「考えるワークショップ」レポート

2月 17th, 2017

合宿ワークショップに参加してきました!

シアタークルーの仁科です。
2月4日〜6日に開催された合宿ワークショップに参加してきました!
合宿がはじまってから、かれこれ5年になるそうです。30名の参加者のなかにはちらほらリピーターの方がいらっしゃいました。静岡県内の人もいれば、県外の人もいます。演劇関係者のみならず、様々な人が参加していました。

「見て見ぬフリと見ているツモリ」というドキッとするようなテーマのもと、3日間参加者と意見を交換します。一日中考えて、議論したり内省するのでなかなか大変です。リピーターの方の言葉を借りると、参加すると「脳がプルプル」します。

集合写真

1日目は、一般の観客にまじって『冬物語』を観劇しました。そのあと「ワールド・カフェ」という企画で観劇の感想を交換し合いました。「ワールド・カフェ」というのは合宿参加者以外の方も参加できます。

1テーブルに4人ほど座り、与えられた問いに対して20分間話し合います。20分経つと1人を残して席を移動します。これを3回繰り返して、様々な意見を聞きました。人によって重視しているポイントが違ったり、同じところを見ていても解釈が異なったりすることがあり、「こんな見方があるのか!」と驚きでした。

2日目はいよいよ「見て見ぬフリと見ているツモリ」のテーマに踏み込んでいきます。
ペアでインタビューをするというワークがありました。これは質問する側と答える側に別れ、あらかじめ用意された質問にそってテーマに迫るものでした。テーマに対する個人的な体験を語るものなので、なるべく寛いでやる方がよいとのことでした。ペアは15本の赤い糸を使って決めました。主催者の方が像になり(『冬物語』のラストからです笑)、その手にもつ赤い糸の端々を掴んで、解いたときに同じ糸を掴んでいた人がペアです。1人50分ずつ、内省の時間も含めて2人で2時間じっくり語ります。これがなかなか濃密な時間でした。

その日の夜には、聞き慣れない言葉ですが「オープン・スペース・テクノロジー(以下OST)」というワークをしました。参加者が5、6つほどテーマを挙げ、その人を呼びかけ人として模造紙を囲みます。他の人は好きなところに行って挙げられたテーマについて話し合います。移動も自由です。僕もテーマを挙げてみました。自分にはない視点や考え、知識が飛び交い、とても勉強になりました。

2日目の夜に交流会が24時まであり、そのあと有志で深夜過ぎまでじっくり話しました。ゆるやかなOSTのようになり、それぞれ熱い会話が繰り広げられました。飲み過ぎと睡眠不足で3日目の朝はけっこうグロッキーでした。

ワークショップ風景1

3日目はOSTと似たような「プロアクション・カフェ」というワークでした。違うのは、コーラー(提唱者)が挙げたテーマをじっくり考えるところです。OSTでは1時間目2時間目のようにテーマが変わりましたが、今回では同じテーマを何度も考えます。3ラウンドあり、毎回人が入れ替わります。ラウンドの間にコーラーが1人で熟考する時間が与えられます。各コーラーによってテーマも異なりますが、それにより雰囲気も違っていました。このワークで抱えこんでいた問題に果敢に取り組んでいるようでした。

主催者から各ラウンドごとに意識するポイントが提示されます。最後に提示されたのは「エレガント・ファースト・ミニマム・ステップ」というものです。最初の一歩は小さい方がいい、けれどどうせなら優雅な一歩がいい、という意味だった気がします。これでもかとカタカナ英語を詰め込んだ言葉ですが、なかなか良い言葉です(よく噛みます)。勇気を振り絞ってテーマを挙げた参加者の方々はエレガントにファースト・ミニマム・ステップを踏み出していました。その真剣にテーマを考える姿に胸を打たれました。

ワークショップ風景2

3日間の合宿は、普段の生活のリズムや価値観とは違っていました。とても居心地のよい時間でした。最後に「チェックアウト」という作業をします。これは物理的なチェックアウトではなく心のチェックアウトです。3日間の合宿ワークショップを振り返ります。何かが変わった人、改めて自分に気づけた人、問題が解決した人、問題がより複雑になった人、それは参加者さまざまだと思います(僕は自分の人格がよく分からなくなりました笑)。なかなか稀有な体験でした。

来年もやるか分かりませんが、オススメです!脳をプルプルさせましょう!
(編集注:次回開催時期はまだ未定ですが、来年度の秋→春シーズン内で開催される予定です。)

おためし劇場 シェイクスピアの『冬物語』

1月 13th, 2017

シアタークルー新人の仁科です。

1月8日は幕開けの迫る宮城さんの新作『冬物語』の「おためし劇場」でした!

