聴覚障害者福祉と手話通訳者の社会的地位の向上を目指し、手話や手話通訳、聴覚障害者問題について聴覚障害者団体と共に活動を行う「静岡県手話通訳問題研究会」で毎年開催されている「静通研講座」にSPACが登場します！

今回の講座では、SPACインクルーシブシアターてあとるてをとる『ちかくにあるとおく ～鏡の国のアリスより～』で取り組んだ障がいを持つ⽅々も一緒に楽しめる作品作りの工夫や舞台裏などをご紹介します。また、本作の出演俳優・三島景太による演劇ワークショップも実施。⽬の前の相手に「どうすれば伝わるのか」を考えながら、「演じる」ことのプロである俳優と一緒に体を動かしながら楽しく演劇体験をしましょう。
　
誰もが楽しめるお芝居ってどんなの？
2023 静通研講座「演劇を感じよう！」
日時：2023年12月9日（土）13:30～15:30（受付13:00～）
会場：シズウエル 5階 集会室
参加費：無料　※手話通訳付
　　　（事前申込不要、どなたでも参加できます。）
講師：三島景太

　
～「静通研講座」企画部より～
“障害のあるなしに関わらず誰もが・・・”、“多様性”、“共生社会”とはよく聞く言葉ではあるが、例えばまずこの舞台への取組の情報をどうやって届けられるのか、をSPACも新しい取り組みとして模索中とのこと。私たちの活動にも通じるところではないでしょうか。
手話通訳者や学習者にとって求められる表現力や演技力へのヒントになり、ろう者の参加者からは舞台芸術への率直な反応をもらってお互いに学び合い、音声・音楽等の効果に頼らずにできることを一緒にさがしたいです。この静通研講座で何かに気付けたら嬉しく思います。