはお土産として子供たちにプレゼント。私も一掴み、いただきました!主人公の一郎のようなわくわくした気持ちになれますね。
静岡芸術劇場で観る迫力あるステージもいいですが、観ると必ずハッピーな気持ちになれる「おはなし劇場」。定期的に各地で開催しており、俳優さんの本格的な語りや演奏を気軽に楽しめますよ♪あなたも休日の昼下がり、足を運んでみてはいかが??