「おためし劇場」というのは一昨年からはじまった企画です。(詳しくはこちらを

実際に劇場にきてどんな作品かを体験できます。内容は、スタッフさんより作品の簡単な説明、稽古見学、裏方さんの話などです。演劇版試食販売みたいな企画ですが、稽古中の緊迫した雰囲気や舞台装置・衣装などのギミックの話も聞けるので大変興味深いです。(しかも無料!)

劇場に案内されて入ってみると、まず目に飛び込んでくるのは氷で包まれた城内の王室のような、美しく迫力のある舞台です。氷の壁が幾何学的に渦を巻き、舞台奥へと向かう遠近法を用いたような構成で、そこにSPACの俳優さんたちが整然と並んでいます。

この氷のように見える舞台装置ですが、あまり舞台美術では使わなそうな驚きの素材を使っています。この装置は光の向きによってその表情を大きく変えます。今日みた稽古見学でもなかなかの迫力でしたが、本番ではさらに照明効果も加わり、より一層魅力的な舞台が見れそうです!

『冬物語』おためし劇場1

稽古見学では冒頭のシーンを観させていただきました。俳優は「一人二役」ならぬ「二人一役」で、各役は台詞を話す人(スピーカー)と衣装を着て身体を動かす人(ムーバー)に分かれています。楽器を演奏したり台詞を話したりする俳優は、後ろでピシッと正座をしており、台詞は表情・声色豊かに発せられます。対してムーバーの俳優は、表情が固定され、動きは制限され、さながら人形のようです。

その後の演出家トークの時間では、
なぜこのような演出をしているか、という質問が参加者の方から投げかけられました。

「観客が100人いたら100通りの見え方がありますが、俳優が演じることで役の解釈は限定されます。観客に解釈の余地を残す一つの方法として俳優の演技を抽象化させます。スピーカーとムーバーに分けることで、俳優の身体は「鏡のように」観客一人ひとりにそれぞれの見え方(解釈)をさせることができるようになります。」

というのが宮城さんの回答です。

『冬物語』おためし劇場2
他に、どんな狙いがあって『冬物語』を上演するのか、という質問がありました。宮城さんは次のように答えていました。

『冬物語』がヨーロッパで上演されるときに問題となるのは、シチリア王の嫉妬の部分です。心理造形がしっかりしているシェイクスピアにしては珍しく、嫉妬が狐憑きみたいに突飛なので、ヨーロッパの伝統的なリアリズムで上演されるときは、動機付けのためのドラマ上の工夫がなされるそうです。むしろヨーロッパ的リアリズムではないやり方でこそ『冬物語』は活きるのではないか、というのが一つの理由です。

『冬物語』はシェイクスピアの晩年の作品です。シェイクスピアの作品にはたいてい戦争や殺しが出てきますが、晩年の作品はどこかおだやかで『冬物語』では人が人を殺す場面が出てこないそうです。『冬物語』では嫉妬によってシチリア王が不幸に陥りますが、最後にはすべてが救われる奇跡が起こります。

シェイクスピアがなぜ戦争や殺しの話を書いたかというと、ヨーロッパがまさに近隣諸国と血で血を拭う歴史をたどってきたからだと宮城さんは言います。その血みどろヨーロッパの一つの解決策としてEUが生まれましたが、最近イギリスが脱退し、EUへのまなざしはひどくなっています。これではまるで歴史を遡るようです。シェイクスピアはなぜ晩年に殺しの登場しない『冬物語』を書いたのか。もういい加減戦争なんてやめてくれ、と思ったからではないか、と宮城さんは考えました。

宮城さんは稽古後のトークのはじめの方で、『冬物語』には「許し」があると話しました。『冬物語』で過ちを犯したシチリア王も、最後には救われます。トークを聞きながら、僕は相模原の事件のことを思いました。失敗した人間は叩かれ、悪いことをすれば悪人のレッテルが貼られます。近年は一層こういった空気が強いように感じます。そんな時代だからこそ「許し」のある『冬物語』を上演する意味があるのだと思いました。

<執筆者プロフィール>
仁科プロフィール写真
仁科太一(にしな・たいち)
静岡県内の学生。ドイツ文学専攻。ドイツで一年留学し、計207本の演劇を観る。静岡でも劇団に所属。

「おはなし劇場」って、ご存知ですか?

10月 18th, 2016

こんにちは、新人クルーのてらだです。

SPACでは『東海道四谷怪談』を皮切りに秋→春のシーズンの公演がスタートし広報にもますます力が入り、制作さんが奔走しております!

 

SPACのアウトリーチ活動のひとつである「おはなし劇場」。SPACお得意の楽器演奏、手遊び歌や語りを取り入れた、SPAC俳優さんによるパフォーマンスです。今回は、関根淳子さん・仲村悠希さんによる、宮沢賢治原作の『どんぐりとやまねこ』を鑑賞してきました。

劇場のロビーに入ると、たくさんの親子でいっぱいです。普段のSPACの公演ではあまり見られない光景です…!

まずは劇中に出てくる手遊び歌の練習。歌に合わせて真似をする子供達は、早速楽しそうです。練習の後は、仲村さんの歌う「はじまるよ、はじまるよ」の歌で、子供達の手が自然と膝の上に!

そしておはなしが始まると、お二人の綺麗で抑揚のある語りと歌、楽器の効果音、次々出てくる可愛い小道具たち。それらに子供達は終始釘付けな様子。私もつい楽しくなって、手遊び歌に参加してしまいました!

おはなしとお二人の挨拶が終わると、「楽器であそぼう」の時間。子供達は、見たことのない変わった音の出る楽器に興味津々。自由に音を出して楽しんでいました。ちゃっかり私もさりげなく参戦(笑)いやあ、ジャンベをペチペチするのは楽しいですね( ^ω^ )

楽器

 SPACの作品は出演俳優さんによる演奏のあるものが多いですが、セリフや語りだけでなく楽器の音色を楽しめるのもSPAC作品の魅力ですね。楽器の音色を聞くと毎回鳥肌が立ってしまいます…ぞわぞわ!

小道具

劇中で“誰が一番偉いか”を争い騒ぐ、どんぐりの小道具を見せていただきました!とっても丁寧に作られていて感動…!!でんでん太鼓のように動かすと音が出て、騒ぐ様子を表現します。

仲村&関根

 なんと私のワガママに答えてもらい、ツーショットまでいただきました…( ;∀;)ありがとうございます!お二人とも気さくで優しい、きらきらした女優さんです。

どんぐり

 終演後、劇中に出てきた本物のどんぐりはお土産として子供たちにプレゼント。私も一掴み、いただきました!主人公の一郎のようなわくわくした気持ちになれますね。

 静岡芸術劇場で観る迫力あるステージもいいですが、観ると必ずハッピーな気持ちになれる「おはなし劇場」。定期的に各地で開催しており、俳優さんの本格的な語りや演奏を気軽に楽しめますよ♪あなたも休日の昼下がり、足を運んでみてはいかが??

ナラ王様に会いに行く!関西旅~奈良編~2

10月 10th, 2016

こんにちは。新人クルーのてらだです。

先日、大盛況のうちに幕を閉じた『マハーバーラタ〜ナラ王の冒険〜』@奈良・平城宮跡。9/12(月)の千秋楽の公演の様子をお伝えします!食べてばかりのグダグダ関西旅でしたが、ようやく!ナラ王様とご対面です(^◇^)

奈良公園でゆっくりしすぎて、開演まで時間がない!急いで柿の葉寿司を買って、近鉄奈良駅から大和西大寺駅へ。急いでいても食べ物に関しては抜かりありません(笑)

電車を降りて、大和西大寺駅から現地まで15分ほど歩くと、平城京の入り口(佐伯門)にはこんな石碑が。

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710年に平城京に遷都されてから1300年あまり。この時代といえば、イザナミやイザナギ、アマテラス、スサノオが出てくる神話から、天皇の時勢に続く日本の歴史を記した「古事記」や「日本書紀」が編纂された時代。“にほんのはじまり”が綴られた、大切な節目の時代でした。そしてここは遠い遠いご先祖様たちの作った、日本の中心。なんだかとても不思議な気持ちなりました。

…そんなことをしている場合ではない!急げ!!(笑)

早足で草むらの間の遊歩道を歩いていくと南の方角には朱雀門が。…遠い。

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焦るあまり、北の方向に見える大極殿は撮り忘れてしまいました(>_<)

そして東へ東へ歩いていくと・・・見えてきました!!!!

舞台が見えると、わくわくしてきます(*^^*)

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既にお客さんが整列していましたが、セーフ!何せ、取ったチケットの整理番号が3番だったので、何としても最初の方に入りたかったのです・・・。(謎のプライド)

いよいよパンフレットをいただいて入場します。

入り口ではSPAC芸術総監督の宮城さんが笑顔でお迎えしてくださいました。宮城さん!!知らない土地で静岡の人に会うと、ホッとします(笑)

入ってまず、円形ステージの大きさにかなりびっくり。

客席前方には演奏隊のステージがあり、楽器が並んでいます。

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6時を過ぎると、日が暮れるのがあっという間。夕方から雨の予報が出ていて、空はどんよりした曇り空。なんとか持ってほしい!

開演時間を迎えると演奏隊の皆さんが現れ、ひとりずつ打楽器を手にリズムを取り、打ち鳴らし始めます。観客はその様子を静かにじっと見守ります。風が吹きます。

するとステージ正面に見える木に人影がゆらゆらと映り始めます。客席はどよめき、視線は影の正体へ。ナラ王御一行様の登場です(号泣)!!夜の闇に浮かび上がる白く煌めく衣装は、それはそれは美しく、打楽器の音色と共に幻想的な絵巻物の世界に引き込まれていきます・・・!

登場人物はもちろん、小道具や劇中に出てくる動物たちの表現方法も非常に面白く、このブログではすべての感想は語りつくせないのですが、貴族のお姫様とは思えないダマヤンティのサバイバーっぷりにすっかり魅せられ「私も負けてられないぜ!」と思いました(笑)!「ナラ王の冒険」と銘打たれたこの作品ですが、ダマヤンティのひたむきな愛と芯の強さが色濃く出ていて、その強さで夫のナラ王を立てる“賢い女性”の描き方が印象に残りました。

奈良のご当地ネタや“ダマヤン茶”のコマーシャルなど、ユニークで笑いを誘う楽しい場面も多く散りばめられており、これも『マハーバーラタ』が人気演目である理由のひとつなのだと感じました。

終演後、お客さんが口々に「楽しかった!」「これからSPAC観に行っちゃいそう。」と言って帰られるのを聞いて、私も嬉しくなりました!そして、ステージのライトアップされた木々も幻想的でした!

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すったもんだの関西旅ではありましたが(笑)県外だったからこそ、SPACの魅力を再発見できた公演でした!

ナラ王様に会いに行く!関西旅 ~完~

ナラ王様に会いに行く!関西旅~奈良編~1

9月 28th, 2016

こんにちは。新人クルーのてらだです。

先日、大盛況のうちに幕を閉じた『マハーバーラタ〜ナラ王の冒険〜』@奈良・平城宮跡。引き続き、9/12(月)の千秋楽の公演レポートをお送り・・・する前に、奈良のゆるゆる観光にお付き合いください・・・!

 

今回はようやく、奈良に上陸です!

まずは近鉄奈良駅で降りて、ならまちへ!

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商店街のアーケードからから少し離れると、こんな素敵な路地が!中国人観光客の集団に「写真を撮って」と頼まれ、8組ほど相手をしました(笑)

 

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水辺沿いのベンチではカップルがまったりくつろいでいて、羨ましく思いました〜( ^ω^ )

 

さて次に、高速餅つきで有名な「中谷堂」さんのよもぎ餅を食べました!

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お餅つきは見られませんでしたが、まだほんのり温かい!猫舌の私には丁度いい温度。よもぎの香りが広がって、とても美味しかったです!!写真は撮れませんでしたが、大仏プリンとカレーパンも食べました(*^^*)

行く先々で食べ物にばかり気を取られる始末(*_*)お店の方と店先でお話するのも楽しくて、どんどん時間が過ぎてゆきます・・・。

 

次に奈良公園へ。

おばちゃんから鹿せんべいを買ってかじってみる。とうとう鹿のエサにまで手を出すてらだ。少し苦味と米ぬかみたいな味がしました!

味わっているといつのまにか5頭ぐらいの鹿に囲まれ、写真を撮る間も無く、瞬く間に鹿せんべいが消えました…(笑)手が動物園の匂いです(笑)

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こちらはおとなしい小鹿ちゃん。カメラを向けると近寄ってきてくれました。かわいいですね(*^^*)

 

時間がないため、早足で興福寺を見学。東大寺にも向かいたかったのですが、そろそろ会場へ向かわなくては間に合わない時間に!お寺をもっと散策したかったのに、これじゃ食べ歩きツアーじゃないか!!!?

 

次回はいよいよ!平城宮跡に足を踏み入れます!ナラ王様〜!

ナラ王様に会いに行く!関西旅~京都編~

9月 27th, 2016

こんにちは。新人クルーのてらだです。

 

先日、大盛況のうちに幕を閉じた『マハーバーラタ〜ナラ王の冒険〜』@奈良・平城宮跡。

9/12(月)の千秋楽の公演を観劇して参りました!奈良でナラ王御一行様を観られるなんて、誰も予想していなかったでしょう!(笑)わくわくどきどき!

ここからはしばらくナラ王様は出てきませんが、お付き合いください(°_°)

それでは、出発!

 

関西への上陸は中学校の修学旅行以来(笑)当時を思い出しつつ、朝一のバスに乗り込んでまずは京都へ向かいます!

 

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京都駅着!バスを降りてみると、視界に入りきらないほど大きくそびえる京都駅が!…大きい。後ろには京都タワーも見えます!!

早速、事前リサーチで絶対食べると決めていた京都駅伊勢丹内にある「中村藤吉本店」さんに向かいます!20組ほどの行列に心が折れそうになりましたが、空腹を我慢して並ぶこと30分(泣)席につけた頃には、げっそり…するも先に出てきた温かいほうじ茶で生き返りました。

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そして待望の餡蜜が来ました!わーーい!写真中央の抹茶をかけて頂きます♡

そのままはもちろん、つぶあん、抹茶アイスや果物を最中に挟んで食べることもできます。下に入っていたのはこの店イチオシの生茶ゼリー。濃くて香り豊かな抹茶の風味と寒天のぷるぷる感がたまりませんな!

 

バキュームのように餡蜜を吸い込んだてらだは、次の目的地へ向かいます。

京都駅烏丸口から徒歩10分。てくてく。

 

京都の街中にある、素敵な庭園!

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前回の記事でマハーバーラタのポイントを分かりやすく解説して下さった、クルーのしゅんさんオススメスポット「渉成園」にやって来ました!

渉成園は東本願寺の飛地境内(別邸)。写真は吹き放しの廊下で池に面した臨池亭。他にも園内は自然でいっぱい!この時期は睡蓮や百日紅が咲いていました。どの時期に来ても楽しめそうです!外国人の観光客も多くいらっしゃいました。受付にいた警備員さんと仲良くなり、ゆっくりしすぎたせいか、予定していた滞在時間を大幅にオーバー(笑)駅への帰り道、揚げたての誘惑に負け、コロッケを食べました!

 

京都編はここまで!

次回はいよいよナラ王様の待つ、奈良県へ上陸です(^^)/

『マハーバーラタ~ナラ王の冒険~』ってどんなお話??~その4~

9月 8th, 2016

こんにちは!新人クルーのてらだです。

今回は『マハーバーラタ~ナラ王の冒険~』を楽しむための最後のキーポイント“友情”です!しゅんさーん!!

 

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SIDE ナラ(キーポイント:友情)

“一方、ナラはいろいろあって今は前の見た目とは違って、なんというか、ブサイクでした。蛇にかまれて姿を変えられてしまったんだ。そうして、ある国で御者として働いていました。”

てらだ:「ブサメン…。」

“ちょうどそのころ実家に戻っていたダマヤンティーは、もう一度婿選び式を開催することにしました。もちろん、ナラが仕えていた北の国の王も行く気満々でした。しかし、式は明日の朝と突然のことで、あまりに遠く式には間に合いそうもない。ただし、馬術の奥義を極めたナラが馬を操れば、ぎりぎり間に合うかもしれないということで一同は婿選び式に向かうことになりました。”

てらだ:「頑張れー!」

“その道中、北の国の王があの木の葉の数を当ててみよと言い出しました。”

“ナラは一生懸命に数えるんだけど、どう考えても数えきれない。”

てらだ:「そりゃそうだ。」

“でも北の国の王にはそれができました。そこでその方法を伝授する代わりに馬術の心得をナラから教えてもらうことにしました。さて、そんなことがありつつも婿選び式についてみると、なんと一番乗りでした。”

てらだ:「やったぁ\(^_^)/」

“もちろん、ナラはダマヤンティーを疑いのまなざしで見ています。自分のことはもうどうでも良くなってしまったのか?森の中に置いていったから嫌いになってしまったのではないか?”

てらだ:「ダマヤンティー、気づいて!」

「じつはダマヤンティーは婿選び式をすれば、ナラが来る、なぜなら明日の朝にここまでこれるほど速く馬を走らせることができるのは、ナラしかいないと信じていたんだね。強い愛だね。」

てらだ:「それでそれで??」

「そこからは、見てのお楽しみ!!『マハーバーラタ~ナラ王の冒険~』奈良公演をどうぞよろしくお願いします(*^^*)」

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東アジア文化都市2016奈良市 舞台芸術部門
SPAC『マハーバーラタ ~ナラ王の冒険~』

9/  9(金) 18:30
9/10(土) 18:30
9/11(日) 18:30
9/12(月) 18:30

会場:平城宮跡(東区朝堂院) (全席自由)

上演時間: 約110分

詳細はこちらをクリック

『マハーバーラタ~ナラ王の冒険~』ってどんなお話??~その3~

9月 8th, 2016

いよいよ『マハーバーラタ~ナラ王の冒険~』奈良公演が開幕を控え、現地のお天気が気になってきた、新人クルーのてらだです。

今回はこの話の最も重要かもしれないキーポイント“着物の切れ端”と“ほくろ”です。

しゅんさん、続きが気になります(>_<)

 

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「さて、国外追放になってしまったナラとそれを追ってきたダマヤンティーは森の中で木の実を食べたり水を飲んだりして過ごしていました。まさに極貧だね。」

てらだ:「かわいそう…。」

「このままの生活をダマヤンティーにさせるわけにはいけない!と思い立ったナラはダマヤンティーを森の中に置いて行ってしまうんだね。まさに苦渋の決断。断腸の思いで、という感じだね。でも立ち去ろうとしたとき、ナラはダマヤンティーの着物の袖を少し切り取って持っていくんだ。これがあれば遠くにいても近くに感じられるからね。」

てらだ:「(号泣)。」

「悲しい別れだねぇ。ところで、てらだちゃんはこれがあれば“遠くにいても近く感じられる”なんてものはあるだろうか?いまはスマホとかもあるからねぇ。なかなかないかなぁ?しゅんは今タイに留学中だから、やっぱり日本米を食べると日本を感じるかな。タイ米のさらっとした感じじゃなくて少し粘り気のある日本米がやっぱりいいなと思っちゃうな。」

てらだ:「なんだろう。アルバムかなあ。」

「ここからナラとダマヤンティーは別行動になるから、ケータイ小説風にいくね。」

 

SIDE ダマヤンティー(キーポイント:ほくろ)

“ナラに置いていかれたダマヤンティーは困り果てるんだけど、虎や大蛇にあって大変な目に遭いながらも生き延びて、ある国の王妃様に拾われます。その王妃様はダマヤンティーの額を見てあることに気が付きます。”

てらだ:「ほくろだ!」

“そうです。額の真ん中にある輝くほくろで、王妃様はダマヤンティーが自分の姉の子であることがわかりました。ということで王妃様はダマヤンティーが、実家である南の国に帰る支度を全部用意してくれました。”

てらだ:「太っ腹ぁ!!」

“実家に戻ると先に送っておいた子どもたちも元気に暮らしていて、親子感動の再会をしましたとさ。めでたしめでたし。”

てらだ:「やったぁ。あれ、パパ(ナラ王)は?」

“それは次回のお楽しみ。”

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次回はいよいよ最後のキーポイント“友情”です!

 

 

『マハーバーラタ~ナラ王の冒険~』ってどんなお話??~その2~

9月 8th, 2016

食欲の秋が近づいてきて、ますます肥える予定の新人クルー、てらだです!

前回に引き続き、『マハーバーラタ~ナラ王の冒険~』のあらすじ・ポイントをベテランクルーのしゅんさんに分かりやすくレクチャーしてもらいますよ!

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「さあ、第2回目のキーポイントは“博打”です。

ナラとダマヤンティーは結婚して子供もできて幸せに暮らしてたんだけど、ある日ナラが儀式の前に手を洗い忘れたかもしれないって焦りだすんだね。そんな心の隙に入り込んだのが悪魔のカリだった。カリはダマヤンティーの婿選び式に間に合わなくて、その時に神様たちに馬鹿にされた腹いせもあったんだろうね。カリがナラに入り込むとなんと!」

てらだ:「なんと!?」

「ナラはなんだか、博打がしたくなってきちゃうんだね。」

てらだ:「えええ…」

「それでまたちょうどダマヤンティーを狙っていたナラの弟“博打勝負をしようと”言ってくるんだね。」

てらだ:「なんてタイミング!」

「ナラは負けに負けてしまってついに国ごと全部、弟に奪われてしまいました。」

てらだ:「無一文になっちゃったんですか?」

「そう。ダマヤンティーと子どもたちを除いてね。国王の座は賭けてもダマヤンティーだけは手放さなかった。愛だねぇ。」

てらだ:「ナラいいやつ…!」

「ところで、てらだちゃんは気になっちゃってしょうがないことってある?しゅんは、たまに家を出てから鍵かけたかなあとかエアコンきったかなぁとか気になって仕方がない時がある。心の隙だね。カリが近くにいたらやばかったかも…。」

てらだ:「私は今日の晩御飯が何なのか、気になって仕方がないです!!!」

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皆さんも、心の隙にはご注意を!(笑)

次回は、3つ目・4つ目のポイント“着物の切れ端”と“ほくろ”です!

『マハーバーラタ~ナラ王の冒険~』ってどんなお話??~その1~

9月 8th, 2016

こんにちは!新人クルーのてらだです。

9月に入り、気づけばもう秋の気配。そして今週9月9日(金)から12日(月)まで、SPACは世界遺産・平城宮跡で『マハーバーラタ~ナラ王の冒険~』を関西初上演します!!

 

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というわけで、SPAC版『マハーバーラタ~ナラ王の冒険~』のあらすじ・ポイントをベテランクルーのしゅんさんに分かりやすくレクチャーしてもらいました!これを読めば貴方もナラ王!(笑)それではしゅんさん!お願いします(*^^*)

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「新人クルーのてらだちゃんにマハーバーラタのあらすじを教えてほしいって頼まれたんだ。はい、ということで今回あらすじに出てくるキーポイントを5つ紹介しますよ。」

 

  1. 不思議な力
  2. 博打
  3. 着物の切れ端
  4. ほくろ
  5. 友情

 

「まずは“不思議な力”について。」

てらだ:「不思議な力?」

「マハーバーラタはね、ナラ王というイケメンさんとダマヤンティーというべっぴんさんが出会って結婚するところから始まるんだ。」

てらだ:「美男美女カップルってやつですね!ヒューヒュー!」

「その前に、ダマヤンティーは神も見惚れる美しさ。本当に神様が婿選び式に来ちゃうんだ。でもあまりにもナラが良い奴だったから神様は身を引いて、しかも不思議な力を彼に授けることにしたんだ。」

てらだ:「どんな力なんですか?」

「水の入っていないかめに水を湧かせたり、手から火が出せたり。」

てらだ:「怖い(・o・;;;)」

「そんな力あったら確かにめっちゃ怖いけどね。でもこの与えられた力はナラがナラであるという印になるんだけど・・・これはまた次回お話するね。」

てらだ:「えぇ~気になる!!」

「ところで、てらだちゃんは不思議な力が持てるとしたらどんなのがほしい?」

てらだ:「私なら・・・食べ物を無限に出せる力がいいな(・∀・)ニヤニヤ」

「(失笑)。」

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次回は、2つ目のポイント“博打”!お楽しみに~~。


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